ディアージュの旅日誌

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【雑日誌】戦闘モーションのおはなし


キャラストにはたくさんのヒーローがいます。
上方修正が重ねられた結果、最近では誰を育てても大体活躍の場があります。
ごくごく一部(私は3人ほど)、どう使えば良いかわからない子がいますが…

見た目や性格、声で推しを選ぶ方もいるでしょうし、単純に性能を重視する方もいると思います。
性能を見る際に、非常に参考になるのが図鑑です。

図鑑ではレアリティ、レベルごとのステータスの基礎数値や、スキルの性能がわかります。
一方で、図鑑ではわからない要素がいくつかあり、その1つが戦闘モーションです。
もう少し分解すると、「モーションの長さ」、「スキルの発動の速さ」、「スキルの発動方法」といった要素で考えられます。


<モーションの長さ>
図鑑ではスキルの威力や範囲、射程、効果、CT等がわかります。
わかりやすい比較として、ロロミュとアルメイダルのNSを例とします。

どちらも優秀なクイックバッファーなので、使っている方は多いと思います。
アルメイダルのNSは楽器を演奏するモーションです。
演奏時間は短く、スキルの発動も早いため、すぐにクイックがかかります。

一方で、ロロミュのNSはダンスの振り付けのモーションです。
SSのように、左手を左から上に回し、前に突き出し、手のひらを返して、前を指さします。
このモーションの、最後に指したときにクイックの効果がかかります。

モーションの動作は、クイックがかかると速くなります。
ロロミュは自身を除く円範囲にクイック効果がかかるので、自分には効果がありません。
アルメイダルは自身を含む円範囲にクイック効果がかかるので、自分にも効果があります。

この点から、ソロPTでクイックの効果発動の速さを求める場合には、ロロミュではなくアルメイダルを採用することが有効です。
例えば、ゴルダンの周回戦闘をする場合は、アルメイダルの方が素早くクイックを発動できます。


<スキルの発動の速さ>
先ほどのモーションの長さとも絡んできます。
スキルの発動の速さとは、モーションのどこで効果が発動するのかです。
モーションが短く、モーションの最初に効果が出るのであれば、スキルの発動はほぼ瞬間ということができます。
先ほどのアルメイダルの他にレオミュール等がスキルの発動の速さで優秀です。

では、モーションの長さと全く同じ話かというと、そうではありません。
モーションの最中に複数回のスキル効果を発揮するキャラがいます。
例えばマググラのASは、楽団の指揮を行うモーションです。
マググラのASは、モーション開始時に効果が1回発動、演奏終了時にもう1回発動の2段階で効果を発揮します。

これらはスタンや凍結の状態異常で、ASが止められる場合に影響を受けます。
1回目の発動の効果は、モーション開始時なのでほぼ止められません。
モーションの発動中にスタンすることで、2回目の効果を発揮できないということがあります。

相手に行動阻害の敵が多い場合、スキルの発動の遅いキャラでは不利になる場合があります。
アルメイダルとロロミュでは、ロロミュの方がクイックが切れてしまう可能性が高くなります。
マググラのように1段階目だけでも効果を発揮できる場合もあります。



私はあまり力を入れていませんが、対人ではいかに相手より早く攻撃するかは1つの重要なポイントだと思います。
相手より遠くから攻撃する射程の長いキャラや、相手より攻撃モーションが短く、スキル発動の速いキャラは特に有利になると考えます。
この2点でいうと、例えばレオミュールがかなり条件に合致するかと思います。
 


<スキルの発動方法>
これもモーションの長さと関連します。
例えば、多段ヒットキャラを例とすると、ハッタン、カイネスとミーロが特徴として異なります。

ハッタンやカイネスはASを発動すると、連続で攻撃を行いますがモーション中に動くことができません。
一方で、ミーロはASを発動するとコマが勝手に攻撃を継続し、ミーロ自身は動くことができます。
1回目のAS発動中に、CT短縮により追加で2回目のASを発動することもできます。
この特徴から、ヒット数を稼ぐような目的ではハッタン、カイネスよりミーロの方が優秀です。

また、ASの発動中に動けるかどうかという点では、他にもメルロが特徴的です。
タンクとして非常に鉄壁の硬さになったメルロですが、AS発動中は動くことができません。
タンクは位置取りも重要であることから、動くことができないという特徴は癖の強いキャラだと考えます。
優秀なキャラですが、特徴を理解したうえで使っていく必要があります。



多くの場面で、モーションが短く、スキル発動が早く、一瞬でスキルを発動できるキャラが有利になることが多いです。
デメリットの一部は、クイックや強靭バフの組み合わせで解消することもできます。

また、限定的な状況ですが、モーションが長い方が有利に働く場面もあります。
長くプレイされている方は体感で理解されているかもしれません。
例えば、ASモーション中は壺に吸い込まれない、レイドの攻撃で吹き飛ばないといった疑似強靭のような状況が発生する場合があります。

誰を育成するか迷ったとき、または育成したキャラの運用を考えるときには、戦闘モーションについても把握しておくと良いと考えます。
最初に書いた通り、戦闘モーションは図鑑ではわからず、使ってみて初めて分かるものです。
なんとなく使いづらいと感じたキャラは、もしかしたら戦闘モーションが影響しているかもしれません。


ディアージュ

コメント

1

老舗人

ちぃ(・ω・)ノ

ID: y73wfvbv8rwu

モーション1つにしても
自分を含むかそうでないかの違いで戦況が大きく変わるんですね。勉強になりました。
ありがとうございます✨
アルメイダル育てなくちゃ(*´▽`*)

2

イアルの冒険者

エルフィ

ID: 87r8q77u44be

ディアージュさん、こんにちは!
毎日の武器屋情報に加え、凄く興味深く読ませて頂いてます!
この日誌に限らず、毎回知らなかった事がたくさんで、かなり目から鱗です!
これ公開してシェアしてくれて本当にありがとうございます(*^^*)

3

老舗人

.。o烏o。.

ID: bvwmqwgjukwb

すごく丁寧にまとめられていて分かりやすいです~
個人的に図鑑に載せてほしい項目で、「射程」のみでなく「対象を中心とした円範囲の効果範囲(半径など)」もあってほしいなと思いました('ω')
まあ、AS指定すればわかるんですけれど_(:3」∠)_