hanageです。　第11回です。

　数回で終わらせる予定だったこのシリーズも気付いてみれば余裕の二桁突入でございます。　とりあえず前回の第10回までを一区切りとして、今回からは気持ちも新たにSeason2のスタートという感じでやっていこうと思います。　あ、書くことは大して変わりませんので、あしからず。

　さて、前回までで振り返れたのはたったの二週間分、一年の足取りにはまったく足りておりませんので、ここからはガッツリ巻きで振り返っていきたいところです。　というわけで、冒険譚を見ながら次は何をどこら辺まで振り返ろうかと考えておりました。　前にちょっとふれたリリ姫の★5進化の前後辺りで、LV2魔獣の討伐に成功したという記録が残っているので、よし、次はこれだな、と日誌の内容を考え始めたのですが…。

　…おや、副題が「釣り」になってますね。

　はい、すいません。　忘れてました。　現在（2021年8月）開催中のニイ島イベントで釣りイベントが開催されるまで、すっかり綺麗さっぱり頭の中から消えておりました。　チュートリアルでふれている内容（というか公式のゲーム説明でふれている）なのに、です。　仕方ないよね、ゲーム進行上まっっったく必要ない要素だし。

　ですが、思い出してしまったものは仕方がないので、今回は「釣り」についての振り返りとなります。　やばいですねー、下手するとこのシリーズ30回くらい行くんじゃないかな？


　～私は嫌いじゃないです、なくても困らないけど。～

　初っぱなで私の中でのオチを提示してしまいましたが、キャラストにおける「釣り」要素について簡単にまとめてみましょう。

　ネロ港にいるNPC「ライズ」に話しかけると解放され、ワールド上に存在するいくつかの地点で「釣り」を楽しむことが出来ます。　プレイヤーは釣り竿と餌の二つを手持ちの中から選択し、釣りを試みたい魚影に釣り糸を垂らし、魚が掛かったら「引く」ボタンをタイミング良く押して魚の体力ゲージを減らしていき、ゲージを減らし切れれば釣り成功、という、要は目押しのミニゲームです。　ゲームセンターの一部筐体やスロットマシーンと同じです。　ただし、こちらは一定回数以上で確定演出or確定成功等という要素は一切無しのガチの目押しゲーですので、そういうものが苦手な方や、プレイ環境をどげんかせんといかん方には果てしなく難易度の高いゲームとなっております。

　最低限のまとめはしましたので、次は私の思う「釣り」の良いところと悪いところを挙げてみましょうか。　

　○良いところ。
　
　1．クリスタルが交換できる。
　攻略要素としてはこの一言につきます。　ゲーム開始まもない頃はキャラバン内装強化に必要なクリスタルが枯渇しがちです。　イベントや一部コンテンツポイント、クエスト達成報酬で貰えはするのですが、イベントなら開催時期、コンテンツポイントはいつでもすぐに、というわけには行きません。　しかし、この「釣り」であれば、ゲーム攻略はまったく進められないものの、根気よくプレイさえすれば一定量のクリスタルを任意のタイミングで入手することが可能となるのです。　しかも期限無しのポイント交換なので、先にポイントだけためておいて必要なときに必要な分だけクリスタルを補充出来る（クリスタルを貯めておける）というのも有り難いです（初心者のうちはクリスタルの所持上限も低い、つまり沢山貯めておけない）。

　ゲームがある程度軌道にのれば、誤差だよ誤差、程度の量ではあるのですが、その誤差程度の量が非常に有り難い初心者とすれば、やってみる価値は十分あるとおもいます。　キャラバン機能を早めにある程度充実させられればその後のゲーム攻略も幾分か楽になりますので、せめて最初のネロ港の手帳をコンプするところくらいまでやってみては如何でしょう。　コンプリート報酬も初心者にとっては非常に美味しいです。

　2．キャラスト関係ない。
　重ねて述べますが、キャラストにおいて「釣り」はゲームの進行上完全に無視してもなんの問題もない要素です。　それは、キャラストという世界観からある意味で完全に逸脱している（関係のない）存在であるとも言えるでしょう。　それだけに、キャラストというゲームに疲れてしまったとき、行き詰まったとき、キャラストの内にいながらキャラストでのイヤなことを忘れることが出来ると思うのです。　しかも、やることはひたすらに同じ動作の繰り返し。　突き詰めたら写経と同じです。　たまには行の精神で、疲れた心を落ち着けてみては如何でしょうか？

　ただし、そういう時に難易度の高い魚を釣り上げるのは止めましょう。　高い餌を使って魚に逃げられた日には、HPミリで残ったタワーをやぁこんにちは！と自由配置で登場したプレコちゃんに折られて敗退したデュエルの如く、こちらの心もポッキリ折られて再起不能にされてしまいます。　慢心、ダメ、絶対！
　
　3．素敵（？）な称号が沢山貰える。
　何でなんでしょうかね？　ゲームのおまけみたいなものなのに、釣れる魚全てにマスター称号が設定されています。　種類毎に一定の大きさ以上の魚をつれば、貴方も晴れて「〇〇マスター」です。　私、このマスター称号が結構なお気に入りでして、最近手に入った「ミカンいかがっすか？」を設定するまでは、「ナガレホトケドジョウマスター」を称号にしていました。　たまに同種の称号の方を見つけると、心の中でサムズアップしております。

　あ、釣りとは関係ありませんが、魚にもれなく称号をくれるなら全ヒーローの固有称号くれよ、とも思っています。　アロティ★6で「運命ですわぁ」とか、いや、なんでホントにないの？　普通そっちが先でしょ。

　○悪いところ。

　1．釣り場が少ない。
　イベントでたまーに期間限定の釣り場が登場することもありますが、普段はネロ港と中央モリアナの二カ所しか釣り場がありません。　砂漠ばっかりのリザードマン領は除外するとして、各種族の港やローモンド湖、ナムジャ川、ゲッシー領の至る所、と、ガッツリと水辺がある場所のこれらすべてに魚影の一つも見当たらないのは正直悲しすぎます。　シイラとかどこか（南国っぽいしゲッシー領かな？）で釣ってみたかったよ。

　2．交換品目がショボい＆個数に上限がある。
　先に良い点としてクリスタルが交換できることを挙げましたが、他に餌以外で交換できるものというと、金塊や経験値オーブ程度、しかもレートが美味しくないです。　プラス、これらはもれなく交換上限付きであるため、釣りレベルの上限30まで達するクラスの方ともなると、ポイントがあまりにあまって仕方がないようです。　最低でも個数上限撤廃、もう一声でラインナップを上方修正、欲をいうなら低確率でいいから通常は手に入らないアイテム（経験値3倍とか）くらいは釣れたりしてくれたらいいのに、と思います。　ていうかデュエルの勝利報酬増やしたんだからこっちも増やしてよ。

　3．キャラスト関係ない。
　えー、良いところで同じ点を挙げましたが、裏を返せばゲームにまったく必要のない要素なので、ゲーム内の世界観ガン無視というか、やっていて違和感を感じるというか、取って付けた要素なのがもったいないと思います。　いや、世界観にマッチさせても不評なモノはあるわけですが、もうちょっとこう幻想世界に内容を寄せてくれたらいいのに、と。　イベント等で現実の魚が釣れるなら、キャラスト内ではオリジナルのヘンテコな魚を釣る、とか、そういうメリハリが欲しかったです。


　以上、キャラストの「釣り」にたいする私の考えはこんなところでしょうか。　総評は、最初に書いているので繰り返しません。　ただ、この一言を皆さんに送って今回の日誌は仕舞とします。

　目指せキャラスト界の釣りキチ三平！　皆様、良い釣りライフを！


続く。（釣りの絵面があまりに地味なので、ニイ島の美しい自然をどうぞ。）

hanage