１．桜咲く季節、皆さん元気にお過ごしでしょうか。私はそこそこ元気です。
　先日TV放送され巷で話題となったNHKのプロフェッショナル仕事の流儀の庵野監督の回、あれは中々面白かったですねえ。まあ、あの方は例外としても、ああいう番組でよく見かける〇〇一筋５０年みたいな職人さん達は皆、専門分野について、表現は違えど同じようなことを言っていることが多く、しばしばハッとさせられるのである。
　曰く、自分はまだまだだ、道半ば、やればやるほど深さに気付く、極めるなんてとんでもない、などなど。
　これは半分謙遜が入っているとしても、一種の真理が含まれているのではないかと思う。たとえどんなにささいな事であっても物事ってのは案外奥が深いもので、突き詰めていくというのは大変なことなのである。それゆえ、軽々に〇〇は極めたなどと口にする奴は物事の表層をなぞって満足する愚か者なのであって、簡単に信用してはならない人物と言えるだろう。


２．それはさておき、キャラストでは超メジャーな戦法、いわゆる「ロロイザ早回し」というものがある。私も今では立派な中級者。もはやロロイザ早回しは極めたと言っても良いと思うので、ここらで少し整理してまとめておきたい。

（１）序
　ロロイザ早回しとは、CT減少効果を持つASの使い手であるロロミュ・イザイアを自分のPT単体、あるいは味方PTと連携して複数体用いることによって、CT減少効果を永続的にｐｔ全体に及ぼし、連続でASを使用可能とする戦法である。
　あまりに有用かつ有名なので意識するしないに関わらず使用している人が多数と思われるが、細かい点に注意することによってより効率よくロロイザ早回しの恩恵を享受することが可能となる。

（２）注意点
①ロロミュについて
　ロロミュのASの範囲は広い。広いがゆえについその場で躍らせがちであるが、早回しはCT減少効果を重ね続けることが大切である。よって、ロロミュはかならず一箇所に寄せ、イザイアの射程に入れておくことが肝要である。これは単独 PTの場合でも同様である。また、早回しをするとほぼずっとASを連打することになるので、ロロミュの NS、つまりクイックが発動しない時間ができることがある。これは本末転倒的なところがあるので、こまめにステータスを確認してクイックが付与されているかを確認するようにしよう。

②イザイアについて
　ロロミュと比べて圧倒的にASの射程が狭いのが特徴である。それゆえに、可能な限り味方を射程に入れ、少なくともCT減少キャラは必ず自身の射程に入れておくように心がける。操作が煩雑になるようなら、ロロミュを寄せたあとにロロミュをタゲっておくと安心である。あまり意識していない人もいるようであるがイザイアのASは発動までにタイムラグがあること及びAS発動開始前のボタンを押した時点でイザイアのCTが始まっているという点が、とくに単独PTにおけるロロイザ早回しにおいて極めて重要な要素となる。詳しくは③で

③AS発動のタイミングについて
　下記SSも参考にしてほしいのだが、ロロイザ早回しをする際は両者のAS発動のタイミングについて意識することが大事である。
　具体的には、ロロミュのASはボタンを押すと即時発動するの対して、イザイア のASはボタンを押してのちしばしのタイムラグがあってからASが発動するという違いがある。
　この差が活きてくる局面として、例えば下記SSのようにロロミュ・イザイア両方のASが使用可能なとき、
（ⅰ）ロロミュを先に押してイザイアを押した場合
ロロミュ押す→ロロミュAS発動→イザイア押す→イザイアAS発動→ロロミュのCTが短縮
　というながれになる。他方、
（ⅱ）イザイアを先に押してイザイアのASが発動するまでの短いタイミングでロロミュのASを発動させた場合
イザイア押す（イザイアのCTが開始）→ロロミュ押す→ロロミュのAS発動→イザイアのCTが短縮→イザイアのASが発動→ロロミュのCTが短縮

となる。このように、両者のAS発動タイミングを意識して、イザイアASのタイムラグをうまく利用してあげると、より効率よくロロイザ早回しの恩恵を享受することができるのである。
　なお、イザ→ロロの待ち時間についでに他のキャラのASも発動させることや、イザイアを先に打つためにあえてイザイアのCTが終わるまでロロミュAS使用を待つなど、応用は色々可能である。


３．上記は知っている人には当たり前の知識であるが、知らないと結構損すると思うので、参考になれば幸いである。
　そういえば私もこれを書くまであまり意識していなかったのであるが、イザイアのASは発動すると自身のCTも減少させるというよく分からん二度手間な挙動をするのである。まあ知力とか諸々の兼ね合いがあるから微妙な差がでるのは分かるが、二度手間感は否めない。やはり私もまだまだロロイザ早回しを極めたなどと口にしてはいけないようである。

ざっと書いたので誤字脱字誤情報はご容赦を