ギュリアム境国の門前に、ベネカという少女がいます。
高名な騎士であった祖父にあこがれる人物で、腕が立ちそうな旅人に挑戦して回っているんだそうです。
なんと迷惑な。
当然、キャラバン持ちのこちらも挑戦されるばかりでなく、仲間に入れろと言われます。

このベネカとの戦闘、1対1のサシの勝負になります。
ところが彼女の攻撃力がハンパありません。
普通に殴り合ったんじゃ勝てないので、遠隔攻撃を得意とするキャラで逃げ回りながらちまちま削るしかありませんが、意外にもベネカはそこそこ硬いのです。
ちょっとタイミングを間違えると大ダメージを受けます。
多分、3～4回間合いを間違えたら敗北するでしょう。
そこで火力が向上するまで放置だなと、放っておいたまま忘れておりました。
ある便利なキャラに気付くまで。

ええ、ラルミミです。
エルフの宮廷で王女レリオーラの世話係として王の信任を得て、 レリオーラのためならどんなド汚いことも辞さないという、上から目線のツンデレゲッシーです。
彼女のスキルはノーマルスキル、アクティブスキルともにバインド、つまり足止め効果があります。
ラルミミをベネカにぶつけたら最適なんじゃないか。

なぜかバインドが立て続けに外れて2発ほど食らってHPは半分以下になりましたが、あとはバインドしっぱなしで勝つことができ、ベネカのストーリーを開始することができました。
うーむ、ラルミミ鍛えててよかった、と痛感する出来事でした。