ニイジママップのNPCや会話の端々では、ニイジマに関わる話題がちりばめられています。
シキネ島の入り口にいるキネキキさん
シキネ島の入り口にいるキネキキさん
この夏はダイサンヤマが人気で、こっちへ足を伸ばす観光客は少な目ね。
マムンがはびこってるのも一因なんだけど。
他にも「マムンのしわざ」という話をするNPCが何人かいます。
マムンとは、ニイジマの民話における「魔物」を指す言葉のようです。
「新島では、憑き物、妖怪のたぐいを魔物（マムン）と呼んでいます。」
ボスチャレンジNPC「ハチンジイ」と「コクデエジイ」
キャラストのゲッシーのネーミングからはやや外れるお二人
実は新島の民話にお名前が出てきます。
ヨベームンの民話
ヨベームンは「呼ぶもの」です。
山や海辺で耳元や遠くで叫んだり、ガヤガヤ話し声を立てたりします。
山ノ神、天狗、魔物などの説があって、新島では怖いもの恐ろしいものとされています。
（ヨベームンに呼ばれて、返事をすると、連れて行かれたり、化かされたりすると言われています。）
はちん爺と、こくでえ爺が赤磯にノリ採りに行ったときの話しです。
赤磯には、のりも大して付いていなかったので早めに磯を引き上げましたが
余り早く家に帰っても仕方がないと間々下で日を暮して、大三山を回って帰りかけると木材をドスン、ドスン転ばしてはヤ－イ、ヤ－イと騒ぎながら呼び声がします。
こくでえ爺は、この暗闇の中で何事だろうと訝っていましたが、
はちん爺は山の若い衆だ返事をするなと足を速めました。
大三様の鳥居を過ぎると間もなくヨベ－ムンは離れて行ったということです。
（民話 ヨベームン くさ屋新島みや藤）
http://www.miyatou.com/ht/yobe.html
「呼ぶもの」を意味するヨベームンを召喚系ボスにするのは面白いと思います。
中身は昨年のドウゾウガメのままだとしても、こういう言葉遊びは結構好きです(*´艸`)
コーガボウの名前
ちなみに、上の話の中で出てきた「山の若い衆」とは天狗を指すそうです。
天狗にまつわる話もいくつかあるようですが、今回のコーガボウのストーリーとリンクするのかはわかりません。
コーガボウのネーミングについても、ちょっと考えてみます。
ニイジマで拾うことのできるマテリアル「抗火石（コーガ石）」は新島の特産品です。
有名な大天狗には「太郎坊」や「僧正坊（鞍馬天狗）」と呼ばれる存在がいます。
コーガボウの名前は「抗火坊」と書くのかもしれません（・ω・ ）
キャラストの開発チームは細かいところにこだわりを感じるので
たぶん、気づいてない点が他にもいっぱいあるんじゃないかと思います。
以上、攻略とか関係ない四方山話でした。
(*´艸`)時々こういうの気になるんです。
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