Cross Story(偽)
ソフィア「今日貴様たちに集まって貰ったのは他でもない。あの氷河に居座っている巨大サンタを、我々の手でボコボコにしてやるんだ。」
ロロミュ「...あんた、サンタに何か恨みでもあるの?もしかして子供の頃、欲しいプレゼント貰えなかったとか?」
ソフィア「フッ。何を言っているんだ。サンタ殿は毎年、私が真に望むプレゼントを与えて下さるぞ。去年のクリスマスだって、朝起きたら靴下の中に、ほら、この聖剣ミストラルが入っていたんだ。」
ロロミュ「プーッwwwその剣、去年のクリスマスプレゼントだったんだwwwていうか、あんた、その歳になってもまだ、クリスマスに枕元に靴下置いて寝てるんだwww」
ソフィア「何だと?もしかして貴様は置いてないのか?...まあいい。本物のサンタ殿が、この私を攻撃するはずがない。だから、あの巨大サンタは偽者だ!私が叩き斬って、正体を暴いてやる!」
ロロミュ「プーッ。クスクスwwwあたしがあんたに本物のサンタの正体を教えてあげるわよwww」
ミンミ「ダメー!ソフィアさんの夢を壊すようなことを言っちゃダメッ!」
ソフィア「何の話かよくわからんが、そろそろ本題に戻るぞ。討伐メンバーは、タンクは①私、それに、②ミンミ、③ロロミュ、④オオサンショウウオ、⑤レリオーラ、そしてこの作戦の切り札、⑥マーサだ。」
マーサ「うわあ。この人、属性とか全然わかってないなー。それに、何でヒーラー入れないの?クリスマス衣装の人も居ないし。そのデッキ意味わかんない。」
ソフィア「フッ。いかにも凡人の考えそうなことだな。これは、黒角騎士団の中でもラルフに次ぐ智将と言われている、この私が考えた作戦だ。まあ聞いてくれ。...巨大サンタの強みとは何だ?」
マーサ「それは”寒波”ね。あれを喰らうと、クリスマス衣装着てる人でも、あっさり溶けるわね。」
ソフィア「そのとおりだ。そこで私は考えた。あの寒波に対抗するには、どうすればいいか。...マーサは寒い時にはどうするのがいいと思う?」
マーサ「もちろん、うちの温泉に入るわね。寒いときには、首まで温泉に浸かるのが一番よ。」
ソフィア「全くだな。だからこの作戦に貴様を呼んだんだ。」
マーサ「ハアアアア?ちょっと!何?あんた、戦闘中に温泉に浸かるとでも言うわけ?」
ソフィア「そのとおりだ。...だが、サンタの”寒波”は尋常じゃない。温泉だけではまだ足りない。そこで、ミンミ、レリオーラ、オオサンショウウオの出番だ。」
オオサンショウウオ「...ぐわあああああ?」
レリオーラ「温めますの?もしかして、マーサさんが出した温泉を、わたくし達の炎で温めますの?」
ソフィア「ああ、そのとおりだ。頼む。貴様達三人の火力を合わせれば、極寒の中でも常に45度くらいの快適な温泉を作り出すことが可能なはずだ。そうすれば、我々にも勝機はある。...フッ。この勝負、もう勝ったも同然だぞ。」
ロロミュ「なるほど!あたしは炎と温泉を絶やさないように、加速させ続ければいいのね!これなら勝てるような気がしてきたわ!...ソフィアもたまにはいいこと言うじゃない!助かっちゃううううう!」
ミンミ「とりあえず、あたしは、思い切り燃やしちゃえばいいんですよね?」
マーサ「ええええええ。何でロロミュやミンミまでやる気になってんのよ?...その作戦、本当にやるんだ?」
こうして、ソフィア達は、ラルフが止めるのも聞かずに巨大サンタの討伐にでかけたのだった。
彼らのその後の消息を知る者はいない。
(おしまい)
写真①:ソフィアが考えた最強のデッキ
写真②:戦闘中。「寒い。もっと温泉を温めるんだ!...あつっ、あつつっ!バカモノ!炎が私を直撃しているぞ!...寒っ、うう、寒っ。」(くりかえす)
ソフィア「今日貴様たちに集まって貰ったのは他でもない。あの氷河に居座っている巨大サンタを、我々の手でボコボコにしてやるんだ。」
ロロミュ「...あんた、サンタに何か恨みでもあるの?もしかして子供の頃、欲しいプレゼント貰えなかったとか?」
ソフィア「フッ。何を言っているんだ。サンタ殿は毎年、私が真に望むプレゼントを与えて下さるぞ。去年のクリスマスだって、朝起きたら靴下の中に、ほら、この聖剣ミストラルが入っていたんだ。」
ロロミュ「プーッwwwその剣、去年のクリスマスプレゼントだったんだwwwていうか、あんた、その歳になってもまだ、クリスマスに枕元に靴下置いて寝てるんだwww」
ソフィア「何だと?もしかして貴様は置いてないのか?...まあいい。本物のサンタ殿が、この私を攻撃するはずがない。だから、あの巨大サンタは偽者だ!私が叩き斬って、正体を暴いてやる!」
ロロミュ「プーッ。クスクスwwwあたしがあんたに本物のサンタの正体を教えてあげるわよwww」
ミンミ「ダメー!ソフィアさんの夢を壊すようなことを言っちゃダメッ!」
ソフィア「何の話かよくわからんが、そろそろ本題に戻るぞ。討伐メンバーは、タンクは①私、それに、②ミンミ、③ロロミュ、④オオサンショウウオ、⑤レリオーラ、そしてこの作戦の切り札、⑥マーサだ。」
マーサ「うわあ。この人、属性とか全然わかってないなー。それに、何でヒーラー入れないの?クリスマス衣装の人も居ないし。そのデッキ意味わかんない。」
ソフィア「フッ。いかにも凡人の考えそうなことだな。これは、黒角騎士団の中でもラルフに次ぐ智将と言われている、この私が考えた作戦だ。まあ聞いてくれ。...巨大サンタの強みとは何だ?」
マーサ「それは”寒波”ね。あれを喰らうと、クリスマス衣装着てる人でも、あっさり溶けるわね。」
ソフィア「そのとおりだ。そこで私は考えた。あの寒波に対抗するには、どうすればいいか。...マーサは寒い時にはどうするのがいいと思う?」
マーサ「もちろん、うちの温泉に入るわね。寒いときには、首まで温泉に浸かるのが一番よ。」
ソフィア「全くだな。だからこの作戦に貴様を呼んだんだ。」
マーサ「ハアアアア?ちょっと!何?あんた、戦闘中に温泉に浸かるとでも言うわけ?」
ソフィア「そのとおりだ。...だが、サンタの”寒波”は尋常じゃない。温泉だけではまだ足りない。そこで、ミンミ、レリオーラ、オオサンショウウオの出番だ。」
オオサンショウウオ「...ぐわあああああ?」
レリオーラ「温めますの?もしかして、マーサさんが出した温泉を、わたくし達の炎で温めますの?」
ソフィア「ああ、そのとおりだ。頼む。貴様達三人の火力を合わせれば、極寒の中でも常に45度くらいの快適な温泉を作り出すことが可能なはずだ。そうすれば、我々にも勝機はある。...フッ。この勝負、もう勝ったも同然だぞ。」
ロロミュ「なるほど!あたしは炎と温泉を絶やさないように、加速させ続ければいいのね!これなら勝てるような気がしてきたわ!...ソフィアもたまにはいいこと言うじゃない!助かっちゃううううう!」
ミンミ「とりあえず、あたしは、思い切り燃やしちゃえばいいんですよね?」
マーサ「ええええええ。何でロロミュやミンミまでやる気になってんのよ?...その作戦、本当にやるんだ?」
こうして、ソフィア達は、ラルフが止めるのも聞かずに巨大サンタの討伐にでかけたのだった。
彼らのその後の消息を知る者はいない。
(おしまい)
写真①:ソフィアが考えた最強のデッキ
写真②:戦闘中。「寒い。もっと温泉を温めるんだ!...あつっ、あつつっ!バカモノ!炎が私を直撃しているぞ!...寒っ、うう、寒っ。」(くりかえす)
コメント
1
ちろ
ID: rtznzt35mpsi
こっそり島津(さん)劇場楽しませて頂いてますー♪(そういやドリフターズ新刊まだ読んでない)
2
島津豊久
ID: weubkgqkmtdq
ありがとうございます!
ドリフターズ6巻は佳境に入ってきて、面白いことになってきましたよ!
3
桃
ID: zw5gxscayn9d
相変わらず笑わせてもらいました!
お豊、最高だぜ~!(信長風)
4
島津豊久
ID: weubkgqkmtdq
ありがとうございます!
最初、このゲームをはじめた時に、どわあふとかえるふとか出るなら、
この名前だぜー!と思って、ついかっとなってやった。反省はしていないwww