Highballの旅日誌

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あの球形タンクの中身は何だ!?


前回に引き続きセベルナ地方のパイプラインと各種設備が気になって仕方ないハイボです。

さて、前回はドワーフは地熱を利用しているという仮説を立てました。
今回はそれを確信した一枚の写真から始めつつ、球形タンクの謎を追求していく場として扱います。

先ずは地熱利用していると確信したのが1枚目の写真。縦長の丸みを帯びたタンクが、細いパイプラインが網目のように絡んだところに配置されています。地熱を利用するということは、地下奥深くから蒸気と温水が混ざったものを汲み上げるということです。そのままでは利用しづらいので、蒸気は蒸気で、温水は温水で利用するため、蒸気と温水に分けるために必要なタンクです。形状から判断できます。

2枚目の写真は、建物に太めのパイプラインが繋がっているものです。パイプラインがつなぎこまれている建物は発電設備ですね。パイプラインの中に高温の蒸気が流れており、建物の中には蒸気タービンと発電機が格納されています。パイプラインが建物につなぎこまれているという事実から判断できます。

それでは球形タンクの謎に迫りましょう。
三枚目の写真を見てください。何もない山の斜面に球形タンクが配置されています。太めの配管がつなぎこまれています。また、今回は写真これ以上貼り付けられないのが残念ですが、他にも球形タンクが各所に配置されていますね。しかも、物によっては1枚目の写真のように住居近接型、物によっては三枚目の写真のように何もないところに配置。はたまた、別の場所では配管が繋がっていない独立したタンクも見られます。それらには全てタンク上部に換気または排気用と思われる小径配管が突き出ていますね。

賢明な読者の方ならもうお分かりと思いますが、これはウイスキーの熟成設備です。それもシングルモルトのスコッチウイスキーで、イギリスのアイラ地方で蒸留される上質な一品ですね。

私の記憶では、オークエリアの嘆きの泥土で良質の泥炭が取れたと思います。ヒューマンエリアから輸入する大麦と合わせ、鼻に突き刺すようなピートの香りと、後に引くようなピリッとした舌触りを醸し出す素晴らしい逸品です。

これら球形タンクの中にはウイスキーの樽が所狭しと並べられてます。上部の換気管によって、定期的に外気と空気が交換されることで、タンク内の湿度と温度を一定水準に保たれているということです。

これでも尚、説明できないタンクがありました。この謎については、次回に続きます。


Highball

コメント

この発言は削除されました(2019/07/14 03:00) 1

2

老舗人

Highball

ID: iavzxk4jek76

>> 1
この記事書いた時酔ってたから読み返すと恥ずかしいw
なんだ、スコッチとか言って_:(´ཀ`」 ∠): =3 ブッ
風景見てるとこういう遊び方できるので楽しいですw