hanageです。 第18回です。
ゲーム開始から大体二ヶ月半で英雄アッザリアを解放し、夏のスイカイベントに参加しつつ、そのまま三ヶ月目に突入かというタイミングで、どうやらヒーローを20体★5に進化させていたようです。
因みに、記念すべき20体目の★5ヒーローはパン屋の娘でした。 プレイヤーの一部から半ば狂信的な愛され方をしているパンクレイジー。 父親の中身(行動)と外見に多大な問題があるのも個性の一つですね。 余談として、現実世界で世界を獲ってきたパンクレイジーの方(TVで取り上げられていたエピソードがマジでクレイジー)のパンを食する機会があったのですが、目からウロコの美味しさでした。 恐らく★6辺りのアメリアが投げつけるパンもそういう美味しさなのでしょう(納得の回復力)。
閑話休題。 ゲーム開始初日からコツコツ毎日頑張った甲斐もあって、この頃には初期に決めていた育成メンバーに加えて更に追加で何名かのヒーローを育てていたなぁ、という記憶が残っています。 この「追加で何名か育成する」という、最初期の初々しさを残しつつも出来ることに若干の幅と余裕が生まれ、プレイの視野を広げてゲーム内の色々な事に手を出し始める時期。 この辺りが、私的には一番ゲームが面白い頃なのかなぁ、と感じています。 次々増えていくヒーロー達、広がる世界・ストーリー、新たに出現する壁クエスト、それら一つ一つを試行錯誤でこなしていった充実感は、今でも大切な思い出です。
さて、初期育成メンバーに加えて追加のヒーローを何名か育てようとなった時、基本的に考えることは以前の日誌(第6、7、8回)で振り返ったような思考に基づくものになるのですが、この頃になると最初の育成判断とは違う理由で育成を開始するヒーローが現れ出しました。 実用性と性能最優先、後はほんの少しのこだわりによって選定された「容姿と性格にはまったく惹かれないが、その能力だけは素晴らしい」ヒーロー達(あくまでhanage個人の主観)とは違い、実用性と性能は大事だけれど、それだけじゃちょっと寂しい。 そういう何というか、超初心者時代には考えていなかったヒーローの育成基準が増えてきたのです。 つまり今回は、先の第6、7、8回のテーマの補足回にあたる回といっても差し支えないですね。
~人を助けるのに理由はいらないけれど、ヒーロー育成には理由がいる。~
意味深なタイトルですが、特に意味はありません。 じゃあ、具体的にどういうものが増えたのか、いくつかの例を挙げて振り返ってみたいと思います。 ただ、時系列的にかなり最近のものも含まれているので、厳密にはプレイ期間三ヶ月弱辺りでの出来事に限っていません。
1.育成素材が余った。
非常にわかりやすい理由です。 どんなにバランス良く初期育成組を決定したところで、どう頑張っても余る素材と枯渇する素材が出てきます。 で、余った育成素材の分、どうしても育てなければならない訳ではないけど育てる余裕があるヒーロー枠というものが出て来ます。 私の場合、実は最初、ガルゴゴさんがこの枠でした(闇属性ヒーローで優先して育てているキャラが少なかった)。 逆に火属性ヒーローは素材がカツカツでした(ミンミ・ボグス・ロロミュ・アメリアと火属性枠が重なっていた)。
2.★6装備が出来た。
これも追加育成の要因の一つでしょう。 プレイ開始から三ヶ月弱となれば、何回かは★6装備合成にチャレンジしているはず。 実際、★6装備が出来てしまったから育てたヒーローはかなり多いです。 自立と無縁のレリオーラ、出会ってもいないガルス爺、キャラバンに乗ってすらいなかったイザイア先生、装備の説明を読んで評価爆上がりのガルゴゴさん(あの肖像画、もしかしてピエトの作だったりするんでしょうか?)、失敗&失敗で両手★6が揃ってしまったカリン嬢。 現在のBP上位勢&何かとお役立ち組な面々の半数くらいは、皆このパターンです。
3.ストーリー攻略のため
これは大きく分けて二つのパターンがありました。 一つ目は、ヴィンガさんやロロミュ、アルメイダル先生の様な、戦闘PTに編成することでストーリー攻略が楽になるヒーロー達。 ロロミュとヴィンガさんは育成してみると本当に使いどころが多く、大抵の場面で活躍の場がありました。 ロロミュに至っては枠があるなら取り敢えず入れとけまであります。 アルメイダル先生は敵の攻撃が辛くて辛い高難易度クエストでは必須級のヒーロー。 育て出したのは「転機」、「自立」といった壁クエストで頭を抱えてからでしたが、正直もっと前から育てておけば良かったと思います。
二つ目は、戦闘で加入が義務付けられている上に攻略難易度の高いクエストのあるヒーロー。 私の場合、当てはまったヒーローはただ一人、内面は甘えたがり(だろうな)のラルミミでした。 自立クエストの終わりなきマラソン(今はなくなったとか)に疲れ果て、「枠外で強いヒーローを始めから育てるくらいなら、いっそラルミミを最大限まで育ててやる。だってゲッシーだし。」の誓いの元、両手★6&補助装備金武器埋めまで育てたのも、今では良い思い出です。 それで上手くいったのかというと…。 …うん、詳しいことはまたどこかで日誌に書きます。
4.ニューカマー!
新実装のヒーロー。 それが何らかの琴線に触れて育てることにした、と。 これがイベント配布のヒーローなら、「親方!空から女の子が!」的出会いとして、予定外ではあれど他のヒーロー同様に手持ちの素材をつぎ込んでいけば良いのですが、もしガチャ限定のヒーローであった場合、「中にラピュタがあることは確実だが無事帰ってきた者は父さんしかいないでおなじみの龍の巣」こと、新ヒーロー限定ピックアップガチャにタイガーモス…、もとい、大量の幻魔石を突入させなければならないという恐ろしい試練が待ち受けています。 最近は新ヒーロー入手に天井が設けられましたが、それでも★5で30,000石、突入成功の代償として、飛行船の大破は免れないでしょう。 そういうわけで、新ヒーローが出る度に心を動かされて諭吉を生け贄に捧げていては、いずれは財布と貯金がバルスしてしまいます。 心を無にして、いつかきっと出会う、新たな推しを待つのです。 尚、このパターンで育成したのはシャボンヌと鎮魂さんでした。 前者は戦闘時のグラフィックに惹かれて、後者は取り敢えず育てたら何かと便利そうという理由でした。
~育成してみた、その先に~
そうやって、一人一人、新しいヒーローを育てる度に何が残って何が生まれたのか。 簡潔に言うと、残ったのは「思い出」、生まれたものは「キャラ愛」でした。 「思い出」というのは何のひねりもなく、育成の過程で起こった大変だったこと、面白かったこと、意外だったこと、そういった色々なエピソードの塊です。 そんな思い出の塊から、新しく「キャラ愛」という芽が吹き出してきた次第なのですが、この「キャラ愛」についてのお話しは、次回辺りに別の回として振り返ろうと思います。 ではまた、近々。
続く。(今回登場の面々。)
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