あらすじ:投げられた剣に向かって飛んだベネカッチ。しかしその背中にヒグマの容赦ない一撃が振り落とされたのだった。
ヒグマの巨大な爪はベネカッチの特攻服を真っ二つに引き裂いた。 しかし次の瞬間、その特攻服もろとも真横に迸る白銀の一閃
勝敗は一瞬で決した。 間一髪で特攻服を脱ぎ捨てたことも、剣をつかんだ後の流れるような剣技も、すべて剣士のカンと本能による無意識の行動であった。
トン、とベネカッチの静かな着地音に続いて、ヒグマが地に倒れふす轟音が辺りを揺るがした。
ベネカッチは崖のほうを見上げると、安堵の表情でこちらを見下ろしているタケミッチに向かって深く頭をさげた。そして踵を返すと静かに森の中に歩み去るのであった。
彼女がトーマンを去る決心を固めたことを察したタケミッチは、しばらくその背中を見送っていたがやがて崖の向こうに姿を消した。
[♪~(エンドロール)
キャスト
ベネカッチ (ベネカ)
ヒグマ (ナルポポ太郎 友情出演)
タケミッチ (物まね芸人コタケミチ)
謎の人物 (???)
製作
「トーマンのベネカッチ」製作委員会
脚本、演出、作画、監督
スポック
~~♪]
ベネカッチが去ったあと、草むらから静かに立ち上がる黒い影。その尖った耳元に手を当て何か囁いている。
「…はい、見つけました…はい…必ず…はい…」
フッと森の奥に風が吹いた。すでに人影はなく、辺りは再び昏い静寂に包まれたのであった…
シーズン2「エルフの忍び」編に続く
……あ、ウッソピョーン(汗) あー楽しかったー、いいねくれた皆様ありがとでしたー♪♪
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