エレノアの旅日誌

公開

サービス終了したソシャゲが転生したお話


※例によって、フレンド限定公開日誌は・・・受け取りかたによっては過激な内容になることがありまぁす。でもね、そういうの大丈夫な、器の広い、人生経験もしっかりおありで、ジョークをジョークだとしっかり受け取ってくださる方ばっかりしかフレンドリストにいれてませんから・・・・・・だいじょうぶでございますね!(※ポルカ調)



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・・・キャラスト☆クライシス!な時期に備えて1年前ほどに用意していたこの日誌を、この時期に投稿することに、別に深い意味はありません・・・ありません・・・ありませぇん(エコー)・・・・・・


※去年のキャラスト☆クライシスなときに投稿した前回のあらすじは↓こちら↓
  『いつのまにか変質していることの恐怖に関して』
https://masters.caravan-stories.com/posts/gcejvqkc



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前回から1年ぶりのシリーズでございます。

今回はですね、タイトルにもありますけど、サービス終了したソシャゲが転生して、今もしっかり遊べるよ!という、稀有な具体例を挙げておきたいな・・・と思います。

なんで唐突にそんなことを書くのか(=ずっと前に用意しておいた記事に若干手を入れて投稿するのか)ということですけど、ええ、私からは何もいうことはありません。なんとなくです。

今回もまた、淡々と過去にあった事実/事象/ケースを紹介するだけでございます。読み手のフレンドの皆様におきましては、「そんなこともあったんだー、へー」くらいの軽い気持ちで読んどいてくださいね(^^)


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対象タイトル:「 Wizrogue - Labyrinth of Wizardry -」
 (ウィズローグ -ラビリンス オブ ウィザードリィ-) 」
スペック:スマホ/タブレット配信ソシャゲ( 基本プレイ無料/アイテム課金方式)
ジャンル: ダンジョン探索型ローグライクRPG
サービス提供期間: 2014年12月初旬~2015年10月30日
メーカー:タイトー

──どんなソシャゲだったの?
「ウィザードリィ」の世界観&システムを「トルネコ/シレン」のようなターン制ローグライクと融合させた、とにかく辛口でマゾいRPGでございました(iOS版リリースと同時に若干緩和された)。
イラストは末弥純氏、ゲーム内楽曲はタイトーのZUNTATAが担当しており、全くもって文句のつけどころがない、素晴らしいグラフィックとBGMが魅力でした。ゲーム内容・育成/所持品管理まわりが、ほんっとにマゾかったの・・・ん?どっかで聞いたような・・・(笑)

キャラストみたいに、ゲームの世界観の雰囲気に魅力を感じ続けた、ウィザードリィファン(Wizならでは・・・ある意味調教済ユーザー)が、ゲーム内容のマゾさにめげそうになりつつ最後までがんばってましたが、1年もたずサービス終了してしまったのでございます。
もちろん、サービス終了の1ヶ月前から有償石の販売を停止し、購入済みぶんの払い戻しにもしっかり応じて、きれいな引き際を飾っていたのでした。

どんなゲームかイメージしやすいよう、「○ァミ通」の名物ライター、国内Wizファンでは名の知られた「忍者○田」氏の攻略記事を、「サービス開始当初」「サ終告知当時」「サ終後」の3本セレクトして1枚めのスクショにしこんでおきますので、実に興味深い当時の氏の記事を画面拡大して読んでみてください。なかなかに思うところがございます(特にサ終了後のディレクターインタビュー記事)。覚悟って大事。


・・・で、2015/10/30にサービス終了して、インスコしてたスマホ/あいぽん/タブレットからは起動自体できなくなって、終焉を迎えたこのタイトルなんですが・・・・・・

ばばーん!
2年後の2017年2月25日に、PC版の「STEAM」にて「買い切りタイトル」として、唐突に復活したのでございました!(その後はスマホ/あいぱっどにも買い切りアプリとして登場して、現在もフツーに購入&プレイできます)

で、ソシャゲとして存在していたものが買い切りタイトルに変貌して、以下の変化を伴い復活しました。当然といえば当然なんですけど。

 ・サ終了当時駆け足で出し切って実装したもの含め全てのダンジョン/ステージ/ストーリーをしっかり収録
 ・買い切りゲーになって、従来の課金石の概念がなくなった(追加コンテンツ購入の形でゲーム内通貨を買わせる手法でもない・良心的な変身をとげた)
 ・従来の課金石はログインボーナス/デイリーミッションクリア/アチーブ達成などで(ある程度やりこめば)実質無限に入手できるようになった
 ・ソシャゲ時代の曜日ダンジョンといった性質のものも継続して楽しめる
 ・ガチャを回してキャラを入手したり、便利アイテムを購入するシステムはそのままだが、それに用いる課金石が実質無限に入手できるので、すてきなやりこみゲー(気が向いたときに自分のペースで遊べばいい)へと変貌した
 ・権利を買い取ったパブリッシャーがしっかり専用サーバ(規模は縮小)を改めて用意してくれたので、協力プレイ/ネット対戦/コミュニュケーションがソシャゲ時代と変わらず楽しめていた
 ・ソシャゲ時代に開催されていた期間限定イベント達成報酬の限定キャラ/装備などが、通常ガチャに放り込まれた(=闇鍋だが遊んでいればいずれ全部入手可能に)
 ・ただし、権利関係のむずかしい一部のコラボ関連キャラは除外された
 ・それ以外の美麗グラフィック/良質サウンドはまんま復活、当時と同様楽しめた
 ・しかし、サ終当時の姿をまんま再現しただけであり、追加キャラ、バランス調整といったものは今後も含め一切ない。完結している世界である。


・・・スクショ2枚め、3枚めになんとなーく雰囲気がわかる画面を自分のアカウントで集めてみました。よく500円でワンコインセールしてるタイトルですので、興味がわいた方はぜひ(^^)

自宅待機の暇つぶしにはヘビーすぎてもってこいですが、買い切りタイトルとして生まれ変わったときに、前述のようにさらに遊びやすく緩和されたので、案外おすすめです。

全文英語なんですけど・・・昔からWiz遊んでたという年配の方には全然問題になんないじゃないかしら(^^)昔のやつって、呪文をキーボードでうちこんでたんでしょ?
ストーリーは中学高校生レベルの優しいシンプルな文章ですし、システム周りはWizプレイヤーにとっては英語(STR/AGIなど)とか何の障害でもないでしょうし(^^)




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(以下は何かをにおわせたり、願望をもたせたりする意図のない文章です)

世界観・音楽・キャラクターがステキで、サービス終了が本当に惜しまれるソシャゲって、今までもこれからも、多く存在している・していたことと思います。

いきいきとしたアニマル・ビーストの3Dモデル・・・美しすぎる世界各地の風景・・・街角の息吹、生活感・・・そんな、魅力にあふれた存在が永遠の暗闇のなかに消え去ることは、ほんとうにもったいないと感じます。

かわいいワンコちゃんやにゃんこちゃん、クマさんやはりねずみちゃんたちと、美しい森や雪山や洞窟のなかで再会できて、また思う存分一緒にかけまわったり、記念撮影を撮って楽しめるような、そんなステキな世界が・・・遠い未来に、どこかの次元で再臨する可能性を願う幼女がここにひとり──ぴゅあな心で、ぎゅううと目をつぶって、手をあわせて無心に祈りを捧げているのでした・・・・・・


エレノア

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