島津豊久の旅日誌

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Episode 3「ゲッシー古王朝の成立」

ゲッシー古王朝の成立については、まだわかっていないことが多い。
最も有力な説は、今から約3,000年前、はるか東方より渡来したウサギのゲッシーの一団が、
グバア半島の付け根部分を開拓して国を興した、いわゆる"シルバニア・ファミリー"起源説である。
(ゲッシー種族のアイコンがウサギを模しているのは彼らに由来する。)

一方で、このシルバニア王朝は、その後のゲッシー文明と比較して文化が異なる点が多く、
現在のゲッシー帝国の起源とする説には異を唱える学者も多い。
(そもそも、何故彼らがシルバニアを名乗ったかも不明である。)

グバア半島で発見された彼らの住居とみられる遺跡には奇妙な点が報告されている。
住居の壁一面が欠落しており、外部から住居内部が丸見えなのである。
これは、その後のゲッシー文明の建造物とは根本的に異なる特徴の一つである。
(一説によれば、刺客から身を守るための防御機能と考えられているが、定かではない。)

シルバニア王朝の遺跡は今だ発掘調査が行われていないものも多く、今後の解明が待たれる。

資料1: シルバニア王朝時代の住居跡(前面の壁が取り払われている)

資料2: シルバニア王族を模した遮光器土偶(王族の遺体のそばに埋葬されていたもの)

島津豊久

コメント

1

イアルの冒険者

alect

ID: ze7hnq347cep

土偶のレベル高いww
キッチン周りにシルバニア王朝の技術力が伺えますね・・・(・∀・)

2

島津豊久

ID: weubkgqkmtdq

>> 1
ゲッシー見てるとAmazonでシルバニアファミリーをぽちりたくなりますねwww