とある日の夕飯時

4人の世間話が辺りに響き渡ります…

A男は声が大きく
B子はおしゃべりでお調子者で
C蔵は乱暴者だけど冷静さも兼ね備えてて
D美は無口で引っ込み思案で腹黒い


とっても仲良しな4人組は、

いつも決まって夕焼け空の下、お話をして居ます。今日はどんなお話でしょうか。

すこし覗いてみましょう。




B【ねーねー、あんたたち、春節のノーファスライルのライブ！行った！？あのチケットなかなかゲットできないプレミアムだったらしいわよ！行商のおばちゃんが言ってたわ！】

C【おめぇ、馬鹿言っちゃいけねぇよ。あんなライブ会場だかハコだか顕現する聖域だかなんだか知らねーけどよ、名前から眩しすぎてたまんねーって。】

B【あんた馬鹿ね！年に一度よ！今年行かなきゃ来年ないかもしれないわよ！変な猿だってもう来年は無い、いや、イアルが自体の存続すら危ういのよ！ったく、あんたたち、もっと、こう…積極的に、前向きにガツガツ貪欲に生きなさいよね！
て言うアタシもライブ行ってないけど(笑)】

A【相変わらずオチがねー話だな！！】

B【あーはいはい。勝手に言ってなさいよ。あ、そうそう。あんたたち、知ってる？最近、今頃になって宝珠マラソンの大切さに気づいた人がいるって噂！】

A【はぁ！聞いたことねぇわ！誰だそりゃ！】

B【ケイケイって言う奴よ！いこいのひろばってギルドの頭領やってるらしいわ！】

C【ん？確かイアルが出来た時から、この世界に居た冒険者だよな？そんな熟練が今更感あるがな…何か理由があるのか？】

D(わたしも…やろうかな。あ、でもやる必要ないかな。というかB子の話がキッカケで物事を始めるのが癪だわ。やーめよ)

B【そうなのよー！よくその辺にいる行商のおばちゃんから変なアイテム仕入れて、宝珠拾う前にソレを使ってるらしいわ！ほら、なんか最近皆んな姿がやたらめったら変わるじゃない？強くなってるって言うか…！
それに、アタシこの前、この奥で目撃したの！仲間に聞いたら世界中走り回ってるんだってねー！まぁなんか知らないけど、一生懸命にやってるのよ！ご苦労なことだわね！】

C【おいおめぇ、そりゃちげぇぞ。金使わずコツコツ強くなるの大事だぜ。小さいことからコツコツとだ！俺みたいに……こんな感じで！】

A【ば、ばかやろ！やめろ！ここでやるな！あぶねーだろ！オイラたちが居ないとこでやれ！】

D(宝珠マラソンかぁ。どんな感じなんだろ。)

B【アタシの友達によるとね。マラソンしてる最中に、フクロウみたいなゴリラ？ゴリラみたいなフクロウ？とかムキムキのネズミみたいな奴とか、槍持った馬に絡まれてイライラしてるらしいのよ！アタシならすぐビビらせちゃうけどねー、ケイケイってまだひよっこなのよ！】

C【おいおい、お前馬鹿にしすぎだぞ。あ、さてはおめぇ、そいつの事すきだな？】

D(C蔵、それB子に言えちゃうんだ。すごい。私は無理かな。陰口言う時点で、こんな女と関わりたくないわ)

B【ばばばばばか仰いな！だーれがあんな奴のこと…！】

A【オイ、B子の舌が丸まってるぞ！こりゃ図星だな！！】

C【おぅおぅ、照れるな。B子！で？ケイケイってのはどんな奴なんだ？え？】

D(あ、誰か近づいてくる。やばくない？なんか急いでこっち来てる！キャラバン３つくらいある？？)

B【ななな！きゃーなんで今来るのよー！】

A【おい！こいつ見てA子が舌縮めてるぞ！まさかこいつがケイケイか！
ヤベーだろ！俺ぁてっきり仲間かと思ってた！】

C【おいB子！おめぇ！こいつぁだめだろ！俺たちの『混沌の塊』を狙ってる冒険者じゃねーか！そこのイオティを良く狩りとってるだろ！おめぇは馬鹿か！】

B【あんたち、黙って迎え撃ちなさいよ！A男、吠えなさいよ！C蔵、腕ぶん回しなさい！D美もどこーんと魔法やりなさい！】

A【B子こそさっさと舌伸ばせー！ぎゃぁぁーーーーーー】

先週から昨晩まで、ゲルブルズ山にはコラプター達の断末魔の叫び声が響き渡ったとさ

_(:3」z)_

ちゃんちゃん。

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読んでくれた方々、ありがとうございます。
画像は日誌と関係ありません(笑)

 てなわけで、いこいのひろば、ぜひ覗いてみてくださいね。
ではでは良いメンテナンスを。