あぼがどの旅日誌

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麒麟が来た


1.今年の大河ドラマにモックンこと本木雅弘が出演しているのだが、いやー彼は良い役者ですね。彼が主演を務めていた坂の上の雲を観たときも思ったのだが、彼は時代物が大変よく似合う。
 麒麟とは、中国の伝説上の生き物であるが、傑出した子供のことを麒麟児などと表現することからも分かるように、古来よりめでたいことの象徴とされている。そして、平和な世の中に麒麟が現れるという伝説があるが、今の世の中(大河ドラマにおける戦国の世)は乱れに乱れておりどこにも麒麟はいない。といった具合の説明が大河第一話の概要であった。

2.そもそも揉め事が無いと物語が進まないので当然であるが、我らがイアルの世界も乱れに乱れている。空から一定時刻ごとに未知の物体が降って来たり、魔獣が街の外を跋扈したり、一国の軍隊を余裕で蹴散らす野党がいたり、はては宇宙人が襲来したりと、正直戦国の世がぬるま湯に感じるほどにヤバい状況なので、当然、麒麟は来ない。
 しかもMMOの宿命かな、エンディングが想定されていない(仮に想定されていたとしても諸般の事情で辿り着けない)ので、いくら待っていても、どれだけエニグマを倒しても麒麟はやって来ないのである。

3.昔、ネトゲに否定的でゲームはもっぱら据え置き派という友人が「ネトゲはエンディングがないから嫌い」と言っていたのを最近ふと思い出した。昔はあまり共感出来なかった言葉だが、今なら少し理解できる気がする。終わりがあるからこそそこに向けてストーリーが収束し、結果ぎゅっと引き締まった良いシナリオが展開されるのである。むろん、ゲームによってはバッドエンドもあるので結局麒麟が来ないこともあるのだけれど。

4.リアルにもイアルにも麒麟は来ないのかもしれない。しかし、我がキャラバンにはめでたくキリンが来た。性能という面では正直微妙というかptに入れるだけ損といった代物ではあるのだが、せっせとアニマを集めて無事に☆6進化が完了した。キリンが嫌いな男はいないであろうし、レーザービームが嫌いな男もまた存在しないからである。


あぼがど

コメント

1

老舗人

Chinook

ID: 7ayvbh94mzv5

キリンと言えば、キリンビールのロゴ。
あのキリンの足はなんだか踊っているように見えます。
そんなキリンが、欲しいです。

2

イアルの冒険者

はな

ID: brizt5qht63e

珍しく、オチが無かった、、、、

3

あぼがど

ID: 8cfhsmvpywan

>> 1
あれはまた秀逸なデザインですよね。ヒット商品の裏には優れたデザインありってことでしょうか。

4

あぼがど

ID: 8cfhsmvpywan

>> 2
そんな落語じゃないんやから笑