ウィの旅日誌

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即死パーティについての検証・考察


 (奈落の待ち時間が暇なので)キャラストにおける即死を軸にしたパーティの有用性について検証・考察しました。
ここで書いていることはすべて机上論なので実際の挙動と異なる可能性があります。
長いのでまず結論だけ先に書いておきます。



・タンクが敵の攻撃を安定して耐えることができ、持久戦が可能。
・ニホンザルを2体持っている
・出現する敵の数が3体以下
・敵の即死耐性が65%以下(敵が1体のみの場合は即死耐性86%以下でOK)



この条件を満たしているクエストであればすべて即死パーティで攻略可能。
またアルファロは即死パーティの軸にはなり得ない。

と結論付けました。

攻略の幅はそれなりに広そうです。
敵の即死耐性次第ではありますが、即死耐性が高くても即死は有効なようなので詰まっているクエストの攻略手段の1つとして覚えておくと幸せになれるかもしれません。

以下検証・考察を行った理由や検証過程についてです。
興味がある方は読んでみてください。


なぜ即死パーティなのか?


タンクが育ったし今まで詰まっていたクエストにチャレンジしてみよう!
そう思った私は意気揚々とフブキヒョウに突っ込みました。
今までは敵の攻撃を耐えることができず、あっという間に戦線が崩壊していました。
しかし今はBP10,000超えのパンダがいます。
フブキヒョウ&ユキヒョウには魅了耐性があるので、魅了は効きません。
それでも今のパンダならやってくれるはず・・・!

狙いは的中しました。
執拗な飛び掛かりもなんのその。まったく問題なく耐えてくれます。
後衛に範囲攻撃が当たらないように位置取りに注意は必要ですが、注意するべきはそれだけです。
ここまで来れば半オートで倒せそうです。

しかしどうしたことでしょう。
時間は減っても敵のHPはほとんど減りません。
結局時間切れになるまで粘ることはできましたが、HPバーは10%も削れませんでした。

そう、火力不足です。
これは対フブキヒョウに限った話ではありません。
私のパーティは深刻な火力不足により多くのクエストが攻略できない状況に陥ってしまったのです。
パーティのメインアタッカーは両手★5のソンゴクウ。
それ以下のアタッカーの攻撃力に600以上の差をつけています。
それでも全く足りません。
今すぐにできる範囲で火力を上げても敵を倒すことはどう考えても不可能です。
他のヒーローが★5に進化するのをのんびり待っていては日が暮れてしまいます。
火力以外の要素を駆使して何とか攻略できないかと考えました。

そこで思い至ったのが「即死」です。
盗賊の門番攻略でおなじみの即死ですが、これ以外のところで有効活用できるという話はほとんど聞いたことがありません。
また旅日誌内で検索してみても即死パーティについての考察は見当たらなかったので考察してみることにしました。
即死作戦がうまくいけば★5進化を待たずともたくさんのクエストを攻略することができます。

さっそく即死について調べてみました。


そもキャラストにおける即死とは?


公式の説明にはこう書いてあります。
(ところでこの説明は旅日誌を検索して出てきたものです。公式のどこにこの説明が載っているのかはわからずじまいでした。
ゲーム内ヘルプを開いても画面が真っ白で何も出てきませんし。
ほんと、そういうとこだぞ)


対象に残HPの100%にあたる値のダメージをあたえる状態異常
対象に耐性がある場合には、即死にかかる確率が減少したり、ダメージの割合が100%より減少、もしくは0になることがあります 。

MAXHPの100%ではなく、残HPの100%という点にまず注意が必要です。
即死耐性が0%の敵であればMAXでも残でも同じことですが、即死耐性がある場合は話が変わります。

例えば即死耐性が50%の敵に対して、2回目の即死が発動すると、敵のHPは50%の50%で25%になります。
即死耐性50%の敵のHPを10%まで減らそうと思ったら4回即死を成功させなければなりません。
0.5^4 = 0.0625


即死を持っているヒーロー・ビーストは?


ヒーローのアルファロとビーストのニホンザルが持っています。

アルファロ
AS/暗殺剣
 【効果】
敵単体の後ろに突進した後物理攻撃を与える
更に50%の確率で即死を与える 
チャージタイム/90s
ニホンザル
NS/ 青柿投げ
【効果】
敵単体に物理攻撃
更に低確率(5%)で即死を与える 
チャージタイム/5s
即死と言えばアルファロというイメージですが、即死を持っているのはASでありしかもチャージタイムが90sもあります。
即死パーティでは敵がある程度の即死耐性を持っていることを前提に、複数回の即死を決めることで攻略を狙うパーティなので90sもあっては残念ながら使えません。
即死パーティの主役はあくまでもニホンザルです。
即死パーティの肝は戦闘で何回即死を決めることができるのかどうかです。


 10分間で何回即死させられる?


キャラストの一般的な戦闘可能時間は10分間。
この時間内に可能な限り多く即死を決めることで即死耐性がある敵にも勝つことができます。

10分間は600秒。
NSのチャージタイムは5秒なので単純計算で、120回の即死が可能です。
(本当は〇%の確率で×回の即死が見込めると書くべきですが、運が悪かったら再挑戦するということで計算を単純化させます)
アメダイルやロロミュのクイックを活用すればNSの頻度は倍になるので240回まで伸ばせます。
またニホンザルを2体編成すれば、回数はさらに倍の480回になります。
3体編成はタンク維持のために難しいと思うので2体までにしておきます。
想定パーティーは、タンク、クイック要因、バッファー、ヒーラー、ニホンザル×2です。

即死発動確率は5%
20回に1回発動すると考えると、10分間で24回の即死発動が見込めます。
即死が24回以上発動する確率は計算してみると実際はそれほど高くありません。
興味がある人は計算してみてください。

ただし480回は10分間でのMAX値なので、実際にこの数値を出せることはまずないと思います。
ここでは90%の432回を現実的にNSが使える回数とします。

つまり10分間で見込める即死回数は21回です。


即死耐性が何%の敵まで倒せる?


即死パーティと言えど、戦闘では即死以外の攻撃手段がないわけではありません。
ニホンザルの普通の攻撃やキャラバンの毒砲を始めとした砲台もあるので、5%までは即死がなくてもがんばって削れることにします。

つまり即死で合計95%削ることができれば勝ちです。
(これも本当は即死発動が21回目のときには432回攻撃できているとしてその分の通常攻撃と砲台で削ったHPを加味して計算しなければいけないのですが、例のごとく単純化します。)

計算すると、

0.86^21 = 0.04211
0.87^21 = 0.05369

となりました。
即死耐性が86%以下の敵であれば完全即死頼りのパーティでも倒せます。
 ただしこの計算は敵が1体したいなかったときのものです。
2体以上いる場合は求められる即死耐性は減少します。
仮に敵が3体だとしたら攻略可能な即死耐性は65%以下までです。

0.65^7 = 0.04902

注意すべき未知の要素


この条件を満たしていたとしても以下の仕様がある場合は作戦失敗です。

・即死耐性が65%以下でも度重なる即死により即死耐性が上がる仕様だった場合は成り立たない。
・1回の戦闘で即死が多数発動したときに即死発動確率が減少する仕様の場合は成り立たない。

これを検証する気はないので、もし試してみた人がいらっしゃいましたら結果を教えてくれると嬉しいです。


まとめ


最初に書いたことですが、再度記載します。



・タンクが敵の攻撃を安定して耐えることができ、持久戦が可能。
・ニホンザルを2体持っている
・出現する敵の数が3体以下
・敵の即死耐性が65%以下(敵が1体のみの場合は即死耐性86%以下でOK)



この条件を満たしているクエストであればすべて即死パーティで攻略可能。
またアルファロは即死パーティの軸にはなり得ない。 

敵の即死耐性がさっぱりわからないので何とも言えませんが、65%以下であれば活躍可能な場面はそこそこありそうな気がします。
勢力戦では攻撃側は即死パーティでそれなりに格上も狙えるんじゃないでしょうか。
あとはちょっと背伸びした雑魚狩り放置とかでも。
すべて机上論なので実際のところはわからないですけどね笑

以上で即死パーティについての検証・考察を終わります。
サクッと書けたので奈落の放置はまだ終わっていません。
はよ終わってー。

それではー。 


ウィ

コメント

1

とらじろぅ

ID: i5wchbk3rcqv

勉強になりましたー♪

2

二時間

ID: cc2c8ieuyarw

とても参考になりました、ありがとうございます
二体目のニホンザル、育成してみたいと思います…!