始まりがあり終わりがあると言うからには物事の頭にはまず「始まり」が来る。
ではこの旅日誌のいわゆる「始まり」は何かというと今言ったような意味のない戯言がそれに当たるわけだ。
何を訳のわからないことをと思い、すでに読むのを辞めてしまった方もいるだろう。
―――さようなら。
だがまだ読んでいる人がいるからには、益体もない戯言をなぜ旅日誌の1ページ目に書き記したかの説明をさせて欲しい。
そもそも旅日誌をつけるには少々旅が進みすぎているというのがうちのキャラバンの現状で、せっかくの旅日誌の始まりが旅の始まりで始まらないのだ。
旅が始まっておよそひと月と少し。
旅初心者の日誌というにはこなれているし、かといってワンランク上の旅人ならではのお役立ち情報満載日誌という程上級者でもない。
そんななんと形容したら良い物やら困惑してしまう状況で付ける日誌故に、なんだかよくわからない書き出しで日誌を書いてみようと思った次第である。
なんだったら、日誌を書くに至った動機も大した物でもなく、放置狩りの間に愚痴のひとつでも書き記して時間を潰そう程度である。
明日には日誌を書かなくなっている可能性すらある。
そんな中、気合を入れた大仰な挨拶や、がっつり企画した内容で日誌を書き始めるのは億劫であるし適当ではないと考える。
とまぁそんな訳で、おおよその人は非常に気合を入れて書き記す旅日誌1ページ目を、無意味で無価値なただの文字の羅列で埋め尽くしたのである。
しかしこれを書いたおかげで修行の30分を過ごすことが出来たからにはこちらとしては非常に有意義な日誌となったことは間違いない。
ここまで読まれた方にも、暇を潰せてよかった程度に思っていただけたら幸いである。是非ともそう思い込んで頂きたいと切に願うばかりだ。えぇ、ホントに。
コメント
1
禍鬼
ID: a3jeggkpwzkt
暇さえあれば妄想している私…( ´∀`*)妄想よりも日誌を書いてみようかな笑
2
桔梗
ID: f844cypv8vaz
>> 1
是非是非。
キャラ同士のやりとりを妄想して書いた日誌なんてのもいいかもです