hanageです。

　長い長い旅日誌初投稿の余波なのか、使い始めた日誌投稿機能を腐らせるのがもったいないと思ったのか、冒険譚で一年を振り返りながら、それを何回かに分けて投稿してみようか、と思い立ちました。

　初心者の心、とタイトルにいれたのは、どうせ振り返るなら、ついでに初心者向けのあーだこーだも織り交ぜればいいなと、考えたからです。　初心者向けアドバイス、初心者指南、はじめてのあれこれ、とイアルに降り立った数々のプレイヤーがこすりにこすった投稿内容ですが、星の数ほど存在するならもう何個か増えたところで問題はないでしょうし、そういうハウトゥーは数が多い方が真偽を見極める目を養うのにいいかとも思えたので、投稿に踏み切りました。　前置きここまで。


　～山に登るなら地図とコンパスを用意しろ～

　登録してゲームを始めるなら、まずはそのゲームのwikiなり攻略情報なりを見ておくことをおすすめします。　最近のゲームによくある事として、運営の用意したマニュアルがマニュアルにならない問題があります。　古のテトリスの如く、ブロック落ちてくるから横一列に並べて消せ、積み上がったら負けな、で済むような単純なゲーム等、絶滅危惧種に近いのではないでしょうか。

　そういう未知の山脈にアプローチするなら、事前に地図（情報）とコンパス（指針）を手に入れておけ、というわけです。　地図なんていらない！それが冒険！！という尊敬すべきチャレンジャーもちらほら見かけますが、そういう方は大抵遭難するか、要救助者になって捜索隊（他プレイヤー）のお世話になるのが落ちです。　しかも懲りないので質が悪いのです。　私としては、先人が開拓してくれたルートが調べればどこかしらにあるのだから、感謝の気持ちをこめてありがたく使わせていただくのが道理と思います。　下調べすれば、無駄のないゲームプレイが出来ますし、何だったら登山前にUターンだって出来るわけですから。　だから、地図とコンパスを用意しろ、と。　まぁ、この日誌に目を通している時点で手に入れていないならすでに手遅れかもしれませんが、悪いことは言わないから一度は目を通してみましょう。　いいことあるかもよ？


　～キャラストは筋書きのある自由なドラマ、でも先ずは4種族から～

　地図とコンパスを片手に登録が済んだら、チュートリアル開始です。　4種族の中から好きな種族を一つ選んで、ネロ到達を目指しましょう。　まぁ、この日誌を読んでいる方は、4種族なんてすでに終わらせて、何だったら既にゲッシーモフモフ！リザードマンツルツル！！とキャッキャうふふしているのでしょう。　そうでないなら、私からのアドバイスはこちら。

　一つ目の種族は世界観を楽しんで比較的丁寧に、
　そこから先は4種族クリアまで一気に駆け抜けろ。です。

　キャラストは筋書きのある自由なドラマ、と書きましたが、つまるところこれは、開発者がよこしたストーリーと推奨攻略方法はあるがそれをするかどうかは本人次第、ということです。　極論を言えば、フォルカ村から出立してすぐの道で、やーっ！あたいラットルと一生あそんでぅー！！と駄々をこね続けてもいいのです。　「なんでホタルすぐ死んでしまうん？」と聞いてくるいたいけな少女に、「実はホタルは成虫になると口器が退化するため、一切食事ができない。そのため幼虫時代に蓄えた栄養が尽きるとすぐ死ぬのである。」（他サイトから丸々コピペ…知らんかった！）と空気を読まずに切り返してもいいのです。　この後、少女が栄養失調で亡くなる運命なのは変わりませんし、ラットル君と愛の逃避行を続けていても、ヴァルメルのハゲに毛が生えることは一生ありません。

　では、何故、そういうことをせずに運営の思惑に従ってネロ行きを勧めるのか。それは、チュートリアルをクリアしないと解放されない機能やコンテンツが沢山あるから、です。　代表的なものを挙げれば、期間限定のイベントは参加条件に〇〇種族でネロ到達というものがある、とか、ネロに到達出来ないと討滅ダンジョンに参加出来ない、とか、とにかく色々です。

　だったら機能の完全解放を目指して、4種族とも一気に駆け抜ければいいじゃない、と思われるかもしれませんが、そこは私のこだわり。

　出来るなら、最初の種族くらいはじっくりとキャラストの世界観を楽しんで、何より自分の足で操作をしてこのイアルになれてほしいと思うからです。　私自身も、最初にヒューマンでプレイしてやっとネロに到達したときの達成感と、その道中のワクワク感が、その後のゲームプレイのモチベーションの中心にあるような気がするのです。　時間は惜しいけれど、でもキャラストを楽しんでほしい、そう思う私の折衷案でした。


次回に続く。（続けられるのかな？）

hanage