親の心、子知らず。

子供の育て方ってひとそれぞれ。
スパルタ教育の人もいるし、
決して起こらない人もいる。

みんな正解なんてわかんない。

そりゃそうだよね。未経験なわけだし。ましてや正解なんてないかもしれない。

そんな中、キャラストの世界では凄く興味深い教育方針を持ったビーストがいるの知ってる？

そう。ハエ。

ハエってさ、イメージあんまよくないよね。
不衛生というか。
そんなハエでも仲間になるのがキャラスト。
仲間になったからにはさ、スキルとか知りたいじゃん。
でね、ハエの特徴はなんといっても
「子供達よ…」
ですよ。

ハエは死ぬときにパッシブスキルの「子供達よ…」が発動して子供をフィールドに産むの。

親ハエの気持ち、凄くわかる。

ハエはオフェンスラインのトップに置かれるの。
したらさ、ハエは
「よぉし！みんな私に任せろっ！」
ってはりきるわけさ。

そりゃさ、数いるビーストの中から選ばれた
ビースト代表なんだからはりきるの当然。
しかもトップ。ゴールきまる人。
なんなら日の丸しょってるわけ。

他のメンバーは
「お、おー」
「まかせたー」
「いけるよーハエならいけるよー」
つってなんか心ない応援をしてくるの、
決してアリゲーターガーから視線をそらさずに。

まぁなんか違和感感じるけど、
なにせ代表、なんなら日の丸しょってるから気合い入るさ。

でね、いざ戦闘になったらさ、ガー、いきなり攻撃してくる。

あれ、おかしいな、当たり強くない？
開始まだ2秒よ？
相手マルディーニだっけ？

って思った瞬間意識遠退くわけよ。

メンバーのほうをちらっと見ると、
ラルミミはなんか魔方陣出してるし、ミンミは炎で攻撃してる。誰もこっち見ない。

そっか、期待に応えられなかったから…って思うの。
でも、まだ私には出来ることがある！
今までみんなには隠してたこと。
みんな心配するかと思って黙ってた。
でも、もういいよね！
私の意思を引き継いで！
「子供達よ…!」

どうです？ハエ、こんなに頑張ってる。
みんなに心配かけまいと、黙っていたハエ。
最後に役立てなかったことを悔いて、
子供に自分の意思を託して散っていくハエ。
自分より何倍も大きな子供をなんなら3体産み落とす。

どっからでた？そんなスペース身体にあった？
監督も確かに
「スペース使ってけ！」
とはいってたよ。
使い方間違ってません？

解説の松木さんだって困惑気味に、
「今のはぁ…んー、もらっときましょ！」
としか言えないよ。

そんなハエのイメージちょっと変わったかな？

責任感強いよ。雑用とか進んでやっちゃう。
委員長とかも引き受けちゃう。

ハエ「ちょっと男子ー！ちゃんと掃除してよー！」
男子「やべ！委員長きたぞ！逃げろ！」
ハエ「もー！！いっつも掃除してないんだから！また私が…ﾌｷﾌｷ」
？？「手伝うよ。」
ハエ「えっ。あっ。ありがと(*´∀｀*)ﾎﾟｯ」
？？「大変だねいつも。掃除退屈なのに。」
ハエ「う、うん。で、でも？？君と出来るならｳﾚｼｲﾃﾞｽ…」
？？「僕の歌が恋しかったのかぁーい♪」

とかいう青春もあっただろうよ。

そんなハエのイメージちょっと変わったかな？

でもね、ちょっと待てよと。
私は騙されているのではないか？
ちょっと冷静に考えよう。

親の意思を受け継いで、産み落とされたウジ。
ウジはね、産み落とされた瞬間にさ、目の前にガーがいるの。

えっ？なにこれ？産まれくる家間違えた？
もしかしてお母さん？？

ってなるじゃん。

でもお母さんじゃないの。敵なのよ。
後ろみると知らない人たちが目の前にいるガーを攻撃してる。

パニック！

何も教わってないのにいきなり敵の前なの。
しかも後ろには人やらドワーフやらただ歌ってる人がいる。なんなら2人いる。

パニック！

あのさ、あの百獣の王ライオンだってさ、
ちゃんと教育してから崖から突き落とすよ。
カクレクマノミだって学校いってから大人になるわけ。

スパルタ！

人間界だったらヤフートップですよ！
文春の餌食ですよ！
「現代の若バエの実態」とか題名つけられて売上過去トップですよ！

視点が違えばこうもイメージが変わる。

そんなハエのイメージちょっと変わったかな？

キャラスト文春は今後もこの問題を追跡していきたいと思います。

～取材後記～
産み落とされたウジが、
ガーから攻撃される瞬間、
ハープと、それを奏でる男性の歌声が、
なぜだか泣いているように聞こえたのは気のせいだろうか。

おわり。

※サッカーわかんないひとには伝わらないとこがあります。ごめんね。