hanageです。 第20回です。
よもやよもやだ。 と、言うわけで、第19回がまさかの字数制限に引っかかるという大失態を犯してしまったhanageです。 普段からやたらと長い日誌を投稿している自覚はありましたし、日誌を読んだ方々も内心では「無駄に長い」と、口には出さねど眉間にシワを寄せているであろうと思ってはいましたが…。
まさかねぇ? 日誌の投稿システムから「いくらなんでも長過ぎなんじゃボケェ!!!」と直々にお叱りを受けるとは、全くの予想外でした(他に同じ経験をしたイアル民の方、いらっしゃるのでしょうか?)。
でも、直す気は微塵も無いけどネ(すいません…ホントにすいません)!!
さて、気を取り直して約束通り前回の続きと行きましょう。 丁度キリ良い数の回ですし? 新たに10,000字まで投稿できるわけですし? やってやんよ、第20回「キャラ愛番外 アロティ編」の日誌投稿をよぉ(ホント反省しない)!
~番外 アロティ~
前回のお残し、頼まれなくてもアロティです。 その、彼女は第18回の例にも登場しませんし、そもそもキャラストを始めた動機の一つが彼女だったので、今回取上げるのは本来いいのか悪いのか、という所なのですが、いやしかし、「キャラ愛」というものを書くに当たって、私にとって彼女ほど適任なヒーローもいないというのもまた事実。 なので番外として取上げることとしました。 尚、回を分けた事で投稿文字数の制限が大幅に緩和(10,000字まで書けるよ!)された為、第19回で収まらなかった部分をコピー&ペーストして終わるような味気ない真似はしちゃぁならねぇ!と、新たに加筆修正をしながらの振り返りとなりますのでご了承下さい。 早い話が、長い話が更に長~くなったぞ、と。
話を戻して、私の日誌を逐一読んで下さっている一部の奇特な方でしたら今更しっかり説明する必要も無いのでしょうけれど、読んでいない初見の方のためにも、最初期から今にいたるまで、私が辿った彼女の育成遍歴をまとめていきたいと思います。
まず、アロティとの出会いはゲーム開始前。 当時使っていたノートパソコンのモニターがイカレにイカレ、美しい自然の画像を頼んでもいないのに勝手に現代アートに変換して表示してくれるという成長を遂げてしまったのが事の起こりでした。 そんな訳の分からない芸術にこれ以上付き合っていられるかと、速攻でPCを新調し、これを機会に新しいゲームを何かしたいなぁと考えてネットで色々調べていた所、ヒットしたのがこのキャラストでした。
ふむふむ、どうやらゲッシーというガッツリとモフモフ獣人な種族が結構な数存在する模様。 そして、ヒューマンストーリー最初期で加入するゲッシーヒーロー、「アロティ」。 これだ! 次にやるゲームは、と即決断。 新型コロナウイルス感染症によって起こった緊急事態宣言で、日がな一日家で暇をしていた2020年5月、即行動に移しました。
そしてプレイ開始、あっという間に「アロティ」加入。 ここで念のため、アロティの両スキルの簡単なおさらいです。 NSは短い間隔(CT3秒)で8mの正面(縦)範囲に魔法攻撃を行い、追加で暗闇と魔法デバフをプレゼント。 ASは最大強化でCT20秒、8mの正面(縦)範囲にダメージ倍率290%の魔法攻撃を行い、敵にかかっているバフを4つまでランダムで解除、さらに物理・魔法防御デバフを1スタックオマケするというものです。 ジャマーというロールの表すとおり、後方からチクチクと暗闇で敵の攻撃を無力化しつつ、魔法・物理防御を下げながら、付与されていたバフまで剥ぎ取っていくというスタイルですね。 つまり、サミングして追い剥ぎ。
イヤらしい…。 なんてイヤらしいウサギさんなの!!
当然、即PTメンバーに編成し冒険を続けたのですが、勘の良い方はすでにお気付きでしょうかね? そう、ゲームを攻略していく内に、彼女が火力職ではないという辛い現実を突きつけられたのです。
最初の内は、それでも何とかサブ火力&デバフ要員として頑張ってはみたものの、ヴィンガさんのような場所を選ばない有用なヒーローの起用や、デバフかけるより普通に火力で殴った方が戦闘が楽、という現実、加えて、趣味でヒーロー一枠を空ける事が段々と難しくなってくるクエスト戦闘、と、彼女をPTから外す理由は増えれど、変わらずPTメンバーに起用してあげる理由は減る一方でした。
そして決定的だったのは、いよいよ「ルーン」に手を出した時。 そう、彼女の★5装備にはダメージ増加ルーンがはめられなかったのです。
…ウソやぁん…。
そりゃ、★6装備ならダメージ増加ルーンがはめられるってことは当然調べましたよ? でも、やっとこさ「ルーン」による装備強化に手を出し始めた初心者にそんなもの用意する余力なんてありません。 あったとしても、先ず第一にタンクであるソフィアさんの両手分、そして、最低でも二、三人くらいのメイン火力職に★6装備を行き渡らせるまでは、彼女に★6装備を用意するなんて非効率なことは、流石に出来なかったのです。
そしてとうとう、彼女はPTから外され、キャラバン内部でのお留守番の日々が始まりました。 しかし、幸いだったのは彼女のリーダースキル。 「幸運」という、戦闘勝利時のdrop品を一つ増やす特性のおかげで、ビースト素材の収集クエストで放置狩りをする際等、たまーにPTリーダーとして起用されるチャンスがありました。 また、英雄「グルカン」という、バフ解除&暗闇&闇属性という、彼女のイヤらしさをほぼほぼ全力でアピールできる場所が存在したのも「幸運」の一つだったのかもしれません。
そんなこんなで、それから長いこと、放置狩り&グルカンの日、後は気が向いたときにアバターとして設定してフィールドを駆け巡る時に、彼女はキャラバンから外出する日々を送っていました。 その間、コツコツと強化はしていましたけれど、やはりどうしても、第一線で活躍しているPTに比べて、その育成は遅々として進みませんでした。
更に悲しいかな、その頃になると頑張って彼女を育成しても、もう活躍の場がそんなにはないだろうという現実も、はっきりと見えて来てしまっていたのです。 だって、彼女がPTにいなくてもストーリー攻略が普通に出来てしまうのですから。 ロロミュやアルメイダル先生、ヴィンガさん達とは違ったのです。 なんて非情な現実!!
ねぇ……イアルの皆。おとなになるってかなしいことなの……。
ですが、それでも、私は彼女の育成を止めませんでした。 というか今でも止めていません。 相変わらずカタツムリのようなゆっくりとした歩みではありますが、ゴールにたどり着いたところで何が待っているのかわかりませんが、それでも彼女を育てることを、止めることは出来ないのです。 だって、そうしたいんだもの。
そうして最近、★6装備の合成でこれといってどうしても装備が欲しいヒーローがいなくなるという機会が訪れ、だったら運試しに★6装備の成功先をアロティにしてみようか、と思い立ちました(それまで一体幾たび、★6合成画面の合成先をアロティにして、やっぱり他のヒーローに戻してを繰り返したことでしょう…、って悩める乙女か!)。
そして、結果は…。
何と成功! 本当は一番最初に欲しかったはずの★6装備が、一年以上経ってようやく…ようやく手に入った瞬間でした。 「幸運」は彼女を見捨てていなかったんですね。 いや、これも「運命」だったんでしょうか? 残念ながら、★6装備が両手とも成功、というような劇的な展開はありませんでしたが、幸いにももう片方の★6装備を確定合成で用意できるだけのストックはギリギリあったので、待たせてごめんなさいのお詫びも兼ねて、念願の★6装備を彼女のその手と頭の上に届けることとなりました。
そうして★6装備で強くなったアロティですが、残念ながら彼女の活躍の場は相変わらずグルカンと放置狩りです。 何だったら、一年以上経つ間に「幸運」持ちのヒーローが次々キャラバンに乗ってきたせいで、放置狩りのリーダーという立場すら失われてしまいました。 それでも、なんと言えばいいのでしょうか? 今、特別強いわけではない、「環境」やら「人権」やらと言われるヒーローでもない、育てても持て余す事が確実な彼女を、私はこれからも育て続けることでしょう。 それはアロティが私にとっての「推し」であることが理由であることに間違いはありません。 ですが、それと同じか、いや、それ以上に大きな「愛着」が、私を彼女の育成へと駆り立てる原動力なのでしょう。
思った通りに役に立たなくたっていいじゃないですか。 そういうヒーローとの付き合い方があったって。
燃えさかる炎のような激しさはなくても、静かにゆっくりと、長く長く燃える小さな火。 私の「キャラ愛」というものは、恐らくそういった類いのものなのだと思います。
~キャラスト民の皆様へ~
そして、皆様も私がどうこういうまでもなく、貴方だけの「キャラ愛」というものを持っていらっしゃることでしょう。 今回私の例で取上げたように、それはどんな時でも、どんな事でも、どんな形でも、ふと気付いたらいつの間にか芽生えている路の草のようなもの。 これからキャラストを始める方、もう長いことプレイをしている方、どうかその「キャラ愛」を絶やすことなくゲームを続けられることを願っております。 ゲーム内でイヤなことは沢山あるでしょうけれど、なるべくならそんなことは軽く受け流して、貴方だけの「キャラ愛」を貫いて下さいませ。
皆様に「幸運」な「運命」があらんことを。
続く。(ハロウィンですわぁ~。)
コメント
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ヒメクイナ
ID: z7pxunh8thkb
ニイジマでのバケネコAUTO狩り以来、暗闇で戦力差を覆せるアロぽんはうちの主力です。ヒューマンスタートではなかったのでアロぽんに出会ったのは後の方でしたが、とにかく前向きな性格が大好きです。
どんなヒーローにも活躍の機会があると信じたい自分にとって、育成途中の装備のレアリティによる如何ともし難い戦力差はかなりショックなものです。その分装備ができたとき、火力や防御力で主力に並ぶまでは行かずとも近づいたりしたときは胸に熱いものを感じます。どんなキャラもフィールドアバターにして声を聞いたり、ストーリーをみたりしているとなんとなく情がわいてくるというか、なんというか。
まあとにかく、キャラストすごい!ありがとう!ってこととアロぽん大好き!ってことw
2
hanage
ID: hwazq4nc8cgj
>> 1
こんな長文にお付き合い下さり、ありがとうございます。 そうですね、アロぽんかわいい!
どんなヒーローにも活躍の機会、あると信じたいですね、こちらが頑張って頑張って探すのではない形で。