喩え話しが、役に立つのは、『比較する』ってこと。
比較すれば、『今まで思い込んでいた、思い込み』も客観的に見れたりするのね。
喩えた二つのもの。
そんな、合わせ絵で重なったところに構造が浮かび上がるわけだね。
でね。今回は放送業界とスマホガチャゲーム業界。これって、少し似てるとこあると思うのよね。
民放の場合
商流の主役たちを考えるね。言わずと知れた民放のプレイヤーはこの3者
①テレビ局
②スポンサー様
③一般視聴者
ここでは
(1)②は①にお金を渡す。
(2)①は③に番組提供する。
(3)③は②の認知度を得る。
という構造。
この関係性ってスマホガチャゲームの場合にも言える部分あるなって思うんですよね。
①運営
②重課金廃課金
③その他一般ユーザー
ここで重要なポイントは一つ
②は③がいなけりゃ資金は出さない
という事実だね。
テレビは③への認知度で②が資金を出す価値が出る、ゲームは③への優越感的な喜びで②が資金を出す意味合いが出るわけ。
実際、視聴率の稼げない番組に②が資金を出さないのと同様に、過疎ってるゲームにから②は逃げるわけで。テレビの②は視聴率の高い番組に乗り換えるだろうし、ゲームの②は人気出そうなゲームに乗り換えがちだよね。
同じ資金なら、価値のある方に流れるわけよ。
その価値を高める方法はただ一つ。
いかに③の数を増やすか。
てのにかかっているって事なんだよね。
運営のそれぞれの業界のやり方
民放のテレビ局の①は、②は営業部が担当して③はマーケティング部が担当するというように、まったく別々の部署が別の目的に特化して活動するわけ。
マーケティング部は「どうすれば番組をより多くの人に見てもらえるのか」を③を分析して提案。
営業部は視聴者のついた枠を欲しがっている②のスポンサーに向け売るのよね。②と③を、それぞれのニーズに応じて仕事をしている。
それは『いかに③の数を増やすか』が最も大事な事なのかを理解しているからなんだよね。
一方で、スマホガチャゲームのマーケティングは、②と③をごちゃ混ぜにして考えているんだよね。
スマホガチャの②の重課金廃課金は、多くて数パーセントを増えることはないし、重課金してドヤりたいとは殆どの一般ユーザーはさほど思っていないわけ。だから③はRPGとかゲーム自体を楽しめないと感じれば当然減るわけ。
当然だね。
②は、課金しただけちゃんとドヤって優越感を感じる必要があるから、③が大勢いて自分がドヤれていれば楽しいけど、②ばかりが残って過疎れば、相対的に課金の価値が下がるので、モチベが下がって最終的には他のゲームに流れるって仕組み。
②と③はそもそも目的が違っているって思わないとまずいのよ。だから②だけ意識しても③の数が増えないのは当然
なのよ。
テレビで言えば、視聴者のニーズを無視して、スポンサーの顔色だけを伺って作った番組が視聴者からソッポを向かれるのと同じように、スマホガチャゲームでいえば一般ユーザーの嗜好を無視して重課金廃課金の声だけが響くようなゲームが過疎っていくわけなんですよね。
だから、そろそろわかってくださいよね。
業界の運営さん。
業界の運営さん。
イベントは③の数を増やすのが目的なのよ。一般③がクリアできないようなクエストやってたらダメでしょ?
『いかに③の声を聞いて③の数を増やすか』が最も大事な事だってこと。そろそろちゃんと理解してくださいなって思うのよね。
ほな、また。
(後で思ったのですが、もし https://masters.caravan-stories.com/posts/nanmovnj でも書いたようなところがもしあったとすれば、運営のやり方云々の話以前のお話にもなるんですが。どうなんでしょうね。ただ、いずれにせよ、
https://masters.caravan-stories.com/posts/ubfootfs でも書いたのですが、数字いじりやる前に、
【『何』を『誰に向けて』『なんのため』にガチャゲーム業者の人達はご自身が売っているのか】
を、もう一度見返す必要があると言う所に、結局は戻る気がするんっすよね。)
(後で思ったのですが、もし https://masters.caravan-stories.com/posts/nanmovnj でも書いたようなところがもしあったとすれば、運営のやり方云々の話以前のお話にもなるんですが。どうなんでしょうね。ただ、いずれにせよ、
https://masters.caravan-stories.com/posts/ubfootfs でも書いたのですが、数字いじりやる前に、
【『何』を『誰に向けて』『なんのため』にガチャゲーム業者の人達はご自身が売っているのか】
を、もう一度見返す必要があると言う所に、結局は戻る気がするんっすよね。)
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【編集後記】
色々あったので、バナナ的注意事項って意味で、リンク載せてます。
多くの方々は、問題は無いのです。こういった場には様々な方がおられる事を今更ながら感じています。『何言ってるんだろう?』って他の方は思うかもしれませんが、「そんな経緯があったのね」と。そして「再び怖い思いをしないための自己防衛」だとフワッと理解いただければ幸いです。大事な事なので『一応皆さんもよろしくね。』という事です。
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