銀座のママの旅日誌

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エミリーとモーリー【第3話】


ママの井戸端会議場にようこそ
今日もママのお店のバックヤードでは様々な会話がなされていた
ちょっと耳を傾けてみましょう・・・
 
モーリー:「ねえねえエミリー!聞いて聞いて!!」
エミリー:「どうしたの?モーリー。」【あ、車椅子が・・・私に見てほしかったんだわ】

モーリー:「モーリーと一緒にお散歩に行こうよ~!」
エミリー:「良いわよ♪何処に行きたいのかな~♪」【又私ったら、純粋な心を・・】

モーリー:「良かった~♪じゃあ、早くモーリーの隣に乗って!行っくぞ~♪」
エミリー:「え?待ってモーリー!?私が座るの・・」【いやいや、無理だから・・】
 
モーリー:「え・・・・嫌なの?・・・・喜んでくれると思ったのに・・・・・。」
エミリー:「違うのよモーリー!そういう訳じゃなくてね・・・」【何か言い訳を・・・】

モーリー:「もういいもん・・・・パプチコと二人でお出かけするもん・・・・」
エミリー:「パプチ・・・そ、そうよ、そこはパプチコちゃんの席だから・・・ね?」
                                      【これでどうかしら?】
 
モーリー:「な~んだ、でもパプチコはモーリーの膝の上が良いって♪」
エミリー:「え!?・・・(そうだ!)残念だわ、そこは大人は座れないのよ♪」
                                      【よし!これで・・】
 
モーリー:「え~?・・・だって昨日はママが座って一緒にお出掛けしたのに?」
エミリー:「え!?そ、そうなの?」【ママ・・・・何してくれてるのよ・・・orz】
 
モーリー:「だ~か~ら~!さあ、エミリーも早く、早く~!!」【見つめるモーリー】
エミリー:「・・・でも、私にはちょっとサイズが・・・」【お願い、言わせないで・・・】

モーリー:「え~!?・・・・」【エミリーの身体を見つめるモーリー】「そうか!分かった!」
エミリー:「ん?そ、そう?分かってくれたのね、モーリー♪」
                              【良く解らないけど納得してくれた・・・】
 
モーリー:「お尻が入らないんだね♪えへへ、気が付かなくてゴメンねエミリー♪」
エミリー:「ちょ、モーリー!声が大きいから!って言うか、じゃなくて・・・・」【・・・・】
 
モーリー:「うん、分かった!じゃあ、レーナを誘ってみるね♪」【去っていくモーリー】
エミリー:「え!?私よりレーナの方が小さい?・・・じゃなくて、待ってモーリー!」
                                    【このまま行かせる訳には・・・】

モーリー:【遠くで声が】「ねえ、レーナ聞いて♪エミリーを誘ったんだけどね・・・・」
エミリー:「・・・・・モーリー・・・・・声が大きいってあれほど・・・・・orz 」
【鏡の前で立ち尽くすエミリー】

陰で見守るママ:「エミリー・・・・・なんかゴメン・・・・・。」
 
現在アニマ100枚、光の宝珠10個
未だエミリーには告げられずにいるママだった。



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