hanageの旅日誌

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初心者の心に戻って振り返る、一年の足取り(難関クエストその2)


hanageです。 第26回です。

 「三周年記念イベント&奈落の大階層」参加を経て手に入れた、余りある育成素材の数々。 これにより、我がキャラバンのヒーロー強化は一気に加速することとなりました。 ゲーム開始最初期から第一戦で活躍していたヒーローは勿論、今まではキャラバンの家計(資材)を鑑み育成をしていなかった幅広いヒーローを育てる余裕が生まれたのです。

 そうなると、当然ながらゲームの攻略にも幅が生まれて来ます。 「これがダメなら諦める」しかなかったクエスト攻略も、「これがダメならこっちを試す」が出来るようになって来たわけです。 結果、この「三周年の奈落」参加以降、私は「冒険譚には記録されない難関クエスト」の攻略に本腰を入れることとなりました。

 ここで、ちょっとだけ昔を振り返らせてもらうと、冒険譚に記録される「難関クエスト」を一通り攻略したのは2020年の7月中旬頃のことで、このシリーズの第13回目「難関クエスト」にて触れています。 その日誌で書いた通り、当時は「新エリアのキャラバンポスト登録」を目指し、ろくに育っていないワンマンPTで苦労してクエストを突破していました。

 ではその後、ストーリークエストの攻略はどうなっていたかというと、実は大して進んでいませんでした。 冒険譚の難関クエストを一通りこなしたことで、当初の目的だった「キャバンポスト登録」はほぼ終わり、日々の行商巡りも不自由ない状態になったのが理由です。

 まぁ、いくつかのクエストは試しに手を出してみたりはしたのですが、当然のことながら戦闘開始直後に即秒殺がデフォルトでした。

 それから数ヶ月。 日々の育成と奈落の恩恵を受けて、久しぶりに手を出してみようかとクエストを攻略してみると、

 「おや? 意外に何とかなりそうなのでは?」

 という感触。

 それならば、と、本格的にPT編成や攻略法を(他の方の攻略日誌を参考に)考えて、一つ一つ、「チャペルの依頼」「転機」「自立」等の難関クエストに挑戦していくことになったのです。

 三周年と奈落の終わりは、果て無きマラソンと床ペロの日々の幕開けでもありました。



 ~創意工夫と終わらぬマラソン、忘れられない床の味~



 それでは肝心な本題の「難関クエスト」の振り返りと行きましょう。 といっても、このシリーズにおいて私が懇切丁寧な攻略日誌を書く事等ありえないことは、皆様、よーくご存じでしょうし、正にその通りです。 ここでは、「あー、このクエストはキツかった。」と、一年以上経った今でも、私が時々、悪寒と共に思い出すストーリークエストのいくつかを、朧豆腐より朧な記憶を頼りに振り返って参りたいと思います。

 1.チャペルの依頼

 先ずは「エメット」加入の前に立ち塞がる、このクエストから。 今までの推奨BPを大きく超えた強さだったこともありましたが、敵PTの過剰なまでのバフマシマシ状態によって、こちらのタンクがあっという間に床ペロするのに対し、こちらの攻撃は流行の糖質オフよりオフされた威力に減少させられてしまうこと、そして何より「マリオン」の編成が必須となっていることが、辛さの原因となっていました。

 ストーリークエストで「特定ヒーローの編成必須」を要求される戦闘はそれなりの数があるのですが、編成必須のヒーローをしっかり育てて火力として運用することが半ば強いられているのが、このクエスト。 挑むプレイヤーは先ず第一に、そのヒーローを「育てるか、育てないか」を選択することになります。 育てれば当然ながら楽が出来るのですが、ヒーロー一人一人の育成コストがそれなりにかかるこのキャラストでは、「敢えて育てず他の火力で頑張る」という選択肢を取る方が多いようです。 私も、後者のケースでした。

 まぁ、ただ、このクエストに関しては私の最初期から育てていたヒーローに、水物理近接火力の「レゴシ」君がいたという巡り合わせの良さもあったと思います。 レゴシ君の採用で火力はクリアし、お次は溶けないタンクをどう用意するか、でしたが、ここで初めて、「アルメイダル&アリアロ」による無敵ループコンボ作戦を採用することとなりました。 当時、タンクは「ソフィア」さん一人だけしか育てていませんでしたし、属性有利の水属性タンクを新たにちょっと育成したところでこの壁は越えられない、との判断から、この先のクエスト戦闘で使う機会が増えるであろう無敵ループ戦法を採用したのです。 後は、敵のバフ対策にバフレス付与&タンクへの継続回復と火傷解除、ついでに後少しの火力の足しに「マーサ」を育てて投入しました。 アルメイダル、アリアロ、マーサの三名は「奈落」が無ければ素材不足で育成もままならない状態でしたから、本当に奈落様々でした。

 以上の5名と必須のマリオンで、いざ挑戦!

 …ですが、開幕初動の動きが本当に難しく、戦闘開始→初動失敗→後衛が床ペロ!、というループを幾度となく繰り返す羽目になりました。 その回数分、復帰地点からのマラソンもする事になったのですが、幸いにもこのクエストは復帰地点が敵の近くだったので、まだ楽でした。

 現在はこのようなマラソンをしなくても個別ストーリー画面から再戦が可能になっているようで、うらやましい限りです。

 2.転機

 続いては、「ラルフ」加入の前提クエスト。 敵のバフがマシマシなことに加えて、今度は味方への「バフレス」付与が重くのしかかって来ます。

 タンクは相変わらず「ソフィア」さんが続投し、火力は「ワウガガ」嬢をガッツリと育成していたので一も二もなく即決。 問題は残り四枠のヒーローをどう編成すれば良いのか…。

 何度も何度も敗北とマラソンを繰り返しながらの試行錯誤でした。 支援枠を増やせば火力が足りず、火力を増やせばタンクが沈み…、という具合で、最終的には、「マーサ」「アルメイダル」「ガラッド」「アリアロ」の四人を採用した気がします。 敵の攻撃の苛烈さやバフレスの厄介さよりも、それを今の自分のヒーロー達でどう対処するかを考える、というところが大きな壁だったように思います。

 ただ、火力と盾が十分に育っていれば攻撃を受けない後衛のヒーロー達はスキルさえ整えば攻略が可能だった、という点が後のクエストや強敵討伐へつながる良い気付きでもありました(天魔パキプスとか)。

 3.自立

 「マラソンが辛い、兎に角辛い」、でお馴染みの「レリオーラ」加入クエスト(今はマラソンしなくても良いとかホントに裏山)。 上記二つのクエストに比べて、その難度、というか理不尽さを大幅に高めている要素が、「最終戦の挑発無効&範囲内の味方後衛に突撃してくる敵二体」の存在でした。 メタい事をいうと、編成必須の「ラルミミ」「バインド」付与を得意とするヒーローだったので、それを駆使して相手をその場に足止めして戦えよ、という非常にわかりやすい、しかし分かりたくないクエスト戦闘でした。

 戦闘に編成必須のヒーローがいて、且つそれが火力枠であるという点では「チャペルの依頼」と同様の辛さを抱えるプレイヤーが多数いるであろうクエストでしたが、私の場合はラルミミを育てることに何の抵抗もなかったので、これを機会にと彼女をほぼフルスペックの状態まで強化して火力とし、攻略に臨みました。 勿論、盾は安定の「ソフィア」さんです(属性相性が良いので普通に採用)。

 そして残りの四枠ですが、この頃になるとPT編成に当たり前のように「アルメイダル」先生を採用する様になっていました。 また、「アリアロ」を加えるかどうかは、無敵時間に空きがあっても盾が耐えられるかどうかで判断するようにもなりました。 二人の無敵ループは確かに強力ですが、アルメイダル一人でダメージを十分緩和出来るなら、アリアロの一枠を他の火力や支援枠に割いた方がより安定するな、という判断が出来るようになったからです。 まぁ、その「判断」は数え切れない床ペロマラソンとセットで行うのもお決まりでしたが、その甲斐あって、一応の残り四枠は「マーサ」「アルメイダル」「ヴィンガ」「ロロミュ」に決定。 後は勝利をもぎ取るまで、エンドレス床ペロマラソンを決行するのみとなりました。

 しかし、試行錯誤の上に考え出したPT編成と作戦も、いざ実戦となるとまるで上手く行きません。

 何故って?

 開幕初動の動きをちょっとでもミスすると、たちまち後衛がお亡くなりになるか、盾が落ちるかで敗北決定なのです。

 戦闘開始と同時にタンクは挑発をしつつ適正位置に移動、同様に後衛も安全なポジションに移動しつつ、アルメイダルはタンクに無敵、ラルミミは突進してくる敵二体の内どちらか、もしくは両方をバインドに。

 文章にすればたったこれだけのことが、もー、ほんとうに上手く行きませんでした。

 バインド失敗、位置取り失敗、スキル発動タイミングのミス。

 何度かに一度、初動を上手くこなせても、長い戦闘時間の内のちょっとしたミスで、あっという間に盾や後衛がお亡くなりになって振り出しから。

 こんな事が、何度も何度も、何度も何度も続きました。

 ですが…、ですがとうとう、これぞ理想という形で初動を乗り切り、途中の戦闘も盾を維持しながら何とか乗り切り、敵を倒しきるまであと少しというところまで迫ったのです。

 行ける? これは行けるか?

 しかし、しかししかし、結果は無情にも時間切れ。 恐らくあと30秒程度の猶予があれば、勝てていたであろうという状態でした。

 でもですね。 この30秒を縮める為に必要な火力を確保するのがどれほど難しいか…。

 現状、ラルミミはほぼフルスペック。 ヴィンガさんも火力としての伸びしろはあれど、一朝一夕でどうにかなる数値とは思えない。 かといって、火力枠をもう一人足したら、支援枠が減って盾が耐えられない。 変えるとしたら支援四枠の中で一番外せそうなのは「ロロミュ」だけれど、CT減少と攻撃バフが無ければ、回復・無敵・火力UPの全方面に支障が出てしまう…。

 困った…。

 「敵の攻撃を引き受けてくれる盾役」をこなせて、
 「無くなったダメージ増加バフ分以上の過剰な火力」を持った、
 「最悪一人でも、勝手に戦ってくれる」ヒーロー。

 そんな便利なヒーローが…

 …

 ……

 ………

 …………あ。

 いたじゃない、そんな便利なヒーローが。


 と、いうわけで、ロロミュを外して新たに編成したのは、私の中での元祖便利な女こと、「鎮魂ソフィア」さんでした。

 茶番のように書いていますが、その当時は本当に、考えに考えあぐねた末に、もうこうなったら、いっそダブルソフィアのダブルタンクを採用してみよう、という、半ばヤケクソ状態での採用決定。 コンバージョンの仕様が変更され、同名ヒーローでも同一PTに編成出来るようになったからこそ出来た作戦でした。

 さて、その勝敗は如何に。 まぁ、結論だけ簡潔に述べると、これがあっさりとクリア出来てしまいました。 初動の二人のソフィアさんの位置取りが絶妙によかった(ラルミミのAS範囲に二人の抱えた突撃持ちの敵が全員収まった)という偶然もありましたけれど、挑発耐性を持った(つまりはノーマルソフィアの挑発に引き寄せられない)敵をしっかりと引きつけ、且つその過剰なまでの火力で対する相手を殲滅していく安定感。


 …もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな。


 心の中でそう思わずにはいられない、鬼神の如き活躍振りでした。

 4.絆の証

 最後に、キャラスト初の★5ヒーロー加入クエストとして、当時最難関の難度を運営から明言された、「ルヴレ」加入クエスト。 こちらは先の三つのクエストからかなり期間が空いてからの挑戦でしたが、今でもしっかり記憶に残っている、本当に知恵を絞って突破したクエストだったという思い出があったので、振り返りに加えさせてもらいました。

 あ、一応、ちゃんとゲームプレイ開始から一年以内(振り返りの期間内)にクリアしているので、ご心配なく。

 で、このクエスト、戦闘は全五戦からなりますが、そのうち最も難しいとされていたのが第二戦目でした。 最後ではないというのがちょっと不思議ですが、過去最難関の難しさというだけあって、本当に攻略は「辛い」の一言でした。

 ですが、「自立」と違って、こちらは敵への対策を練った上でヒーローの強化をしっかりと行えば突破出来る、という感触がひしひしと伝わってくる内容だったので、「辛い」とはいっても「挑んでいて楽しい難しさ」だったように思います。 「自立」のあれは「理不尽な難しさ」に近いので、恐らくこの二つをどちらか一つ、もう一度やり直せといわれた場合、私は迷わず「絆の証」の方を選ぶでしょう。 たとえ、今挑んだら「自立」の方が簡単にクリア出来る位に強くなっていたとしても、です。

 さて、ヒーローに求められる強さに関しては「自立」の比ではないといって差し支えない「絆の証・第二戦目」。 先ず必須だったのが「恐怖」への対策でした。 対策方法は二つ。 恐怖耐性持ちのタンクを起用するか、アルメイダル&アリアロの無敵ループで恐怖を常に無効化するか、です。 他プレイヤーの攻略日誌を拝読すると、大体が採用するのはガチャ限★5の闇タンク、イケオジ「ギャビン」団長。 オークストーリーの最初期加入ヒーロー、「ボグス」で攻略をしたという日誌は、残念ながらあまり見られませんでした。 といっても、私もこの時は盾として採用出来る程にボグスを育てていたわけでも無く、そもそも団長は加入すらしていませんでした。

 となれば、対策方法は「無敵ループで恐怖を防ぎ続ける」、コレしかありません。 ということで、盾として起用されたのは、毎度お馴染み「ソフィア」さん、

 ではなく、ここで初のタンクチェンジ、ガチャ限★4の「カリン」ちゃんとなりました。

 今の今まで話の端にすら登場しなかったカリンちゃんが如何にしてこの最難関クエストの盾という大役をこなすことになったのか、といえば、★6合成の失敗で彼女のメインサブが一気に揃い、それを待っていたかのようにタイムリーなカリンピックアップガチャがやって来たからに他なりません。 ★6両手揃っているし、そろそろソフィアさん以外のタンクも育てたい(この頃にはソフィアさんも盾としてほぼほぼ育ちきっていたので)。 コレに加えて、敵の属性が「火」であったため、耐久力もそれなりに望めるであろうという判断での採用でした。

 「アルメイダル」「アリアロ」、タンクの「カリン」…。 お次はメインの火力ですが、うちのキャラバンの水火力といったら、「チャペルの依頼」でも大活躍だった「レゴシ」君です。 加えて、範囲攻撃と回復を動じにこなせる「ガルス」爺をサブ火力として組み込み、駄目押しで「ロロミュ」を編成。

 「いざ参る!」と戦ってみたのですが。

 えっとですね。 無敵が切れるほんの一瞬に、たった1回でも恐怖付与が重なってしまうと、その1回で確実に負けが決定してしまいました。 というか、それ以前に近接火力のレゴシ君が恐怖をもらって逃げ出すので火力にならない…。

 ここで改めて思い知る、「恐怖」という状態異常の深刻さ! 

 ならば、とロロミュを「マーサ」「ハル」ちゃんに変更し、デバフ解除で保険をかけてみましたが、これも一長一短で上手く行きませんでした。 先ず、マーサなら火力のレゴシ君の恐怖&火傷のもらい事故をASでカバー出来たのですが、AS射程の関係上、敵の範囲攻撃や増援のもらい事故で床ペロ。 ハルちゃんなら確かに盾の安定性も増すのですが、任意のタイミングでデバフが解除出来ない(デバフ解除はNS)ため、タイミングが悪いと結局PT決壊は免れない、という結果に。 ついでに、恐怖で逃げるレゴシ君を毎回手動で恐怖解除するのが大変でした。 ならば、と水火力をレゴシ君から「ミーロ」に変更。

 このためにミーロの補助枠やスキル、レベルを一気に強化して投入してみたものの、まだまだ強さが全然足りず、レゴシ君の火力には到底及ばないという始末。 かといって、現状のヒーローで水火力として採用出来るヒーローなど、もう誰もいなかったのです。

 しかし、ここでふと、ある二つのアイデアがほぼ同時に頭に湧いて来ました。

 一つ目は、デバフ解除要員に「アクシオン」先生を採用するというもの。 いや、いたなら即使えばいいじゃない、という位、彼はデバフ解除要員として優秀ではあったのですが、何せ全く育てていなかったのです。 頑張って強化して、何とか★5lv30、両手★5装備が限界でした。 回復量も微々たるもので、正直ガルス爺とドッコイドッコイ…。

 …ん?

 ガルス爺とドッコイドッコイということは…。

 ガルス爺の回復をアクシオンがまかなえるなら、その枠を別のヒーローに変えられるのでは?

 いや、でも、今のキャラバンにこれ以上の火力が出せそうなヒーローなんていないし。

 そもそも、カリン、アルメイダル、アリアロ、レゴシorミーロ、ガルス、アクシオンのPT編成は圧倒的に攻撃バフが足りない。 でも、ガルスを「ロロミュ」「ザラ」に変更したところで、火力一人分のバフが期待できる気がしない…。

 となると、やっぱりガルスの枠は変えるとしても火力枠。 うーん、火力をミーロとレゴシの二人にしてみようか? いやいや、それはアクシオンを編成する前に試していまいちだった…(ミーロの火力が伸びなかった)。

 もっと育ってる火力。 うちのキャラバンで一番育ってる火力…。

 …「ワウガガ」

 んー…、確かに育ってるし範囲火力だけど、彼女、風属性だから敵との相性最悪だよねぇ…。

 …

 ……

 いやまって。

 彼女の攻撃って、全部「物理防御デバフ」付いてたよね?

 もう一方のメイン火力は、どっちを採用しても「物理攻撃」、恩恵を受けられる。

 バフがダメならデバフで稼ぐ。

 これはもしかして、奇跡があるのでは?

 そう、二つ目のアイデアは、相性不利であるはずのワウガガを、サブ火力&メイン物理火力の底上げ要員として採用するというものでした。

 デバフ解除要員として採用したアクシオンの副産物である回復を利用し、ガルスをワウガガに変更してサブ火力とメイン物理火力のサポートを兼ねさせるという、この複合アイデア。

 「ええい、ままよ!!」と試したところ、これが何と大正解。 結構な時間の余裕を持って戦闘に勝利することが出来ました。 正直、正攻法とは言い難い、人にはお勧めできない攻略方法ではありましたが、とても嬉しかった。

 だって、これはワウガガを育てていたからこそ辿り着いた、自分自身の攻略方法だったのですから。



 ~山は険しく高く、でも、誰もが登れる山であって欲しい~



 とまぁ、このように、冒険譚には記録されない自分の記憶にしか残らない難関クエストのいくつかを、思い出し思い出し振り返ってみたのですが、どれもこれもに共通して言えることは、「辛くて大変だったからこそ、やりがいがあったし楽しめた」という事でしょう。 これは、単に困難な課題をクリアして得た達成感というだけではなくて、クエストをクリアするために試行錯誤した経験がその次のクエストに生かされていくこと、そのために育てたヒーローが自分の新しい財産になったこと、回り道や本道から外れた脇道のようなものでも、どこかできっと、辿った意味を見出せる時が来るであろうということ、そういった様々なもの全てを含めた「楽しみ」であったと思います。

 とはいえ、「自立」の敵挙動のように、正解は分かるが、それはヒーローの育成やPT編成だけでは埋めがたい「ある種の理不尽」を感じさせられるクエストが存在するのも事実です。 ですから、運営の方には是非とも、「険しく高く、しかし、登り方を知ってしかるべき準備をすれば必ず誰もが登れる山」の様なクエストを作り続けていって欲しいものです。 この日誌を書いている現在で言えば、ハイビーストや天魔パキプスのような敵の調整は、私的にはとても良い傾向だと思っています。 そういった山の頂上から見える景色は、きっと素敵なものになるでしょうから。

続く。(再訪、マラソン会場)


hanage

コメント

1

ビギナー

もふ

ID: t7du3d6ifsqt

想いの入った文章に思わず全文読みふけってしまいました。
自立の理不尽さとか絆の証の良調整さはについては同じような感想を持ったのと、手持ちキャラので試行錯誤でクリア出来たことは思い出深い冒険譚ですよね(*´Д`)


便利な女ソフィアさんの一文には、彼女の真面目で面倒見の良い性格も相まって思わず吹き出しそうになりましたw ソフィアさんがダメ男に捕まらないことを願うばかりです(;´∀`)

2

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hanage

ID: hwazq4nc8cgj

>> 1
コメントありがとうございます。
どれもこれもが、記憶に残る記録にならない素敵な冒険譚(気持ち塩辛い気がしますが)です。

ソフィアさんは、きっとヨルドがいるので大丈夫ですよ…。

ええ、多分。

大丈夫じゃナイかな?

3

老舗人

ねむたいアムリタ

ID: macdzjndx3w7

愛が道を開いた流れが多々あって、
はなちゃんのゲシ愛も報われてるなぁと思いながら、
全部読んだよー( ̄▽ ̄)ノ
面白かったです!

難関クエストで、あれこれ悩むのも、
クリア出来れば楽しい思い出になるよねー。
……クリア出来れば、だけどもw

今後はカードによるステ底上げもあるから、
コンティニュー付いたのは、
その辺の格差を埋めるためだったのかもだよね。

4

1000いいね達成

hanage

ID: hwazq4nc8cgj

>> 3
そう、クリア出来れば、出来ればですねw

ブレシングカード実装は、今まではクリアが難しかった色々な既存のコンテンツに初心者やライトプレイヤーが簡単に挑めるようになる良い機能だと思っています。
何より、他プレイヤーの育成をガッツリと手伝える(クエストのヘルプみたいな一時的なものでなく)というのが今までに無かった所ですよね。

5

旅日誌マスター

ここあんぬ

ID: g58urk45dkhz

自分のストーリー攻略を思い出して共感したり、この手があったか!と思いながら楽しく拝読しました
バフを上手く使えず力技でクリアしてきているので、スキルしっかり研究して戦えるようになりたいな
険しい山となる新クエスト待たれますね
いろんなアプローチで攻略していきたい!!

6

1000いいね達成

hanage

ID: hwazq4nc8cgj

>> 5
自分にしか出来ない自分だけの攻略(笑)、が出来るといいですよね。