Cross Story(偽)
ミグノノ「今日の英雄の試練は、なんと、あのノーファスライルだよ!ボクたちゲッシーの英雄だから、どんな人なのか楽しみだなあ。」
ロロタタ「でも見て!おかしいわ!今までに挑戦した人たちのハイスコアが0点よ!誰もダメージを与えられていないみたい。...どんな攻撃をしてくるのかしら?」
ソフィア「フッ。では、我々が真っ先に高ダメージを叩き出してやろう。どんな相手であっても、勝利あるのみだ!」
タタリン「さあ、みんな、いっくわよ~!」
* * * * * *
ミグノノ「...あれ?誰もいない???...丸いテーブルと、イスが置いてあるだけ??」
ソフィア「油断するな!来るぞ!」
ノーファスライル「やあ、みんな。初めまして。ボクがノーファスライルだ。」
ロロタタ「...意外と見た目は普通の人なのね。」
ノーファスライル「ボクの肖像画とか後世に残ってないらしくてね。この姿は想像の産物なんだよ。」
ロロタタ「そうなんだ。...ちょっとがっかり。」
ノーファスライル「まあまあ。みんな、イスに座ってくつろいでくれ。...今、お茶をいれるからね。」
ソフィア「...い、いや。我々は、あなたと戦いに来たのだが...。」
ノーファスライル「もう、とっくに戦いは始まっているよ。」
ソフィア「何??どういうことだ??」
ノーファスライル「まずは、そのテーブルの席についてくれ。説明は後だ。さあ、座って、座って。」
ソフィア「...しょうがないな。」
ノーファスライル「うーん。いい香りだ。昨日南方から届いたばかりのお茶の葉を使ってみたんだ。...さあ、遠慮せずに、飲んでくれ。」
ミグノノ「頂きます。」
ロロタタ「頂きます。...おいしい!このお茶とってもおいしいわ!いい香り!」
ノーファスライル「それはよかった。ボクが焼いたクッキーもあるよ。」
タタリン「モグモグ。シナモンが効いてて、おいしい!」
ソフィア「どれどれ。私も頂こう。」
ノーファスライル「さて、本題だが、君たちにボクのことがどう伝わっているかわからないが、ボクがイアルを統一できたのは、決して力によってではないんだ。ボクは、このイアル中を巡って、色々な仲間と巡り合い、色々な種族と話し合いを続けた。お互いの理解を深めるために。」
タタリン「モグモグ。」
ノーファスライル「そして、ボクは仲間の環を、少しづつ広げていったんだ。」
ソフィア「”ノーファスライルの環”だな。...あなたの言いたいことはわかる。だがしかし、今のイアルは、どこへ行っても、いざこざだらけだ。エニグマに対して、結束しなければならない、大切な時なのに。」
ノーファスライル「君たちは、環を広げるための力を持っている。それがキャラバンだ。ボクにだってできたんだ。君たちにも、きっとできるはずさ。」
ソフィア「我々も、あなたと同じようにできるだろうか?...何だか、しんみりしてしまったな。すまないが、お茶のおかわりを頂けるだろうか?」
ノーファスライル「おっと、残念。ここまでで、5分経過。はい、時間切れ、タイム・アップだよ。」
タタリン「えっ?」
ロロタタ「えっ?」
ノーファスライル「...うーん、残念。君たちもボクにダメージを与えることはできなかったね。今日の英雄の試練のスコアは0点だ。ハハハ。」
タタリン「あっ!」
ロロタタ「あっ!」
タタリン「ずるい!ずるいわよ、ノーファスライル!あなたも英雄なら、正々堂々と戦ったらどうなの!!」
ロロタタ「あたしたち、まんまと、この人の口車に乗せられてしまったわね。」
ノーファスライル「ハハハ。これがボクのスタイルだからね!言っただろう?力じゃないって。」
タタリン「ぐぬぬ。...これが、みんなのスコアが0点のからくりだったのね!」
ロロタタ「おぼえてらっしゃい!次回はもう騙されないわよ!」
ノーファスライル「次回も、お茶とクッキーを用意してお待ちしているよ!ハハハ。」
ソフィア「おい、お前たち。さっきから、いったい何を怒ってるんだ?...いいお茶会だったじゃないか?」
ミグノノ「モグモグ。おいしい!やっぱりこれ、すごくおいしいよ!」
タタリン「...どうやら、ソフィアさんとミグノノは、あたしたちが、ここへ何をしに来たかすら、覚えていないようね。」
ロロタタ「ノーファスライル、恐るべし!全く侮りがたし、だわ。」
* * * * * *
ミグノノ「今日の英雄の試練は、なんと、あのノーファスライルだよ!ボクたちゲッシーの英雄だから、どんな人なのか楽しみだなあ。」
ロロタタ「でも見て!おかしいわ!今までに挑戦した人たちのハイスコアが0点よ!誰もダメージを与えられていないみたい。...どんな攻撃をしてくるのかしら?」
ソフィア「フッ。では、我々が真っ先に高ダメージを叩き出してやろう。どんな相手であっても、勝利あるのみだ!」
タタリン「さあ、みんな、いっくわよ~!」
* * * * * *
ミグノノ「...あれ?誰もいない???...丸いテーブルと、イスが置いてあるだけ??」
ソフィア「油断するな!来るぞ!」
ノーファスライル「やあ、みんな。初めまして。ボクがノーファスライルだ。」
ロロタタ「...意外と見た目は普通の人なのね。」
ノーファスライル「ボクの肖像画とか後世に残ってないらしくてね。この姿は想像の産物なんだよ。」
ロロタタ「そうなんだ。...ちょっとがっかり。」
ノーファスライル「まあまあ。みんな、イスに座ってくつろいでくれ。...今、お茶をいれるからね。」
ソフィア「...い、いや。我々は、あなたと戦いに来たのだが...。」
ノーファスライル「もう、とっくに戦いは始まっているよ。」
ソフィア「何??どういうことだ??」
ノーファスライル「まずは、そのテーブルの席についてくれ。説明は後だ。さあ、座って、座って。」
ソフィア「...しょうがないな。」
ノーファスライル「うーん。いい香りだ。昨日南方から届いたばかりのお茶の葉を使ってみたんだ。...さあ、遠慮せずに、飲んでくれ。」
ミグノノ「頂きます。」
ロロタタ「頂きます。...おいしい!このお茶とってもおいしいわ!いい香り!」
ノーファスライル「それはよかった。ボクが焼いたクッキーもあるよ。」
タタリン「モグモグ。シナモンが効いてて、おいしい!」
ソフィア「どれどれ。私も頂こう。」
ノーファスライル「さて、本題だが、君たちにボクのことがどう伝わっているかわからないが、ボクがイアルを統一できたのは、決して力によってではないんだ。ボクは、このイアル中を巡って、色々な仲間と巡り合い、色々な種族と話し合いを続けた。お互いの理解を深めるために。」
タタリン「モグモグ。」
ノーファスライル「そして、ボクは仲間の環を、少しづつ広げていったんだ。」
ソフィア「”ノーファスライルの環”だな。...あなたの言いたいことはわかる。だがしかし、今のイアルは、どこへ行っても、いざこざだらけだ。エニグマに対して、結束しなければならない、大切な時なのに。」
ノーファスライル「君たちは、環を広げるための力を持っている。それがキャラバンだ。ボクにだってできたんだ。君たちにも、きっとできるはずさ。」
ソフィア「我々も、あなたと同じようにできるだろうか?...何だか、しんみりしてしまったな。すまないが、お茶のおかわりを頂けるだろうか?」
ノーファスライル「おっと、残念。ここまでで、5分経過。はい、時間切れ、タイム・アップだよ。」
タタリン「えっ?」
ロロタタ「えっ?」
ノーファスライル「...うーん、残念。君たちもボクにダメージを与えることはできなかったね。今日の英雄の試練のスコアは0点だ。ハハハ。」
タタリン「あっ!」
ロロタタ「あっ!」
タタリン「ずるい!ずるいわよ、ノーファスライル!あなたも英雄なら、正々堂々と戦ったらどうなの!!」
ロロタタ「あたしたち、まんまと、この人の口車に乗せられてしまったわね。」
ノーファスライル「ハハハ。これがボクのスタイルだからね!言っただろう?力じゃないって。」
タタリン「ぐぬぬ。...これが、みんなのスコアが0点のからくりだったのね!」
ロロタタ「おぼえてらっしゃい!次回はもう騙されないわよ!」
ノーファスライル「次回も、お茶とクッキーを用意してお待ちしているよ!ハハハ。」
ソフィア「おい、お前たち。さっきから、いったい何を怒ってるんだ?...いいお茶会だったじゃないか?」
ミグノノ「モグモグ。おいしい!やっぱりこれ、すごくおいしいよ!」
タタリン「...どうやら、ソフィアさんとミグノノは、あたしたちが、ここへ何をしに来たかすら、覚えていないようね。」
ロロタタ「ノーファスライル、恐るべし!全く侮りがたし、だわ。」
* * * * * *
ノーファスライル「おっと、次のお客さんが来たみたいだね。...お茶とクッキーの準備を。」
アンギラ「クッキーより、おめぇのほうがウマそうだなあ。...グヘヘヘヘヘ。」
ノーファスライル「 ...。」
アンギラ「クッキーより、おめぇのほうがウマそうだなあ。...グヘヘヘヘヘ。」
ノーファスライル「 ...。」
(おしまい)
写真:2回目の対戦では、最初から脳天にASを叩きこんでやろうと思っていたタタリン。
だが、気づいた時には、お茶を飲みながら、お菓子を食べていたらしい。
未だにスコアは0点だ。
ノーファスライル戦には、クレヴィスやヴィンガを連れて行き、相手のペースにまきこまれないようにしよう。
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