マクマミアの首都ルーヴェンの酒場で飲んだくれているどーしょーもないおっさん、その正体はかつてヴァルメルでも最強の剣士との名声を得たギャレッド・ハンその人だと分かりました。
それをラルフとロンヴァルドに話すと、彼らは驚きます。
それもそのはず、ギャレッドは二人の養父であり、長らく行方不明だったからです。
単なるアル中親父となったギャレッドの目を覚まさせるべく、ラルフとロンヴァルドはキャラバン一行とルーヴェンに向かうのでした。

というのが背景ストーリーです。
アル中親父とはいえ、かつての腕は健在で、アクティヴスキルを発動したら最後、必ず誰か最低一人、地面を舐めることになります。
酒欲しさに暴れるにしても限度というものがあると思うのです。
仕方なしにかなりの長期間、ルーヴェンの通りに立っててもらうことにしました。
恐らくゲーム内時間で2年ぐらい通りに立っててもらったことと思います。

その間に情報を集めたところ、これは時間稼ぎしかないと結論付けました。
ギャレッドがアクティブスキルを出す間隔はだいたい20秒弱。
パーティーのキャラを分散させて一人ずつ殺される間に大ダメージを与えて倒すにしても、火力足らずで倒しきれません。
そうなると、ペットの類をぶつけるしかありません。
持ちキャラでペット使いはヴェロニカとミャルロ。
ミャルロは召喚間隔が120秒と、すさまじく長いので論外です。
ヴェロニカしかありません。
あとは召喚間隔をいかに縮めるかとなれば、ロロミュとペアにするのが得策です。
ヴェロニカのスケルトンが時間稼ぎをしている間に、大ダメージを与えて倒せるメンバーをそろえます。
大ダメージを与える下地として、デバフと呪いを考慮しました。
ゲッシーアバターはダメージを与えつつ物理・魔法防御のデバフを与えますし、エッダはそれに加えて呪いを与えます。
デバフは重複しますし、呪いはかかっている時にスケルトンを倒したら、ちょっと面白いことになります。
なお火力を担うメンバーに近接攻撃アタッカーはダメです。
ギャレッドのアクティブ一撃を食らったら即死することを考えると、近くで攻撃するのは危険すぎます。
そこでこんな構成でいきました。

陣形：オフェンスラインL8
前衛：ゲッシーアバター（☆4　L30　装備：主☆4　補☆4）
後衛：ロロミュ（☆4　L30　装備：主☆4　補☆4）
　　　エッダ（☆3　L30　装備：主☆3　補☆3）
　　　ミンミ（☆4　L30　装備：主☆4　補☆5）
　　　ヴェロニカ（☆4　L30　装備：主☆4　補☆4）
　　　ミーロ（☆4　L30　装備：主☆5　補☆5）  

戦闘開始と同時に、ゲッシーアバターは後衛の方に逃げます。
そしてラルフとロンヴァルドの戦いを見守りつつ、エッダとミンミとミーロはアクティブも含めて攻撃します。
ゲッシーアバターはアクティブをしてもしなくてもOKでしょう。
範囲攻撃である上に、混乱はほぼかかりませんから。
それだったら、ひたすらノーマルスキルで攻撃してもらった方が効率的です。
ギャレッドはまず挑発のあるラルフを倒し、次いでロンヴァルドを倒します。
そろそろロンヴァルドが倒されるなと思った頃に、ヴェロニカのアクティブでスケルトンズを召喚します。
早すぎるとロンヴァルドを倒した一撃に巻き込まれることがありますので、そこはタイミングを計ります。
ロンヴァルドが倒れた後、スケルトンズがあとを引き継いでギャレッドを足止めできれば、まず第一段階は成功です。
その後はスケルトンズが全員倒されたら召喚してぶつけることを繰り返します。
エッダ、ミンミ、ミーロはとにかく貯まり次第アクティブを放ちます。 

ロロミュはヴェロニカのアクティブスキルのカウントが始まったら、アクティブを実行するようにします。
なお注意点としては、ギャレッドが向いている方向に、召喚スケルトン以外のキャラを置かないことです。
ギャレッドのアクティブはかなり踏み込んで放ちますので、思った以上に届きます。
巻き込まれると誰かが地面を舐め、そこで作戦は破綻しますので細かい位置調整が必要です。
でもギャレッドから逃げすぎてはいけません。
あまりにもギャレッドから離れすぎると、彼はキャラバンに向かっていきますので、キャラバンに対して一撃放ったら、やはりそこで終了になります。

このギャレッド戦は短期決戦になりますので、スケルトンを4回召喚したあたりで戦闘終了となりました。

なお、あっさりギャレッドに倒されていながら、巨大な口を叩くラルフとロンヴァルドに関しては見なかった方向で。