Cross Story(偽)
ロロタタ「ミグノノ!お正月早々に精が出るわね。何してるの?」
ミグノノ「これかい?今年こそロヴァニエに行こうと思ってね。その対策を考えていたんだよ。」
ロロタタ「まあ!ミグノノもたまには真面目に考えているのね!」
ミグノノ「ロヴァニエに行くには、ベネカさんの強化が有効らしいと聞いたので、お年玉を全部使ってお正月ガチャを鬼回しているのさ。」
ロロタタ「...あきれた。ミグノノもたまには、将来のこととかも真剣に考えたほうがいいんじゃないの?」
ミグノノ「何を言っているのさ!ロロタタだって、あの湖の先に何があるのか見たいと思うだろ?将来のことより今はロヴァニエへ行くほうが大切さ!そのためには、ベネカさんのアニマを一生懸命貯めないと。」
ロロタタ「ふう。...それでアニマはどれくらい貯まったの?」
ミグノノ「今600個くらいかな?これで限凸して、Lv35くらいには上げられるはずさ!」
ロロタタ「600個??...ミグノノ!いったいいくら廻したの?!大丈夫なの?!」
ミグノノ「...。」
実はミグノノは、自分のお年玉は既にすべて使ってしまって、今はロロタタのお年玉に手をつけて鬼廻ししていたのだが、それはロロタタには言えなかった。
ロロタタは、マルポポ医科大学に行くために、これまで貰ったお年玉を使わずにコツコツ貯めたり、薬草集めのアルバイトをしたりして、幻魔石を30,000個くらい貯めていたのだが、ミグノノはそれをほぼ全て使い切ってしまっていた。
ミグノノは、そのことをロロタタには言えなかった。
ベネカ「ミグノノ、ロロタタ、あけおめー!...お正月早々に、何か揉めてるの?」
ロロタタ「ベネカ!あなたもミグノノを止めるのを手伝って!...お年玉を全部使って、あなたのアニマを集めているのよ!ロヴァニエに行くんだって言って聞かないの!」
ベネカ「ええええ。あたし、お正月くらいはゆっくりしてたいなー。新年早々、盗賊に柄で殴られるのはいやだなー。...それより、そんなお金があるなら、レーナさんやミリアさんに、冬服を買ってあげたほうがいいんじゃないの?あの二人、雪が降る中で、泣きながら水着で戦ってたよ。」
ミグノノ「いやあ。...ベネカさんのアニマが700個貯まったら、残ったお金で冬服を買ってあげることにするよ。」
ロロタタ「そういえば、ミグノノだけは、やたら暖かそうなダウンジャケットを着こんでいるわね!」
ベネカ「あー!一人だけずるーい。あたしにも買ってよー!」
ミグノノ「...。」
こうして、ロロタタがコツコツ貯めていた幻魔石は、ガチャとお正月衣装に消えたのだった。
それからしばらくして、ロロタタがキャラバンに隠してあった貯金箱を開けてみると、幻魔石のかわりにミグノノの借用書が一枚入っていた。
ミグノノたちがロヴァニエの盗賊に勝てたのは、まだまだ先のことだ。
(おしまい)
写真:冬服を買ってもらったベネカ。...足は寒そうだ。はいていないわけではない(多分)。
ロロタタ「ミグノノ!お正月早々に精が出るわね。何してるの?」
ミグノノ「これかい?今年こそロヴァニエに行こうと思ってね。その対策を考えていたんだよ。」
ロロタタ「まあ!ミグノノもたまには真面目に考えているのね!」
ミグノノ「ロヴァニエに行くには、ベネカさんの強化が有効らしいと聞いたので、お年玉を全部使ってお正月ガチャを鬼回しているのさ。」
ロロタタ「...あきれた。ミグノノもたまには、将来のこととかも真剣に考えたほうがいいんじゃないの?」
ミグノノ「何を言っているのさ!ロロタタだって、あの湖の先に何があるのか見たいと思うだろ?将来のことより今はロヴァニエへ行くほうが大切さ!そのためには、ベネカさんのアニマを一生懸命貯めないと。」
ロロタタ「ふう。...それでアニマはどれくらい貯まったの?」
ミグノノ「今600個くらいかな?これで限凸して、Lv35くらいには上げられるはずさ!」
ロロタタ「600個??...ミグノノ!いったいいくら廻したの?!大丈夫なの?!」
ミグノノ「...。」
実はミグノノは、自分のお年玉は既にすべて使ってしまって、今はロロタタのお年玉に手をつけて鬼廻ししていたのだが、それはロロタタには言えなかった。
ロロタタは、マルポポ医科大学に行くために、これまで貰ったお年玉を使わずにコツコツ貯めたり、薬草集めのアルバイトをしたりして、幻魔石を30,000個くらい貯めていたのだが、ミグノノはそれをほぼ全て使い切ってしまっていた。
ミグノノは、そのことをロロタタには言えなかった。
ベネカ「ミグノノ、ロロタタ、あけおめー!...お正月早々に、何か揉めてるの?」
ロロタタ「ベネカ!あなたもミグノノを止めるのを手伝って!...お年玉を全部使って、あなたのアニマを集めているのよ!ロヴァニエに行くんだって言って聞かないの!」
ベネカ「ええええ。あたし、お正月くらいはゆっくりしてたいなー。新年早々、盗賊に柄で殴られるのはいやだなー。...それより、そんなお金があるなら、レーナさんやミリアさんに、冬服を買ってあげたほうがいいんじゃないの?あの二人、雪が降る中で、泣きながら水着で戦ってたよ。」
ミグノノ「いやあ。...ベネカさんのアニマが700個貯まったら、残ったお金で冬服を買ってあげることにするよ。」
ロロタタ「そういえば、ミグノノだけは、やたら暖かそうなダウンジャケットを着こんでいるわね!」
ベネカ「あー!一人だけずるーい。あたしにも買ってよー!」
ミグノノ「...。」
こうして、ロロタタがコツコツ貯めていた幻魔石は、ガチャとお正月衣装に消えたのだった。
それからしばらくして、ロロタタがキャラバンに隠してあった貯金箱を開けてみると、幻魔石のかわりにミグノノの借用書が一枚入っていた。
ミグノノたちがロヴァニエの盗賊に勝てたのは、まだまだ先のことだ。
(おしまい)
写真:冬服を買ってもらったベネカ。...足は寒そうだ。はいていないわけではない(多分)。
コメント
1
桃
ID: zw5gxscayn9d
明けましておめでとうございます~(*^▽^*)
初笑いさせてもらいました!
今年も楽しいストーリー期待してます
2
島津豊久
ID: weubkgqkmtdq
明けましておめでとうございます。
ありがとうございます!
...正月早々、ブン廻してしまったので、ついカッとなってネタにしましたwww