るる༄✲*の旅日誌

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(仮)アナザーストーリーズ


次のにも、この分が入ってますので、気になってくれた方はそちらをご覧下さい(╹◡╹)
https://masters.caravan-stories.com/posts/vwjimeog









ある日の午後


「なぁ、これから少し時間あるか?」

不意に声をかけられた。
まさか、この私が声をかけられるまでその気配に気付かないとは、いささか驚いた。

立場上、こういった場合は覚悟を決めなければならない。
今となっては過去の話だが、幾人もの恨みをかったであろう事には心当たりが多過ぎる。

「…いいでしょう。」

いつもと変わらず無表情のまま私は答えた。

「ふっ。ひと気の無い場所を設けてある。
付いて来てくれ。」

その者は軽く笑みを浮かべ、私に背を向け颯爽と歩を進めた。
いつでも仕掛けて来いとでも言う様な自信に満ちた背中を追う。
それにしても、何と無駄のない華麗な動きなのだろう。
揺れ動く姿はまるで陽炎の如く。掴みどころがない。

(やはり、いつの時代にも現れるものですね…。桁外れの実力者が。)

胸中で呟きながら、これから待ち受けるであろう死闘を想像すると、僅かながら口角が上がるのを感じた。

それを察したのかは定かではないが、

「少しスピードをあげるぞ。」

前を行く人物は振り返らずにそう告げた。


気配を極力まで断っている二人は
常人には上空の鳥が地上に落とした影の様な認識しか与えない。

二つの影はそのままヴァルメルの路地裏を駆け抜けて行く。

               つづく



るる༄✲*

コメント

1

モル汰

ID: d4edb5xnwxbp

なんだ なんだ、めっちゃ続きが気になるなw

更新はよ( *´艸`)

2

1000いいね達成

桜襲༄✿*.゚

ID: 8b9jmi4jpeka

|ω・)タンタカターン

なになにこれは何のお話なのっ!?まっまさか伝説のあの人??
続き気になるぅぅ‹‹\(´ω` )/››

この発言は削除されました(2022/02/25 02:00) 3

4

老舗人

るる༄✲*

ID: bj5sgyg67piw

>> 1
気になってくれたなんてありがとーΣ(゚ω゚ノ)ノ

新たに付け足したやつ一応上げました…まだ未完だけどww

5

老舗人

るる༄✲*

ID: bj5sgyg67piw

>> 2
お酒じゃないよ!ww

さすが桜さん…あの人だと分かってしまいましたか(´-ω-`)

続きを少し付け足したの上げました…
ミサクラさん好きに怒られちゃうな〜;;(∩´~`∩);;

6

老舗人

るる༄✲*

ID: bj5sgyg67piw

>> 3
ARIAさんだーヾ(o´∀`o)ノ

読んでくれたんだ!?
てか、アイコン変わったんですね〜(*´艸`)