遅れましたが
キャラスト3周年おめでとうございました！
3年かぁ、早いなぁ。。。

私もここ最近は、始めた頃の気持ちを思い出して過ごしてました。



さて、センセーショナルなタイトルですが
どこまで書こうかな…

あっさり書いて
爽やかに終えようかな




って思っていたんですけど



3年間の想い

…どころか

私にとっては7年間の想い

なので


ちょっとだけ
自分の話を書き残そうと思います。






今から約8年前の話です。
私は都内のマンションの一室で
誰にも会えない
誰とも会話できない日々を過ごしていました。


「仕事を辞めて家事に専念してほしい」
残業続きで毎日帰宅が遅い私を見かねて
主人の両親からそう言われ
仕事は楽しかったから辞めたくなかったけど
まぁ家にいるのも気楽かもな。
そのくらいの気持ちで辞表を書きました。


でも、そこにあったのは
深夜に帰宅する主人を待つだけの毎日だったんですよね。


「課長のハゲー！！」
って女の子同士で愚痴を言い合うランチタイムや
ささいなストレスを感じられる生活が
どんなに幸せだったかを思い知りました。


誰にも必要とされない生活は
世界中から存在を忘れられてしまったようで
どこにも所属する場所のないことに
とてつもない孤独を感じたのを強く覚えています。




そんな時にたまたま出会ったのがオンラインゲーム。


「幻塔戦記グリフォン」
キャラストと同じAmingの
高屋敷さんと久保さんが代表で作られた作品だったんですけどね

「誰かと会話ができる」
ただそれだけで感動してました。


会話だけにとどまらず
必要とされたり
感謝されたり
協力しあったり

求めていたことが全部詰まってました。

このゲームに出会えたことで
私の世界が明るくなったんです。


ギルドというコミュニティに所属した時は
自分の居場所ができたみたいで嬉しかったし
みんなで攻略法を話し合って
失敗することも楽しくて

不具合でストレスを感じることさえも
何も感じることなく過ごすより
ずっと楽しかったんですよね。


グリフォンのギルドメンバーたちはいつも
「強くなりたい」と言っていて

何かを目指して楽しんでいる姿は
とっても眩しかったし
それを私にも求めてきたので
装備や立ち回りについて
教えてもらってる時間はワクワクが止まらなかったです。



そして
必要とされることに喜びを感じた私は
「やっぱり仕事がしたい。」
そう思って主人への猛説得ターンに入ります。



２か月くらい言い続けたかなぁ…
渋々ながらも了承を得て
キャリア微妙・ブランク有・アラサー既婚女子。
超逆風・再就職活動を開始したのでした。


でもね、運良く再就職ができたのは
当時の私に
「人や組織の役に立ちたい」っていう強い思いがあって
そんな熱意をくみ取ってもらえたからだと思ってます。



そうやって再就職して
しばらくは仕事に夢中でゲームからも離れてたんですけど
目標を持って過ごすことの楽しさとか
人を助けたり感謝されることの嬉しさとか
全部「あたりまえじゃない」って思える経験があったから
仕事が自然と上手くいったような気がしてます。


3年が経過したある日
ふと思い出してグリフォンにログインしてみたんです。
当時仲の良かったユーザーも何人か残ってて
やっぱりオンラインゲーム楽しいなって思ってたタイミングで
Amingのイベントで「キャラバンストーリーズ」の制作発表を目にします。

この作品に対する思い入れを語る高屋敷さんを見た私は
何かしらの形でこのゲームを盛り上げることに貢献したいなぁ。恩返しがしたいなぁ。
そんな風に思ったんですよね。


とはいえ
私には何の取り柄もなくて。

MMO初心者だし
ゲームすっごいへたくそだし。

緊張したてを震わせながら
ワールドチャットに発言してみたりしてました。
（ちなみにワルチャはほとんど発言したことないけど、いまだにめちゃくちゃ緊張します）


「ゲーム全体を盛り上げることに貢献する」
のは怖がりの私には出来そうもないので
とりあえず身近なギルド内で。


はしゃいで騒いでいたら
いつの間にかギルマスになっていました。


ギルマスが何をする人なのかもわからず
一番初めにやったことは「ステイゴールド」の意味を調べること。


先代はギルド名に
「いつまでも輝き続けますように」
って意味を込めていたけど
検索結果に出てくるのは「馬」のことばかり。
(私…競馬の知識は全くありません。笑



結局よくわからなかったので
とりあえず「輝く」ってやつを目指してみることにしました。



楽しかったらキラキラするだろうきっと。
そんなこと思って
「キャラストが好きだけど引退しそうなユーザーに声をかける」という
特殊な招待制スタイルを採用してみることに。(※初期の話です)
ギルドを満員にすることよりも
温度が近いユーザーを引き止めることを優先したんですよね。


キャラストが好きなユーザー同士で遊ぶのは楽しかった！
毎日早くログインしたくて
出来るだけ長く
この時間が続けばいいなって思ってました。


もちろん
常に楽しいことばかりだったわけではなくて
メンバーの脱退は全力で悲しんだし
メンバーの誰かが不具合に直面した時は
一緒に試行錯誤しました。


おてんばな私は
ユーザーから怒られても懲りずに
初心者支援サイトの運営がしたい！
とか
ねぇねぇノーファスライル、声かけてもいいー！？
って
騒ぎ出すので
心労が絶えなかったかもしれません。



ギルメン達とは
これから先もずーーーっと
サービス終了まで一緒にいたかったんだけど

ギルドに縛ることで
8年前の私みたいにはしたくなくて。


やり切ったと感じるメンバー
まだまだ全力で遊びたいメンバー
それぞれの温度に違いが出ている中で


初代ギルマスが
「いつまでも輝き続けますように」
って思いを込めたこの「ステイゴールド」では
みんな、これまでと同じように
つい頑張ってしまうから


そして
私達はもう
同じ場所にいなくても
大切なのは変わらないので


私はステイゴールドを凍結させることを提案しました。
壊すことはできなくて
解散じゃなくて凍結。


12月15日火曜日の23時59分
全員をこのギルドから出した後で
ステイゴールドは永い眠りに入ります。
そして私もこのギルドと一緒に。


メンバーたちには
「遠い未来で、サービス終了する日が来たら、必ずここに集まること！」
って約束をしました。

自分が引退するときは黙って静かにって思ってたんだけど
ギルドごとになったのでお知らせの意味を兼ねて最後の旅日誌を。

メンバーたちは新設ギルドに移籍する子が複数いるけど
自慢の素晴らしいユーザーばかりなので、ストラスのギルドの方は、ぜひ声をかけてみて下さい。
しばらくはそれぞれゆっくりしたい気持ちがあるかもしれないけど、ワンチャンあるかも。笑。




高屋敷さん、久保さん、Amingの社員の皆さんへ
これを見てくださるかは分からないけど
ゲームを通じて、「必要とされること」の嬉しさを教えてくれた恩人だと思ってます。
不具合とか…変わった仕様とか…辛いこともありましたが
ずっと感謝してます。
本当にありがとうございました。
結局なにも出来なかったけど、これからも心の中で応援しています。


ストラスの皆様へ
時々目障りなこともあったかもしれませんが
、たまにお声をかけたイベントでは、一緒に盛り上げてくれてありがとうございました！
私本当にストラスが大好きだったので
ストラスを選んでよかったっていつも思ってました！


最後にキャラストを楽しんでいる
すべてのユーザーの皆様へ

今、回りにいてくれるフレンドやギルメンとの時間は有限です。
一緒に遊べる今を、嘆くよりも楽しんで欲しいと思っています。


キャラバンストーリーズを改めて振り返るとね

魅力的なヒーローたちと美しい世界で
自由に歩き回って戦えて
本当に素晴らしいゲームだと思うんです。

不具合は多いけどそれは運営のみんなが
「少しでもユーザーに楽しんでもらいたい」
「ユーザーの要望に応えたい」
その気持ちで頑張ってくれてる部分もあるからだと思うんですよね。


最近で言うと全鯖勢力戦なんてさぁ
相当コスパ悪かったでしょうに、、、
ユーザーの声に寄り添ってくれたんだろうなぁって思ってます。


不具合を見つけるたびに
不満も言いつつも
「お疲れ様」って思えたら
楽しく遊べるんじゃないかなって思います。
(説得力ないのはごめんなさい)


3年間本当にありがとうございました。




キャラバンストーリーズが
いつまでも輝き続けますように！




kyon._.