全国のミンミ好き、ルヴレ好きなパノフィートが好きな皆様、お待たせしました。
二人のパノフィートが放つ御業について科学的に測定してみました。
パノフィートファン界の発展の礎になれば、と思います。
皆様は既にミンミのストーリークエスト:パノフィートをご覧になったかと思います。
もしまだ観られていないという方はすぐにミンミのストーリーを進めていただくようお願いします。
ここでは二人のつくる火炎の極致が、
突如現れたミルフィートの水壁に阻まれてご納得いかないファンの方々のために熱量を算出してみた結果を記します。
ご興味のあるパノフィートファンの方々は是非お読み下さい。
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まず、魔法とは何ぞや…というと答えは分かりません。
魔法がスフィラで自然現象を再現するものなら…
スフィラを元素の代替にする技術だとか、
スフィラを消費して元素に変換して魔法にするとか…
そのような記載を見つけることができませんでしたのでゴチャゴチャ考えずに、
単純計算しました。
(分かる人いましたら教えてください。)
①ミンミとルヴレは空間を火炎の温度に温めた。
②火炎を水壁で受け止めた。
この辺りを計算します。
火炎の温度の計算方法
二人のパノフィートがつくった火炎を熱量の高い球体とします。
火炎の熱量の計算式は、
火炎の熱量=
温めた空気の質量×空気の比熱×上昇温度
となります。また、
温めた空気の質量=空気の密度×火炎の体積
上昇温度=火炎の温度-王都ヴァルメルの気温
火炎の体積=4/3πr^3 (r=球の半径)
となるので、必要なデータを集めていきました。
王都ヴァルメルの気温は?
熱量を求める計算式の中でそんなに重要ではないのですが、王都ヴァルメルの気温が気になったので調べてみました。
王都ヴァルメルのあるガルメニア地方の中で採取できるマテリアルのうち、ノアザミとクチナシに着目。調べたところ…
●ノアザミ
日本の本州、四国、九州の草原や河川敷に見られ、アジア大陸にも変種が分布する。
●クチナシ
東アジア(中国、台湾、インドシナ半島等)に広く分布し、日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生する。
とのことなので、
日本の中部以西に近い気候だと思われます。
また、ガルメニア地方を含めたヒューマン領には
ファーレン地方 スコット高原
ガルメニア地方 アトリム高原
南ガルメニア地方 カーヴェンデル山麓
エイヴォン地方 ネビス山西峰
と他種属領に比べて山が多いことが窺えます。王都ヴァルメルのロケーションは山々に囲まれた盆地/平野であると言え、
日本の近畿地方、大阪平野に似た地勢をしています。
そのため、ヴァルメルの気温は大阪の年間平均気温(気象庁統計)16.9℃としました。
計算で必要な比熱と空気の密度も16.9℃の値にします。
パノフィートがつくる火炎の測定
二人がそれぞれ出力した火炎を合わせた巨大な火球の大きさを測定しました。
画像より、火球の直径は建物の横幅の1/2程度だということが分かります。
建物の広さを調べる為にミンミのとんがり帽の幅を計測したところ、
顔幅を20cmとして帽子の直径は1m(以後、1mは″1ミンミ″と読むことにします)。
フィールドでの写真から建物中央から端まで10mということが分かりましたので、建物の横幅は20m程だと思われます。
ですので、火炎の半径は5mとします。
次に、火炎の温度です。
ミンミとルヴレの炎は色が違うのでそれぞれ燃えているものが違うと思われます。
ミンミの場合は赤色、橙色、黄色の炎ですね。ロウソクの炎に近い色合いです。
なので、ミンミの炎をロウソクの温度とします。
炎が発生する最低温度は1200℃
ロウソクの温度で最も高い温度は1400℃
ミンミは炎使いの最高峰なので1400℃としました。
ルヴレの炎は青色、紫色、桃色の炎です。
ルヴレに近い炎が青く、体から離れるにつれて紫色になるところから炎色反応(花火のように炎に色をつける物質を燃やしてる反応)を起こしているか、単純にミンミの火炎より酸素供給量が多い炎だと思われます。
ルヴレの炎の温度はガスバーナーの温度と考え、控えめですが1600℃としました。
なので火球の温度は間を取って1500℃ですね。
材料は揃いましたね〜
火炎の熱量=
空気の密度×球の体積×空気の比熱×(火球の温度-気温)
ですから、
1.217[kg/m^3]×4/3×π×5^3[m^3]×1005.990[J/kg K]×(1500-16.9)[K]=950721464.462[J]
950.7[MJ](メガジュール)
264.089[kW·h]
…ガス給湯器の給湯、6時間分の熱エネルギーを一瞬で解き放ってることになります。
パノフィートすごっ
ミルフィートの水壁
こちらは測定が面倒…水壁の全貌を見ることができていないので目測です。
水の体積
横8m×高さ3m×厚み0.5m
= 12m^3
=12,000L
水の重さは12,000kg
水壁を蒸発させるのに必要な熱量=
水の質量×水の比熱×(100-水温)
という式です。数を入れていきます。
水壁を全て蒸発させるのに必要な熱量は、
12,000[kg]×4190.791[J/kg K]×(100-16.9)[K]=4179056785.2[J]
4.179[GJ](ギガジュール)
1160.849[kW·h]
火炎を4.396倍の規模にすれば全て蒸発することになります。
半径8.5mほどの火球になりますから、狭い建物の中でそんな炎を出したら危ないどころの話ではないよね…
しかも水壁は火炎よりも早く展開されていました。スピードでも勝てないのか…
次の話に期待ですね!
まとめ
想いは熱量に比例する(ドヤ
あと
スマートパノフィート&ミルフィートほしい!
コメント
1
アキラ
ID: umka3e7qsdym
科学的検証、さすがです!目が離せませんでした!
楽しかった!
思うのですが、この熱量を一瞬で消した場合
水蒸気爆発的なもので建物吹っ飛ぶんじゃないかと思ったりするのですが、そこは魔法が故にうまくおさまった感じでしょうか
今後も検証期待してます!
2
れれ
ID: maugzgzcw6rc
>> 1
楽しんでくれてよかった^o^
そこは魔法だから…
と言いたいところですが、計算してみましょう。
水は水蒸気になると体積が1700倍になります。
仮にミルフィートの水壁を一瞬で全て蒸発させたのなら
12m^3×1700=20400m^3ですから、
27.3239…mの3乗の体積だからこの建物は吹っ飛びます。
また、パノフィートの火炎で水蒸気にできる水の量を計算して水蒸気にすると…
16.68×16.68×16.68mになるのでこれまたすごい体積になりそうですが、
火炎で温められた水(2729.9599kg)を対流させて水壁(12000kg)全体で受け切ったのでしょう。
敵ながらあっぱれ、流石ミルフィートですね〜
今後は気になったことあればやるかも?
調査は大変だけどw
3
みりあむ
ID: acg623jzwygq
ヴァーミットが、水蒸気爆発で、そ、そんな馬鹿なを期待しましたw
4
アキラ
ID: umka3e7qsdym
>> 2
た、対流、だと(゜ロ゜)!
あんな大雑把な力技かと思いきや、細部まで精密操作していたなんて!
ミルフィートの凄さが際立ちすぎますね!
こうなりゃフェンフィート(風)、アスフィート(土)の登場も気になるところ!
期待してます!
5
れれ
ID: maugzgzcw6rc
>> 3
蒸気にすらならない描写に違和感あったので計算してみたのですが、終わってみるとこちらがそんな馬鹿な…となっていましたねw
よく考えると水蒸気爆発したら全員吹っ飛ぶからこの結果で良かったとも思います。
6
れれ
ID: maugzgzcw6rc
>> 4
なぬ、次話でガルス呼ぶ説あるかもですね!
四属性頂点たちの戦いはアツい…!けど場所は考えてほしいw
7
みるみら
ID: 6ub65ng9q9ju
れれさん すごい!!! 科学者だったのね。
末は ガリレオ?ニュートン?アインシュタイン?アイザック・アシモフ・・・
ミンミもルブレも とりあえず燃やすでそんな熱量に・・・
私には計算はトンチンカン 文系の本領です
ハゲが爆発すればいいのにって、思っただけですにゃ><
8
れれ
ID: maugzgzcw6rc
>> 7
科学者…マッドサイエンティストってことだねw ^o^
簡単にいうと、火炎でバスタブ13杯分の水は蒸発させられるけど、それが無理なくらい大量の水を出してたんだね〜
ミルフィートがキャラ化したら水壁にブロックが付くんじゃないかってくらいの鉄板(水だけど)ね〜
最後に、ハゲって言わんであげて!
過去の栄光を置き去りにしてきただけだから!!
9
Tocchi
ID: nw7mf6pbin5m
ギルメンから面白い記事があると聞いて伺いました。
早くも次回に期待です!
10
れれ
ID: maugzgzcw6rc
>> 9
楽しんでいただけたようで嬉しいです٩( 'ω' )و
次回は何も考えてなかったけど、自分の好きなキャラを考察していけたらなと思ってます〜