こんにちは。
元「プリプリ帝国」所属のエレンです。
現「きのこ帝国」所属のエレンです。
今日は、下ネタでもおふざけでもない、けじめをつけるための日誌を書いてみようと思います。
まずは昔話から……。
僕がキャラストを始めたのは2018年4月21日。
ツイッターに流れてきた美しい映像のプロモーション動画がきっかけでした。
たくさんの種族、たくさんの属性、たくさんのロール、たくさんのスキル、キャラクターの一人一人がどれも個性的で、みんな仲間にしたい、そんな風に思った僕が
このゲームにドはまりするのに、そう時間はかかりませんでした。
ゲームを進めていくと、やがてギルドに加入できるようになりました。どのギルドがいいのかもよくわからず、なんとなく検索で一番上に出てきた3人だけの小規模ギルド「プリプリ帝国」に入ってみました。
マスターはうまるさん。なんでも知ってるスーパーマスター。
いっしょに迎えてくれたのは、すばるさんとアンジーさん。
この3人が教えてくれたおかげで、ストーリーをがんがん進め、強くなることができました。いろんなとおせんぼビーストをやっつけられるようになっていく快感は、今でも忘れられません。
そんな日々を過ごしていくうちに、続々と、ものすごい勢いでギルドの仲間が増えていきました。
びぼさん
ぴこんさん
ことりさん
びゃくらんさん
よっこさん
しんさん
いとさん
しょーんさん
ぜっとさん
これあかんやろさん
赤々丸さん
ちょこらさん
えるさん
ほんとは名前を覚えてないだけで、もっともっといっぱいいいたかもしれません。
悲しい別れを繰り返しながら、それでもプリプリの空気、雰囲気が好きで残ったメンバーみんなで、頑張って強いギルドに成長していきました。
そして、大きな事件が起こります。
マスターの入院による長期間のログアウト。
徐々にうまるさんとは連絡もとれなくなり、代理のマスターをすばるさんが務めることに。マスターの帰りを信じて待つギルメンの思いもむなしく、うまるさんがプリプリに戻ることはありませんでした。
すばるさんの正式なマスター就任後、ギルドの討滅にちょいちょい顔を出してくれていたまーるさんに声をかけ、まーるさん率いる「帝国騎士団」のメンバーをプリプリ帝国に迎え入れることになりました。
大幅な戦力の増強に成功したプリプリは、さらにたくさんの仲間(現プリプリメンバー)を引き入れ、ついには勢力戦にプリプリ単独で参戦できるまでになりました。
その後登場した討滅の覇王級には、リアルガチさん率いる「リアルなやつら」と同盟を結ぶことで、毎回合同で挑戦することもできるようになりました。
たくさんの人たちとつながりながら、確実に実力を上げてきたプリプリ帝国。この達成感は、なんともいえないものでした。
でも、その好調な状態は、長くは続きませんでした。
ここ数か月の間に、古くからプリプリ帝国で一緒に活動してきたメンバーが、相次いで失踪、引退、脱退していったのです。
とてもショックでした。
そのあたりからです。ぼくがキャラストを心から楽しいと思えなくなっていったのは。
長らくプリプリをひっぱってくれていた人たちがいなくなり、心にゆとりをなくしたぼくは、新しく入ってきてくれたメンバーに対しても、優しく接することができなくなっていきました。
プリプリは強くなったはずなのに
初心者育成のために活動しているギルドじゃないのに
なんで人が入れ替わるたびに同じアドバイスを何度も繰り返さなきゃいけないんだ
そんな最低な思いが、僕の中で日増しに膨れ上がっていくのを確かに感じていました。
ある日、いつものように合同で討滅に行った日、クリア後のルームにたまたま残っていたメンバーでリアルなやつらとプリプリ帝国を統合してみるのもありなんじゃないか、という話題がぽっと浮かびました。何気ないチャットのやりとりでしたが、ぼくはそこに救いがあると信じ込み、独断行動を始めます。
「互いのギルドから10人ずつ、実力とアクティブの頻度でふるいにかけ、選抜されたメンバーで、新生リアプリ帝国を誕生させよう」
ざっくりいうと、こんなプランです。この準備を急ピッチで進めました。リアル側でメンバーの選出までしてもらった段階で、ぼくはマスターに進言しました。当然すばるさんの答えはNO。マスターの人柄、ギルメンを大切に思う気持ちを考えれば、そんな答えが返ってくることくらい、本当はわかりきっていたんです。でもぼくは、なんとかマスターを説得しなければという思いで必死でした。必死で、8人を切り捨てる選択を迫りました。当然、そんな焦りと不満に身を任せて出てくる言葉にはなんの力もありません。時間をかけて話し合った結果、統合の話は白紙になりました。
ようやくプリプリの(ぼくにとって都合の)悪い流れを断ち切れる。雰囲気を変えていける。そんな期待に救いを求めていただけに、そこからの気持ちの落ち方は尋常じゃないくらいひどいものでした。
何をやっていても、何を見ていても、いらいらする。そんな状態が続き、まともにギルチャに顔を出さなくなりました。そして、先日のオーロ地獄級合同討滅終了後、ギルメンには何も告げないまま、ぼくはプリプリ帝国を脱退しました。
ひとりでイアル世界をふらふらしながら、プリプリで過ごした日々をぼーっと思い返していました。そして、当時の団長うまるさんとのチャットを思い出しました。
「4つある帝国のうち、トップに君臨しているのがきのこで、うちが最弱です笑。」
「プリプリが初めてきのこに勝った!(レイドのギルドランキング)」
ぼくがプリプリに入った当初から、うまるさんはきのこ帝国をずーっと意識してきたんだっけなぁ。どうせプリプリを抜けたのなら、最初に門をたたくのはきのこ帝国がいいなぁ。
そんな理由で、きのこ帝国のフレンドさんに入団の相談をしてみました。
翌日、マスターさんから連絡があり、招待を受けて、正式に入団しました。
きのこ帝国の皆さんは、温かく、迎え入れてくれました。
たった1日だけですが、きのこ帝国で過ごして気付きました。
昔のプリプリと雰囲気が似ているんです。ものすごく。
包容力と心配りに秀でたマスターの存在(うまるさんもすばるさんもそうだった)
自分がどんなに頑張っても追いつけそうにない実力者(どうやって育成してんの)
お礼の言葉で次々と更新されていくギルド掲示板(これはカルチャーショック)
みんながみんな好き勝手にしゃべるから全く追いきれないギルチャ
ギルドのメンバーとのかかわりを、こんなにも無心で楽しめたのはいつぶりだろう。メンバーの存在を、こんなにも誇らしく思えたのはいつぶりだろう。そんな満ち足りた思いでいっぱいになりました。
勝手に暴走して、勝手にいらいらして、八つ当たりをしないようにと、無言で去ったプリプリ帝国。きっと、ギルメンのみんなには相当の不安と戸惑いを与えてしまったと思います。なんの説明もできなくてごめんなさい。新しく入ってきてくれた人たちが悪いわけじゃないです。昔から一緒にやってくれてた人たちが悪いわけじゃないです。ギルメンみんなを大切に思うマスターが悪いわけじゃないです。すべては、昔のプリプリの姿を忘れられなかった、今のプリプリの在り方を受け入れられなかったぼく自身の幼さが原因です。だから、本当にごめんなさい。
けじめとして、プリプリのみんなに脱退の経緯を説明するために、この日誌を書きました。だから、ぼくはもう、プリプリ帝国には戻りません。
ずっとあこがれてきたきのこ帝国で、もっともっと強くなりたい。難しいクエストにもチャレンジしていきたい。これが、今のぼくの気持ちです。
納得いかないことももちろんあると思います。それはそれとしてきちんと受け止めます。
すばるさんは、「みんなで楽しく強いプリプリにしていきたい」とぼくに言いました。「一緒に強くしていってほしい」と言ってくれました。残念ながらぼくがその思いに応えることはできませんでしたが、みんなの、プリプリ帝国のマスターはそういう人です。その思いをきちんと受け止めながら、みんなで進んでいってほしいです。
たかがゲームですが、されどゲームでもす。2年近く過ごした故郷を、その日々を、ぼくは忘れません。プリプリの思い出を胸に、新たなギルド「きのこ帝国」で、頑張っていきます。
元「プリプリ帝国」所属のエレンです。
現「きのこ帝国」所属のエレンです。
今日は、下ネタでもおふざけでもない、けじめをつけるための日誌を書いてみようと思います。
まずは昔話から……。
僕がキャラストを始めたのは2018年4月21日。
ツイッターに流れてきた美しい映像のプロモーション動画がきっかけでした。
たくさんの種族、たくさんの属性、たくさんのロール、たくさんのスキル、キャラクターの一人一人がどれも個性的で、みんな仲間にしたい、そんな風に思った僕が
このゲームにドはまりするのに、そう時間はかかりませんでした。
ゲームを進めていくと、やがてギルドに加入できるようになりました。どのギルドがいいのかもよくわからず、なんとなく検索で一番上に出てきた3人だけの小規模ギルド「プリプリ帝国」に入ってみました。
マスターはうまるさん。なんでも知ってるスーパーマスター。
いっしょに迎えてくれたのは、すばるさんとアンジーさん。
この3人が教えてくれたおかげで、ストーリーをがんがん進め、強くなることができました。いろんなとおせんぼビーストをやっつけられるようになっていく快感は、今でも忘れられません。
そんな日々を過ごしていくうちに、続々と、ものすごい勢いでギルドの仲間が増えていきました。
びぼさん
ぴこんさん
ことりさん
びゃくらんさん
よっこさん
しんさん
いとさん
しょーんさん
ぜっとさん
これあかんやろさん
赤々丸さん
ちょこらさん
えるさん
ほんとは名前を覚えてないだけで、もっともっといっぱいいいたかもしれません。
悲しい別れを繰り返しながら、それでもプリプリの空気、雰囲気が好きで残ったメンバーみんなで、頑張って強いギルドに成長していきました。
そして、大きな事件が起こります。
マスターの入院による長期間のログアウト。
徐々にうまるさんとは連絡もとれなくなり、代理のマスターをすばるさんが務めることに。マスターの帰りを信じて待つギルメンの思いもむなしく、うまるさんがプリプリに戻ることはありませんでした。
すばるさんの正式なマスター就任後、ギルドの討滅にちょいちょい顔を出してくれていたまーるさんに声をかけ、まーるさん率いる「帝国騎士団」のメンバーをプリプリ帝国に迎え入れることになりました。
大幅な戦力の増強に成功したプリプリは、さらにたくさんの仲間(現プリプリメンバー)を引き入れ、ついには勢力戦にプリプリ単独で参戦できるまでになりました。
その後登場した討滅の覇王級には、リアルガチさん率いる「リアルなやつら」と同盟を結ぶことで、毎回合同で挑戦することもできるようになりました。
たくさんの人たちとつながりながら、確実に実力を上げてきたプリプリ帝国。この達成感は、なんともいえないものでした。
でも、その好調な状態は、長くは続きませんでした。
ここ数か月の間に、古くからプリプリ帝国で一緒に活動してきたメンバーが、相次いで失踪、引退、脱退していったのです。
とてもショックでした。
そのあたりからです。ぼくがキャラストを心から楽しいと思えなくなっていったのは。
長らくプリプリをひっぱってくれていた人たちがいなくなり、心にゆとりをなくしたぼくは、新しく入ってきてくれたメンバーに対しても、優しく接することができなくなっていきました。
プリプリは強くなったはずなのに
初心者育成のために活動しているギルドじゃないのに
なんで人が入れ替わるたびに同じアドバイスを何度も繰り返さなきゃいけないんだ
そんな最低な思いが、僕の中で日増しに膨れ上がっていくのを確かに感じていました。
ある日、いつものように合同で討滅に行った日、クリア後のルームにたまたま残っていたメンバーでリアルなやつらとプリプリ帝国を統合してみるのもありなんじゃないか、という話題がぽっと浮かびました。何気ないチャットのやりとりでしたが、ぼくはそこに救いがあると信じ込み、独断行動を始めます。
「互いのギルドから10人ずつ、実力とアクティブの頻度でふるいにかけ、選抜されたメンバーで、新生リアプリ帝国を誕生させよう」
ざっくりいうと、こんなプランです。この準備を急ピッチで進めました。リアル側でメンバーの選出までしてもらった段階で、ぼくはマスターに進言しました。当然すばるさんの答えはNO。マスターの人柄、ギルメンを大切に思う気持ちを考えれば、そんな答えが返ってくることくらい、本当はわかりきっていたんです。でもぼくは、なんとかマスターを説得しなければという思いで必死でした。必死で、8人を切り捨てる選択を迫りました。当然、そんな焦りと不満に身を任せて出てくる言葉にはなんの力もありません。時間をかけて話し合った結果、統合の話は白紙になりました。
ようやくプリプリの(ぼくにとって都合の)悪い流れを断ち切れる。雰囲気を変えていける。そんな期待に救いを求めていただけに、そこからの気持ちの落ち方は尋常じゃないくらいひどいものでした。
何をやっていても、何を見ていても、いらいらする。そんな状態が続き、まともにギルチャに顔を出さなくなりました。そして、先日のオーロ地獄級合同討滅終了後、ギルメンには何も告げないまま、ぼくはプリプリ帝国を脱退しました。
ひとりでイアル世界をふらふらしながら、プリプリで過ごした日々をぼーっと思い返していました。そして、当時の団長うまるさんとのチャットを思い出しました。
「4つある帝国のうち、トップに君臨しているのがきのこで、うちが最弱です笑。」
「プリプリが初めてきのこに勝った!(レイドのギルドランキング)」
ぼくがプリプリに入った当初から、うまるさんはきのこ帝国をずーっと意識してきたんだっけなぁ。どうせプリプリを抜けたのなら、最初に門をたたくのはきのこ帝国がいいなぁ。
そんな理由で、きのこ帝国のフレンドさんに入団の相談をしてみました。
翌日、マスターさんから連絡があり、招待を受けて、正式に入団しました。
きのこ帝国の皆さんは、温かく、迎え入れてくれました。
たった1日だけですが、きのこ帝国で過ごして気付きました。
昔のプリプリと雰囲気が似ているんです。ものすごく。
包容力と心配りに秀でたマスターの存在(うまるさんもすばるさんもそうだった)
自分がどんなに頑張っても追いつけそうにない実力者(どうやって育成してんの)
お礼の言葉で次々と更新されていくギルド掲示板(これはカルチャーショック)
みんながみんな好き勝手にしゃべるから全く追いきれないギルチャ
ギルドのメンバーとのかかわりを、こんなにも無心で楽しめたのはいつぶりだろう。メンバーの存在を、こんなにも誇らしく思えたのはいつぶりだろう。そんな満ち足りた思いでいっぱいになりました。
勝手に暴走して、勝手にいらいらして、八つ当たりをしないようにと、無言で去ったプリプリ帝国。きっと、ギルメンのみんなには相当の不安と戸惑いを与えてしまったと思います。なんの説明もできなくてごめんなさい。新しく入ってきてくれた人たちが悪いわけじゃないです。昔から一緒にやってくれてた人たちが悪いわけじゃないです。ギルメンみんなを大切に思うマスターが悪いわけじゃないです。すべては、昔のプリプリの姿を忘れられなかった、今のプリプリの在り方を受け入れられなかったぼく自身の幼さが原因です。だから、本当にごめんなさい。
けじめとして、プリプリのみんなに脱退の経緯を説明するために、この日誌を書きました。だから、ぼくはもう、プリプリ帝国には戻りません。
ずっとあこがれてきたきのこ帝国で、もっともっと強くなりたい。難しいクエストにもチャレンジしていきたい。これが、今のぼくの気持ちです。
納得いかないことももちろんあると思います。それはそれとしてきちんと受け止めます。
すばるさんは、「みんなで楽しく強いプリプリにしていきたい」とぼくに言いました。「一緒に強くしていってほしい」と言ってくれました。残念ながらぼくがその思いに応えることはできませんでしたが、みんなの、プリプリ帝国のマスターはそういう人です。その思いをきちんと受け止めながら、みんなで進んでいってほしいです。
たかがゲームですが、されどゲームでもす。2年近く過ごした故郷を、その日々を、ぼくは忘れません。プリプリの思い出を胸に、新たなギルド「きのこ帝国」で、頑張っていきます。
コメント
1
これあかんやろ
ID: gpv87asaz5ks
お世話になりました!
2
これあかんやろ
ID: gpv87asaz5ks
すみませんエレンさん宛のコメントではありませんがプリプリ帝国の皆様へ補足として
新生リアプリ帝国みたいなのつくれたらいいですねと最初に言ったのは私です
自ら初心者を勧誘しておきながら切り捨てる選択肢を選んだのは私です
その言葉をきっかけにエレンさんが行動してくださいました
その時私は何してたかというとエニグマや勢力戦等に対する温度差の違いや古株の方々の脱退にモチベが下がり碌にインもせずただただ成り行きをツイッターでエレンさんから聞いてを見守っていただけです
私にとってもこの話は救いでした
申し訳ありませんが私もプリプリには戻れません
このような選択肢を提示しておきながら私だけ知らん顔してプリプリに戻るなんてことはできません
どこへ行くとも決めていませんし宛もありませんが暫くはイアルを彷徨いてモチベ回復の旅でもしてきます
プリプリが大好きです
本当にお世話になりました
この発言は削除されました(2020/03/25 10:20) 3
4
ちーくま
ID: atq9da4mzicb
私もエレンさんと似た境遇を経て去年のハロウィンイベ直後に今のギルドと合併したんだよね
合併前は色々あってモチベ爆下がりで何とかしたいって1人で悩んだり合併先吟味したりしてたっけなぁ
あの時のモヤモヤしてた気持ちを鮮明に思い出したよw
他鯖だから何か出来るってわけじゃないけどエレンさんのこともアカンさんのこともプリ帝のことも応援してるよ!