Cross Story (偽)

行商人「あら、ロロミュちゃんかい？いらっしゃい。」

ロロミュ「こんにちわー。おばちゃん、今日のアニマ誰？」

行商人「今日はギザロだよ。」

ロロミュ「ええー？...またギザロなの？！もうギザロはお腹いっぱいって感じなんだけど。ゾルバとかミサクラは無いの？」

行商人「すまないねえ。今切らしててねえ。...その代わりにちょっと面白いものを入荷したんだけど、見ていくかい？」

ロロミュ「ふーん。何？」

行商人「まずはこれさね。”レールガン”だよ。何でもドワーフの作ったメタル何とかっていう戦車に付いてたらしいんだけどね。キャラバンにこれを付ければね、ギュリアムからドガ要塞まで砲撃できるよ。」

ロロミュ「...地味ね。何かパッしないわねえ。私の乗ってるキャラバンに付けるんだから、もっと、こうセンスのある感じの大砲はないの？」

行商人「...そうさねえ。じゃあ、これなんてどうだろう。”パニッシャー(神罰砲)”だよ。これは別名”メギドの炎”って言ってね、大昔の神々の戦争で、古代都市を2つほど滅ぼした大砲さね。砲身の部分に綺麗な彫刻が彫ってあってね...。」

ロロミュ「って、カビ生えてそうじゃない！こんな古臭いのが使えるの？」

行商人「これは最近グバア半島の遺跡で発掘されたものだからね。でも、試し撃ちでチウニ魔獣を一撃で葬ったって噂だよ。今ならたったの18,000Gだよ。」

ロロミュ「18,000G？！高っ！..あたし普通の毒砲でいいわ。毒砲を3つ包んでちょうだい。」

行商会「そうかい。残念だね。...これを付ければBPが軽く1,000万超えるっていうのにね。」

ロロミュ「あたし、そういうのよくわかんないから。普通の毒砲でいいわ。」

行商人「あいよ。3,000G。ロロミュちゃんはお得意様だからね。オマケにギザロのアニマもつけるよ。」

ロロミュ「ありがとう、おばちゃん。じゃあまたねー。」

(つづく)

写真：「なぎはらえ！」
パニッシャー(神罰砲)を付ければ、ロヴァニエの盗賊もイチコロだ。

島津豊久