まずは、中途半端な記憶で考察なんてするもんじゃないなと前回の大反省。
(前回ドヤ顔で、既存の無属性の新属性追加説を唱えてたわけで)
(ロクに確認もせずに「根“元”に対して虚“無”か良くね?」とか一人はしゃいでた自分を殴りたい)
(その節はご指摘諸々どうもお世話になりました)
それはそうと、キンカクギンカクこと恋するツインズがサンゾウ師匠にドナドナされましたね。
(言うまでもなく、ガチャは華麗に爆死)
(といっても、なけなしの魔法石はたいて一回しかしてないけど)
(まぁ、そもそもガチャ運悪いし……)
オルガ方式で仲間になってくれやしないかと甘い期待を抱いていましたが、それもガチャの三文字の前に脆くも崩れ去り。まぁ、悔し紛れにあれやこれやと考えてたんですよ。
どうせ、来年の今頃グランピが故障したかなんかするんだろ、だの。
ハッカイが近くを通りがかったキャラバンにSOSしてくるんだろ、だの。
そのままいつもの通りキャラバン入りするんだろ、だの。
戻ったらサンゾウ師匠が何者に拐われてるんだろ、だの。
「守りきれなかった」とキンちゃんギンちゃんに泣きつかれるんだろ、だの。
サンゾウ師匠はどうせガチャ限定キャラなんだろ、だの。
キンギンは師匠にすっかり懐いてるんだろ、だの。
ハッカイへの態度も若干マイルド(ハッカイ、時々豚野郎)になってんだろ、だの。
原作が原作だからゲッシーに分類されのも妥当かなぁ、だの。
でもゲッシーなんだし少しはケモ要素欲しかったなぁ、だの。
そしたら、きたよ。
キンちゃん達のゲッシー衣装。
いや、やると思ってましたよ。
だって、レリオーラ様達のロリ衣装用意する運営のことだし?
(いつぞやのコメで言われるまで、思いつかなかったけど)
でも、実装っていつするんですかね?
あくまで衣装だから、キンちゃんギンちゃん熱が冷めないうちにやらないと意味ないし。人型キンギンのゲッシー族参入で、イアル界隈が大分荒れてましたし。
と思ったら、ちょうど恋する二人にぴったりなイベントがあるじゃないですか。
【バレンタインデーイベ!】
メ「あら、そこにいるのは?」
ハ「おーい、ゴクウの兄さんにゴジョウの兄貴ー!」
ボ「おっ、ハッカイ達じゃねえか」
ゴ「お師匠様ー、ハッカイー!!」
ゴ「お師匠様と、ハッカイか」
サ「お久しぶりです二人とも、と言ってもこの前別れたばかりですが」
ゴ「この前ぶりですじゃけ。しかし、なしてお師匠様がこげな場所に?」
ボ「フランベってやつで旅に出たんじゃねぇのか?」
メ「グランピね……。別にどうでもいいけど」
ハ「あー、そのことなんやけどな。実はキンちゃんとギンちゃんがどうしてもゴジョウの兄貴の所に行きたいゆうて聞かへんやさかい、こうして兄貴達に会いに来たんですわ」
キ「やいやい、このハッカイの豚野郎!」
ギ「余計なこと言うんじゃねーぞです!」
フォ「ええと、そこのゲッシー達は……?」
キ「キンカクだ!」
ギ「ギンカクだ!」
キ&ギ「「前にも会ったことあるんだから、ちゃんと覚えとけです!!」」
(ケモさ100%なキンちゃんギンちゃんどーん)
(まさか、本当に実現するとは……)
ミ「えぇ! きみたちってぼくらと同じゲッシーだったの!?」
ロ「てっきりヒューマンだと思ってたわ」
キ「確かに、いつもの格好だと間違われても仕方ねーですな」
ギ「色んなヤツからよく同じこと言われるですな」
ポ「ふむ、実に興味深い! こう見えて僕は名探偵として変装にはうるさい方でね、未来のポワトト探偵事務所設立のためにも是非とも参考にさせてほしいな」
ク「なら、私にも一つご教授願えるかい? 怪盗の端くれとしては君たちの変装はとても興味深くてね、ゲッシーからヒューマンだなんてなかなか出来るものじゃないさ」
キ「えー、アンタだって似たようなことやってるじゃん……」
キ「やれやれ、そこまで言うなら教えてやるです」
ギ「ギン達は天界より伝わる門外不出の術で変化してるです」
キ「一度念じれば思うがまま、人でもビーストでも魔獣でも何でもごされです」
ギ「でも、出来るようになるにはつらーい修行が必要なんだです」
キ「だから、素人には出来っこないです」
ギ「トーシロはおとといきやがれです」
ア「あー、詳しいことは分かんねぇが。要するに、わざわざ面倒な手間を踏んで人間の姿になってるってことだよな。でも、人間とゲッシーの違いなんてケツに尻尾があるかないかくらいだろ。何でそこまでして人間の姿にこだわる必要があるんだ?」
キ「人の姿こそ力の象徴! 霊格高き御人は皆、たとえビーストであっても人の姿をしていたぞです」
ギ「変化の術は習得するのが難しい分、それだけで相手の力量を図ることが出来るです」
キ「天界では人の姿でいることが、一種のステータスだったです」
ギ「オレらがいた『蟠桃軒』でも、人の姿になれないうちは一人前とは認めてもらえなかったです」
キ「だから、変化も出来ない未熟なゲッシーだった頃の姿はあまり見られたくなくて……」
ギ「もちろん、ゲッシーとしての誇りは捨ててねーけどな」
ボ「だったら、何で今はゲッシーの姿なんだ? 見られたくねぇんだろ?」
キ「キン達がゲッシーだって分かった途端、色んなところからクレームが来て大変だったんだです」
ギ「だからこうしてわざわざ元の姿に戻ってやってるです」
キ「オレらが人型な理由はちゃんと図鑑に書いてあるのに……」
ギ「そもそも、みんな『西遊記』読んだことねーのかですぅ……」
ゴ「まぁ、ワシはこの子らがゲッシーじゃったことは前から知っとったけぇのう。寧ろ、こないだのの方が驚きじゃわい」
キ&ギ「「ゴジョウ様〜〜!!」」
メ「まぁ、その姿の理由は分かったけど。結局、貴女達は何が目的でゴジョウに会いに来たの?」
キ&ギ「「あいっ! その質問を待ってたです!!」」
キ「イアルにはス……大切な人にチョコを送る習慣があるって知ったです」
ギ「だから、ゴジョウ様のためにギン達も一生懸命作ったです」
キ「ゴジョウの親分に届けに来たです」
ギ「ゴジョウ様に渡しに来たです」
レ「それってまさかバレンタインチョコ!?」
ミ「本命チョコかぁ、それこそ恋する乙女って感じよねー」
ハ「ちなみにキンちゃん達のチョコ、元々『蟠桃軒』で働いてただけあってほんま絶品やったで」
ゴジ「うん? ハッカイ貰ったのか?」
キ「違うです! この豚野郎がキン達の作ったチョコを盗み食いしたです!!」
ハ「えぇー、ちょっと味見しただけやん。そない怒らんといてぇな」
キ「誰のせいで材料買い直す羽目になったです!?」
ギ「あれもこれも、ぜーんぶ貴様のせいだかんなぁ!?」
ハ「ええやん、ええやん。お陰でこうしてゴジョウの兄貴にチョコをあげられるんやから。そもそもリザードマンとゲッシーじゃ味覚も全然違うてよぅ言われとるし、あんさんらだけで味見しても上手くいかへん可能性もないとは言い切れへんかったやろ?」
キ&ギ「「うっ、それは……」」
ゴ「まったく、どの口が言うとるんじゃ。おどれは質より量で、味には全く無頓着じゃろうが」
キ「そうだったかです!?」
ギ「くそー、騙されたですー!」
メ「でも、大丈夫なの? ついこの間、サンゾウ師匠からそういうのは止めるよう注意されたばかりでしょ?」
キ「これはあくまで、頑張るゴジョウ様への差し入れだです!」
ギ「差し入れだから問題ねーのです!」
キ「だから、お願いしやすゴジョウ様!」
ギ「ゴジョウの親分には迷惑かけねーです!」
キ「はれーしょんも起こさせないです!」
ギ「ふぃじナンとかも邪魔しねーです!」
キ&ギ「「だからどうか、受け取ってくださいです!!」」
ハ「うっひょー、兄貴モテモテやないですか」
ゴ「おどれは黙っとき! いや…じゃがワシは修行の身じゃて、そういうのはちぃと……」
サ「受け取ってさしあげなさい、ゴジョウ。このチョコには彼女達のマインドが詰まっているのですよ? それとも、自身の勝手な都合で人からのカインドネスをリジェクトするつもりですか?」
ゴ「!! ……確かに、お師匠様の仰る通りじゃけぇ。ほいじゃ、有り難く頂くとするかのぅ」
キ&ギ「「わーい、やったですぅ!!」」
ボ「よかったじゃねえか、ゴジョウ」
ゴ「まっ、オイラはチョコなんかよりも強ぇヤツと戦う方がいいけどな〜」
キ「おっと、忘れる所だったです」
ギ「落とすんじゃねーぞ、クソ猿」
ゴ「うぉっと!? あっぶねーな、急に物投げてくんなよ! って、チョコ?」
メ「貴女達、まさかゴクウのことが……」
キ「勘違いするなです、こっちはただの義理だです」
ギ「義理義理の義理の義理だです」
キ「あくまでゴジョウ様のおこぼれに預かっただけだです」
ギ「だから深い意味はどこにもねーです」
ゴ「ふぅーん……? よく分かんねぇけど、とりあえずありがとな!」
キ&ギ「「溢れんばかりの感謝をお胸に、心して味わえです!!」」
ハ「ええなぁ、兄貴も兄さんもキンちゃん達からチョコもろて。あーあ、いっそのことワイもキャラバンに乗り込んだら貰えへんやろか。なぁ、お師匠様」
サ「? 彼女達からは私も先日頂きましたよ」
ハ「えぇ!? ほんなら、もろてへんのってワイだけ!!?」
キ「貴様にはとっくの昔にやっただろです」
ギ「まだ食い足りねーかです?」
ハ「そんな殺生なぁ、生き返って初めてのバレンタインデーやってのにぃぃ!!」
キ「わわっ、来るな触るな抱きつくなー!!」
ギ「魂が穢れるです!!」
ハ「いやぁやぁー、くれるまで離れへんもーーーん!!」
キ「わ、わかったです! 今度でっかいチョコのケーキ焼いてやるからそれで我慢しろです!」
ハ「ほ、ほんまに!?」
ギ「双子に二言はないです! だからいい加減離れろです!」
ハ「おおきに、キンちゃんギンちゃん! むっちゃ愛しとるでぇ!!」
わ“っ╰(*´︶`*)╯♡
キ&ギ「「ミ“ャーーー!!!」」
相変わらずの妄想補填てんこ盛り。
ちなみに、彼女らの正体を原作ではなくwikiで調べたのはここだけの話。
そういや、ホワイトデー衣装を賭けてイアル男子にチョコあげられるそうですが。
キャラバン内に数多いるイケメン達に捧げるか。
「甘い嘘」と未だ衣装のない詐欺師にくれてやるか。
一見縁遠そうな人達にこっそり渡してみるか。
いつも袖に振られるマルバスに義理チョコあげるか。
星6衣装に引き続き、バズのプロポーズ衣装に期待してみるか。
なんなら、マテウスにあげて専用グラの実装を。
……いや、流石にそれはないか。
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