Cross Story (偽)
ロロミュ「最近のマカロンは緊張感が足りないわ。こんなことでは詩吟杯で優勝なんて夢のまた夢よ!」
パダノア「...それで、どうして私たちが集められたのかしら?」
ロロミュ「それよ!...いいこと!アイドルが成長するために絶対必要なもの、それは強力なライバルユニットの存在よ!あんた達3人でそれをやって貰うわよ!」
ミリア「...アイドルユニット???はいいいいい???」
レーナ「何それ?...あたしたちが歌やダンスをやるってこと?そんなの無理よ!...習ったことないし。」
ロロミュ「それは大丈夫!プロデューサーのあたしがビシバシ鍛えるから。どんくさい田舎娘だって、すぐにできるようになるわよ。」
ミリア「...いやいや、無理でしょ。」
パダノア「ミリアさんやレーナさんはいいとして、どうして私なのかしら。アイドルならザラさんやプリアさんのほうが...。」
ロロミュ「あたしの直感があんたら3人がいいって言ってるの!うだうだ言ってないで、やってもらうわよ!」
* * * * *
ロロミュ「まずは、そおねえ...。ただのアイドルユニットじゃなくて、ストーリー性を持たせるわ。」
ミリア「...ストーリー性???」
ロロミュ「そう!普段のままやってもつまんないでしょ!まずレーナ!...レーナは、そおねえ、クールでミステリアスな異国の少女って設定でどうかしら。レーナ、ちょっとやってみて!」
レーナ「ええ?!...何よ!何それ?!無理よ!絶対無理だって!」
ロロミュ「無理って言ってるだけじゃ、何もはじまらないわよ!いい?トップアイドルは、無茶ぶりされてもすぐに対応しなきゃダメなの!...はい、やってみて!」
レーナ「ええええええ!...、えーっと、...スパスィーバ!皆さん、どうもはじめまして。レーニャってよんで下さいね。コースモス美しいですね、ダ・スヴィダーニャ...って、これ以上は無理!!!」
ロロミュ「あら...、適当にネタふってみたけど、意外といけてたわね。レーナはこれで決まりね。」
レーナ「...ふう。」
ロロミュ「次はミリア。...ミリアは、まじめで、ひたむきで、頑張ってる感じのアイドル、...はい、やってみて!」
ミリア「えええええ!...えーっと、...プロデューサーさん!私、今日もがんばりますね!」
ロロミュ「あら、意外とイイ感じでてたわね。特にそのダブルピースがいいわ。ばっちりじゃない!」
ミリア「ふう...、マオがあたし見て引きつってるよー。...それで、ユニットっていったら名前は決めてあるの?」
ロロミュ「そこまでは考えてなかった。」
ミリア「じゃあ、マカロンの次世代のアイドルっていう意味で、ニュージェネレー...」
ロロミュ「だめえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!それ以上は絶対言っちゃだめッ!!!」
ミリア「 えっ?!何で??何でダメなの?」
ロロミュ「私の直感がそれは禁忌の言葉だって言ってるの!絶対ダメ!」
ニュージェネレー...ゲフン、ゲフン...の運命はどうなってしまうのだろうか?そしてニューアイドルの参戦で混沌としてきた詩吟杯の行方は。
(つづく?)
写真:「プロデューサーさん、私、今日もがんばりますね!」
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