※チラシの裏です。超長いです。極めて個人的な内容なので、見たい人だけ見て下さい。



　（表）の旅日誌で最後にふれたように、ここでは飛翔加入から歓迎会に至るまでの補足と、度々起こる私のプレイヤーネームにまつわる諸々をチラシの裏のように書き連ねておこうと思います。　重ねて、極めて個人的な内容なので見たい人だけ見て下さい。


　～私のプレイヤーネームについて～

　私の「hanage」というプレイヤーネームとは、もう随分長い付き合いになります。　別ゲームを含め長いことこの名前を使っていると、読み方や名前の由来を尋ねられることが度々起こります。　で、由来は何かと言えば、「鼻毛」をローマ字にしただけです。　そう答えると、まぁ皆さん吹き出すか驚くか、何でそんなものを名前にしたの？と不思議がるわけです。　そりゃ、格好良くて綺麗なスパイスの効いた名前を考えようと思えば考えられると思います。　実際、以前はそうやってプレイヤーネームを丁寧に考えていましたが、自分程度の常人の思考で頑張って考えた綺麗な格好いい名前って、意外と被るんです。　時間をかけて遊ぶゲームの世界観とか色々加味して登録しようと思った名前が、それもう使われてるから、で使えないわけです（最近はこの辺に配慮して被ってもおｋだったりいつでも名前を変えられるようにしたゲームが多いですね）。　もうね、ゲーム始める前から疲れるわけです、頭が。

　で、ある時、もういっそ誰も使わないような名前を適当に付ければいいや、と思ったわけです。　そうして考え出すと、でるわでるわ不適切な単語のオンパレード！　その中から自分的には語感が良くて、あからさまなNGワードでもなく、何より意識の低い単語として選んだのが「鼻毛」でした（胸毛と脇毛は最終選考でおしくも落選しました）。　でも、ここでハタと思う。　これ、自分は良くてもそのまま漢字にすると他のプレイヤーさんに鼻毛と入力することを強いる＆チャット画面で鼻毛って文字を見ることになるのか、と。　だったら、と漢字でない「鼻毛」で適当なものは何か？行き着いた答えは、ローマ字でした。　ぱっと見「はなげ」と読めず、読めたとしても本当に「鼻毛」なのか確定出来ない曖昧な文字。　後、アルファベットにすると何かおしゃれじゃん？　実際、使ってみると概ね狙った通りの反応が得られました。　後、これは良い意味での誤算でしたが、外国語（英語やフランス語）の言葉と誤読して下さる方（飛翔の方が初めて私の名前を見たとき、実際そうだったみたいです。　ギルドチャットではちょっとした騒ぎになってたみたいで、そんな得体の知れないのが声をかけてきたんだからなぁ・・・してやったり）がいたり、何よりこの名前のおかげで初対面の時にひとネタ仕込めるということに後々気付きました。　その後、女性主人公しか登場しないゲームで且つ主人公名＝プレイヤー名のゲームを始めたとき、さすがに女子に「hanage＝鼻毛」はないだろう、ということになって「花華（ハナにレンゲのゲ）」という当て字を付けるに至りました（hanage以上の誤読率、もはや原型が鼻毛であったことは誰にもわからない）。　イアルでは使ってないじゃない、と思われるかもしれませんが…安心して下さい、女性アバターの名前はちゃんと花華にしています。


　～歓迎会の場所とキャラ～

　歓迎会にあたって、ギルマスさんから場所とキャラクターを決めておいてね～。と言われていました。　当日まで特に指定しないまま現場でお伝えすることになってしまいましたが、自分の中では色々考えたり、あちこちMAPを探索して候補を絞ったりしていました。　ゲッシー縛り（出来ればキャラ被り無し）を選んだのは、まぁこれは私がキャラストを始めた動機の一番に来る事、ゲッシーがいたから、です。
　所謂、ケモノ・獣人が充実しているゲームは、ジャンルとしてマイナーなせいかそう多くありません。　それが、独立した種族＆操作可能＆専用ストーリー有りとなると本当に少ないのです。　なので初めてキャラストを見つけたときは、攻めてるな！と思わず画面の前で叫びました。　全身毛むくじゃらのモフモフパーティが組める！　始めないという選択肢はありませんでした（時期も素晴らしかったです。　丁度ビースターズコラボの真っ最中でした）。

　で、どのキャラをどう育てようかと考えて真っ先に候補に挙がったのが、風属性物理範囲シューターの、わーたんことワウガガでした。　癖がなく通常プレイでPT加入、加入後の装備製作で初めて★5装備が出来たのもワウガガでした。　結果、我がキャラバン内でのぶっちぎりBPトップになっています。　これは撮影会のキャラに採用しないと、ということで自分の選んだキャラはワウガガになったわけです。

　さて、ここでメンバーさんの提案によって、もう一カット撮影のチャンスが回ってくることになったのですが、どうせなら違うキャラに変えようかな、と急遽選んだのがガルゴゴさんでした。　ガルゴゴさん、強いか？と聞かれれば正直微妙、それは自分の中途半端な育成状況ですでにBPランク入りしているという哀しい現状を見れば一目瞭然ですが、じゃあ何で闇属性遠距離火力で手持ちのバストラル（★6メインまである）とヒャッハーエルフ（イベント配布でこれだけマシマシに強いのすごくない？）を差し置いて育てているのか、何だったら★6メイン三本を生け贄にしてメイン★6まで作ったのか。　それは★6サブの合成失敗でガルゴゴさんの★6が出来たからです。

　当時、ガルゴゴさんの私の中での位置付けは、ゲッシーだから★6までは育てよう、その後は未定、くらいの場所にいました。　かわいいから★6ほしい…でもデュエルくらいしか使わないし、と思っていたミャルロより断然下でした。　そんな時、ぽん！と★6「幻夢のクラスプ」が手にはいったわけです。　…ガルゴゴさん…哀しいね、ゲームでの日の当たらなさも含めて哀しいね（吸血鬼だから日は当たらない方がいいのか）。　この瞬間、私の中での思い入れ深い、育成候補キャラにガルゴゴさんがグインと乗り込んで来たわけです。　そうして最近、コスパ（ある程度）度外視で★6メインも合成し、BPランクインも果たしたわけです。

　そんなゲッシーたちといえば、やはり撮影場所はゲッシー領、はじまりの地、ナルポポ集落、というわけでした。


　～お前今まで何してた？どうして飛翔にやってきた～

　ゲームを開始してから最初のギルドに加入するまで、それほど空白期間は空いていなかったと思います。　ゲーム開始からほぼ一ヶ月後にエニグマ参加＆討伐の記録が冒険譚に残っているので、おそらくその前辺りで加入したんだと思います。
　そのまま、飛翔にやってくるまでずーっと、同じギルドにお世話になっていました。　普段のプレイ時は基本個人の自由でギルドチャットも静か、エニグマ討伐かイベント強敵討伐の時にギルマスさんが声かけして、みんなで集まってプレイするくらいのものでした。　こう書くと随分さびしいギルドだね、という印象を受けてしまうでしょうけれど、そんなギルドに一年以上在籍して来たのは、そこのギルマスさんとサブマスさんの人柄が特に良かったからだと思います。　静かで落ち着いているけれど、居心地の良いところ、前のギルドはそんなギルドでした。　静か、というのも、こちらから発言しなければというだけで、あれをしてほしい、これを手伝ってほしいとお願いすれば、二つ返事で協力してくれたのだと思います。　でもまぁ、できる限り個人で出来ることは個人で頑張ってやるが性分の私としては、ことある毎に声かけするのもなぁ、と思ってやっていました。

　そうやって一年以上が経過して、そろそろ他のギルドにも在籍してみようか、と思い立ち、ヴァラ鯖のギルド（ネクスト異物混入先）を調べ始めました。　次のギルドは今のギルドとは違った雰囲気の所がいいな、賑やかで、活発で、ギルド単位でのイベントも積極的にしている所…。　飛翔騎士団はごく自然、そして当然にその候補に挙がってきました。

　ですが、賑やかで活発なギルドといえば、他にも候補はあるわけです。　先方が、お前のような体毛はいらん！というかどうかはさておき、どうして飛翔を選んだのかというと、その決定打はメンバーの募集方法でした。

　ギルドメンバーを増やして、活発なギルドにする。　そう考えたら大体のギルドが行うことは、活発な勧誘、分け隔てない人員受け入れ、です。　勿論これは理にかなっている行為だと思います。　でも、それをやろうとして大体が失敗するんです。
　理由は私が思うに二つ。　入れたメンバーがすぐ来なくなって不良枠が増える＆辺り構わずウェルカムした結果、招かれざる客も来てしまった、です。　こういう基本無料のゲームは長期間プレイを続けていく人より、圧倒的に短期間でやめていく人が多い印象を受けます。　自分が始めた後、ギルドに新人で加入して光の速さで一足お先に引退していったプレイヤーの数々、皆さんも経験があるのではないでしょうか。　そういった、やめていく人を適切に処置出来ず、結果ギルドが廃墟と化すパターン、ギルド運営あるあるだと思っています。　でも、あるあるなパターンなわけですから当然先に対処法を用意しているギルドもあるあるです。　○日ログイン無しで除名、〇〇くらいの強さ（プレイヤースキルがある）人以上、鉄板のお約束によって、この問題はある程度解決出来るわけです。

　で、問題は二つ目。　窓を全開にしていたらスズメバチが室内にＩＮ！というやつです。　これもあるあるですから、各ギルド毎に、前もって〇〇出来ない人はNG、とか、承認制にして加入前に一度クッションを設ける等、様々な対処法を考えているようです。　気の合う仲間との苦労は美味しいお酒のツマミに変わるかもしれませんが、気の合わない奴とのトラブルは現金を積んででも頼みたくない外れメニューにしかなりません。　ですから、世のギルマスが頭を悩ませて美味しいツマミレシピ（対処法）を考えるわけですが、これが中々うまくいかない。　まぁ、加入前の意気込み一言、〇〇までプレイしているという経歴なんて、正直気休めにしかならないわけです。　そんなもので人間の内面が看破出来たら、こんなに人生苦労していません。　一瞥して格好いい名前だな、と思ったら鼻毛だった、しかも何か知らんけど向こうから声をかけてきた、そういう悲惨なケースが過去に報告されたという事実もございます。　

　で、ここでざっくりと飛翔の勧誘文。

　興味のある方は、22時半以降にネロ討滅NPC前に集合して声かけを、
　現地でもいいけれど、まずは一緒に討滅に行きましょう。

　…すごく回りくどいですよね。　でも、これが私としては決め手でした。　まず、加入の意思があったら自分の足で指定された時間と場所に行かなければいけない点。　この時点で、物見遊山で始めたビギナーさんはほぼほぼ振り落とされるでしょう。　討滅に参加出来る時点で4種族がネロ到達、さらに討滅のシステム、つまりゲームのシステムの一部をざっくり把握できていて、さらには時間指定なのでプレイ時間が合わない人も当然やってこない。　それでもそこにやってくるということは、少なくとも飛翔のプレイ方針をある程度理解して受け入れられるから、もしくはそこまでしてでも加入したいor興味があるからということになります。　後、そこそこ人とコミュニケーションが取れるだろうということ(初対面の人に面と向かって声かけするの、緊張しない？しないの？？…あ、そう）。　そして、さあ、加入ではなく（もしかしたらそこで加入かもしれませんが）討滅という実地の協力プレイ。　その人なりの一部がいやでも垣間見えますし、相手もこういう感じでやってるのかー、と事前に体験が出来るわけです（加入してから話違うぞとか言わせない、絶対）。
　勧誘文を読んだ時、しっかりしているなぁ、と感心したのを覚えています。

　で、ここまで予防線をはっておいてそれでも招かれざる客がやってくるとしたら、もうそれはなかなかの執念をもった変人だと思うのです。　そう、花片に擬態してしれっと内部へ侵入し、製品への異物混入事件を画策している毛みたいな奴です。
　意図的なのか無意識なのかはわかりませんが、そんな、他のギルドと違う団員募集の一文に感心し、惹かれて、私は飛翔騎士団への加入を決めたのでした。


　～最後に～

　ここまで長い長いチラシの裏の迷文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

　現在、飛翔騎士団では2名の団員を募集しているそうです。　私はさておき、ギルドのメンバーは皆さんフレンドリーで賑やかです。　興味がおありの方、まずは討滅NPC前でメンバーと握手！

hanage