いそひよの旅日誌

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探鳥日誌 その2

今日はとある岬へと探鳥に向かいました。春の渡りの時期には毎年通っていますが、秋の渡りの時期に来るのは6年ぶりくらいですね。
夜明けの30分前に到着するとこの時期にもかかわらず小鳥のコーラスが。しかしよく聞くとソウシチョウの囀りでした。ソウシチョウは数を増やしている外来種なのですが、日本国内で小規模な渡りをしています(さすがに海を越えて大陸との渡りをするほどの飛翔力はありません)
日が昇ってくると徐々にヒヨドリやメジロの動きが活発になってきました。この岬はこの二種の渡りがよく観察できます。
更に茂みの中をちょろちょろ動くムシクイを発見。姿をじっくりと見る事はできませんでしたが、地鳴きとぐぜりからオオムシクイと判断しました。この種とメボソムシクイ、コムシクイの3種類は外見からの識別が非常に難しく、地鳴きや囀り(ぐぜり)が判別の手掛かりになります(とはいえ、それも絶対とはいえません)
他に枝から頻繁に飛び立っては虫を捕まえているエゾビタキや西へと渡って行くツバメを観察できましたが…冬鳥がいない!!。
う~ん、いつもこの時期にはツグミ類やアトリが見られるはずですが…。まだまだ北の方に餌の木の実が多いのでしょうか?(冬鳥の小鳥類は餌となる木の実のなり具合で越冬地への渡りが左右されます)
海の方へと目を向けてみましたが、ウミネコ以外のカモメ類は見られず…。沖の方にはオオミズナギドリの群れがいましたが遠い!、スコープで何とか識別できるくらいの距離です。
またソウシチョウの囀りが聞こえたのでそちらを見ると朝とは別の群れがいました。さらに自分の上を次から次へと飛び越えて行きましたが数が多い!。おそらく100羽近くはいたと思います。
ヒヨドリやメジロの群れも渡っていますがそちらはあまり数が出ません。メジロは10羽弱の群れが、ヒヨドリは最大でも150羽くらいの群れが2つと数10羽の群れがどちらもパラパラと出るくらいです。
タカも期待していましたがそちらは留鳥のトビとミサゴしか観察できませんでした。
その後10時半くらいには帰路につきました。
全般的に夏鳥、漂鳥系はいたものの冬鳥はおらず、例年ならば一ヶ月ほど前のような状況でした。

観察した鳥
トビ
ミサゴ
オオミズナギドリ
ウミネコ
オオアカゲラ
コゲラ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
ツバメ
メジロ
エゾビタキ
イソヒヨドリ
オオムシクイ
ソウシチョウ
シジュウカラ
ヤマガラ
ホオジロ
ハシブトガラス

いそひよ

コメント

1

イアルの冒険者

どら

ID: iybp2fww9ifc

ツバメを見て 「スズメっ!( *°∀°* )」 とはしゃぐ無知などらだけど鳥ちゃんは好きです

カラスとかヨウムが頭良いつって動画をいくつか観たんだけど、あれ確実にどらより頭良いですねぇ( ´∀`)フヘヘ

2

いそひよ

ID: z4tnjxnsw8t3

>> 1
どらさんコメントありがとうございます。
ツバメはスズメ目なのでまあ間違って無くはないですw
賢い鳥と言えばヨウムのアレックスが有名ですね!。