といいつつ老害の繰言みたいになってしまいそうだが。

結論から言うと、実はキャラストは戦闘やイベントは結構改善が加えられているゲームなのだ。
あまり実感が無いのはバグが多くてそっちに気をとられているからである。
人間は良い事より悪いことの方が記憶に残りやすいし。

衣食足りて礼節を知るというやつだ。ユーザの不満を抑えたかったら衣食、つまり最低限の生活を保障（要はバグ修正）しないと、どんなに良調整しても幸福度は低いままで不満が収まらないということだ。

過去の話を聞いたことのある、もしくは「古の歴史書」（引退者の過去日誌）を見たことある方ならご存知かと思うが、過去のキャラストはソフィアストーリーの救出、アリゲーターガーなどの主要クエストは今とは比較にならないほど激ムズ（バ火力+異常なHP+キャラの性能が上方修正前の状態）だった。

敗因の5割は制限時間オーバー。残りの5割は操作ミス――特に巻き込まれからのキャラバン爆破――が原因である。
体感では今の3倍以上は難易度が高かった。
それに加えてキャラの上方修正も本格的ではなく、たとえばガダはただの一般オークと大差ない性能だった。
（マルバス氏より使用率の低い凡百シューターだった）
当時はエルヴィもただのオーク、ザラ君もただのオーク、オクアバはちょっとデキるオーク。ボグスは対コラプ専用タンク。
当時のオークはイアル最弱体と言ってもいいくらいパッとしなかった。

話を元に戻そう。
その中でもイベントの狂いっぷりはさらに予想を超えるレベルだった。
昨年のイエ島ではアイリーンやヴェロニカといったイベント対象キャラとの戦闘で報酬が出るのだが、この戦闘が乱入不可の完全個人戦だった。
相手の戦闘力も尋常ではなく、開幕からアイリーンのASでダメ減85%のソフィアが轟沈するため足止めスキルと詩人の無敵をタイミングよく行わないと勝利はできない。これに限らず去年のイベントはアルメイダルの無敵が無いとどうにもならないシーンが多かったな。

さすがの運営もこれに反省したのか、次のハロウィンイベントでは多少緩和した。
イベント対象キャラの戦闘は乱入OKにしたのだ。
今年は残念ながらイベントキャラの戦闘がカットされているが、他の戦闘もバランスは去年のままなので、☆6進化が実装された今、難易度はむしろ下がっている。キャラストにしては･･･だが。
あと一つ言い忘れたが、リドミラは昨年のハロウィンで実装されたイベントヒーローである。しかし実装当時、このリドミラのNS/ANには毒も鈍足もなかった。
ただの魔法防御デバフのダメージ技である。

去年との違いを纏めると大体こうなる

そういうわけで、今年のイベントは去年に比べればマシなバランスだと思うので、チャレンジできそうなら試してほしい。
イベントビーストは一部を除いて普段の戦闘では活躍できないからイベント後リストラ対象になるが･･･

ここまで読んでも理不尽さに納得できない皆さんは、過去の私の日誌を一読してみてほしい。
霊王攻略法+イベント雑感
というタイトルのやつだ。
（筆者が実は「イベント完走至上主義者」ではないという事がお判りいただけるだろう）

最後に一つだけ、もうご存知かと思うが、イベントビースト縛りの戦闘では同じ種のビーストは選べない。
つまりフランケン君5体+リドミラ編成はムリって事。
フランケンブリーダーになってイベント戦を乗り切る方法を考えている方は育成資源の無駄なので止めること。