~ポロックスが机にかじりついてから3日ほど経った朝~
ミリア「ポロ~おはよ~。進んでる?...ギャッ!ポロ、自分の顔鏡で見た?ボーンエルフみたいよ?あっ!ポロ~あれから寝なかったんでしょ~?」
ポロ「ミリアがプレッシャーをかけてきたんじゃないか!」
ミリア「ん?わたしなんか言ったっけ?」
ポロ「はぁ...、もういいや。それに思い浮かんだデザインを忘れてしまわないうちにデザインを描きたいってのはあったんだ。」
ミリア「うわぁ!ほんとすごい数のデザイン案ね!これなんかわたしたちがオデッシアちゃんに出会ったころ着ていた洋服の色をつかっているんじゃない?!氷魔法を使うオデッシアちゃんにはぴったりのデザインだと思うわ!」
扉の向こうから...
オデッシア「あの~ミリアさん、ポロックスさん。私も部屋の中へ入ってもいいですか?ものすごくデザインを拝見したいのですが...。」
ミリア「あ”っ!オデッシアちゃん外で待たせてるの忘れてしまっていたわ。ポロ、今は部屋の中に入っても大丈夫かしら?」
ポロ「もちろん大丈夫だよ。オデッシア本人からの要望があればもっとデザインがまとまるだろうしね。」
~ポロのデザインに目を通すオデッシア...~
オデッシア「これは...!想像以上です...。」
ポロ「気に入ってくれたかい?」
オデッシア「はいっ!もちろんです!これは私の母の正装の面影を感じます。こっちは『ワノクニ』のお召し物でしょうか?こっちの真っ白なドレスというのもまた素敵ですね!あら?こっちのは水着を模したものでしょうか?すこし勇気がいりますががこれは頑張って着てみたいものです!」
ポロ「ははっ!!この僕は今まで出会った人たちの人の服装をずっと観察し、記憶いるからね。旅の中でいろんなインスピレーションを受けて一気にデザインの中に落とし込むのさ!」
ミリア「あっ...(ポロの血色が戻った...)」
オデッシア「さすが一流のデザイナーを目指している方ですね!もうデザイン案を眺めているだけで楽しいです!」
ポロ「そんな~僕なんてまだまださっ!(ハナタカ)」
オデッシア「このデザインなんてモコモコですよ!モコモコ!!かわいいです!今のわたしの服装の色を使ってくれているので落ち着いたトーンで、武器にも合いそうですね!」
ミリア「...オオ...ギリ?(ちょっとポロ、あんたオデッシアちゃんになんて洋服着せようとしてんのよ?!)」
ポロ「(違う!違う違うっ!ずっと考えてたら行き詰ることもあるんだよー!叩くなよっ!)」
ミリア「(木に張り付けられてるやつはさすがにオデッシアちゃんには見せられないわね...。)オデッシアちゃんこれなんかいいんじゃないかなぁ?」
大喜利デザインを服の中に入れるミリア。
オデッシア「ミリアさんこっちもいいですよぉ~!」
ミリア「ほっ、ほんとね~!(汗)」
~#2おわり~
コメント