Cross Story (偽)
ヴィンガ「こいつはなあミリア、俺が苦労して倭国から取り寄せた、聖獣を星6つに進化させるボールだ。今ならたったの500万Gでいいぜ。こいつを思い切り聖獣にぶつければいいのさ。」
ミリア「ええ?ほんとかなあ。...何か安っぽいのよねえ。宝珠や宝玉じゃなくてボールなんだ。」
ヴィンガ「お前が買わねえなら、エルフの姫様に売っちまうぜ。」
ミリア「...わかった。買うわよ。」
ヴィンガ「へっ。毎度ありい。金は月賦でいいぜ。ただし毎月きっちり取り立てるけどよ。」
* * * * *
ミリア「つい勢いで買っちゃたけど、これ大丈夫なのかなー?」
マオ「...キィ?」
ガオ「ミリア!離れろ!それは危険だ!ガオわかる。」
ミリア「えっ?!ガオわかるの??」
ガオ「それ使えば、取り返しのつかない恐ろしいこと起きる。マオも怖がってる。」
ミリア「そうは言っても、もう買っちゃったしなー。...えーい!」
ポン...ドロロン。
システム”雷獣マオ(星6つ)をゲットした。”
マオ「ピカッ?!」
ミリア「えっ?ウソッ?!...マオ?あなた本当にマオなの?大丈夫?」
マオ「ピカピカピカー!ピカッ!」
ミリア「キャー!マオが何か黄色いヒルドンみたいになっちゃった!マオ!しっかりして!」
マオ「ピカピカ!ピカチュ...」
ガオ「やめろマオ!!それ以上言うな!!それ以上言うと諸々の権利関係が複雑になる!大人の事情がからんでくる!訴えられる!ガオわかる!」
* * * * *
レリオーラ「...それで、ヴィンガさん、わたくしに何かご用でしょうか?」
ヴィンガ「こいつはなあ姫様、俺が苦労して倭国から取り寄せた、聖獣を星6つに進化させるボールだ。今ならたったの500万Gでいいぜ。」
(つづく)
写真:キューシュー地方でトレーナーの旅を続けるミリア。マオと一緒に歩けば、何かのアメが貰えるようだ。
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