ルイネの旅日誌

公開

元属性主人公の可能性について


前回、ちょこっと言ってた『精霊族』主人公のお話。 
いつも通り、ただの妄想話なわけですが。 
 
そもそも各主人公(アバ)達は全6属性が揃うような形でそれぞれ振り分けられてるんですが、リザアバも揃ってこれで全属性コンプだぜと思いきやまだ元属性が残ってるわけで。 
 
とはいえこれから全く新しい種族が増えるとも思えず、仮に増やすとしたらどうなるんだろうと考えていたら「そういや精霊界があったな」とふと思い付いた感じで。 
 
もし、精霊界で新たな物語が生まれるとしたらこんな感じなのかなぁと。 
 
 
 精霊界の端にある小さな集落で暮らす主人公(元属性/ヒーラー)はいつものように幼馴染と一緒に歩いていると、道端に一機のキャラバンが落ちているのを見付ける。 
 どうやら燃料切れで機能を停止させているらしい。試しに主人公が自らのスフィラを流してやると再び起動を始め、感謝の言葉と共に目の前にポルカが現れた。 
 聞けば彼らは旅の途中で主人を亡くし、宛てもなくイアルを彷徨っているうちに精霊界に流れ着いてしまったとのこと。意気投合した主人公はそのままポルカ達を連れて帰ったのだが、人間界に関わることを快く思わない精霊王から「元いた場所に戻してきなさい」と叱られてしまう。 
 
 けんもほろろに追い返され、途方に暮れる主人公一行。 
 幼馴染の一人が「せめて人間界まで送ってあげよう」と提案したその時、血相を変えたシルフ達から集落に魔獣が現れたという知らせを受ける。 
 急いで戻ると、集落の広場で一体の魔獣が暴れていた。 
 しかし、集落には力の弱い者しかおらず戦える者もほんの一握り。それでも魔獣相手に歯が立たず、繰り出される容赦ない攻撃になす術もなくただ逃げ回ることしか出来なかった。 
 キャラバンと共に応戦する主人公達。彼らにとっても魔獣は手強い相手だったが、ポルカの助力もあり辛くも撃退に成功する。そして、討ち倒された魔獣は亡骸を残すことなく煙のように消えるのだが、散り際に謎の言葉を残していった。 

 それは、かつて戦いに負けイアルを追われた“邪神”からの伝言だった。 
 
 主人公からの報告を受け、瞑目する精霊王。 

 そして、“邪神”からの言葉を人間界の王達に伝えるよう命令する。 


「イアルには様々な種族の“人間”がいますが、我々はその者達との交流を絶ち全く異なる世界で暮らしてきました。ですが、彼らもまた住む世界は違えど同じイアルに暮らす者。閉ざされた扉を開き、イアルの平和と安穏のために共に手を取り合う……きっと、今がその時なのでしょう」 
 
 こうして晴れてキャラバンとの旅を許された主人公達は、まだ見ぬ世界に胸を躍らせながら人間界へと足を踏み入れるのであった。 
 
 
「よかったわね、ポルカ。これから一緒に旅が出来るわよ」 
 
「左様でございますね。つきましては、[主人公]様方のどなたかにご主人様になっていただきたく存じまして」 
 
「水クセェな、そんなもんなくたってオレ達ぁもう仲間だろ?」 
 
「そうは言われましても、元来キャラバンとは主人あってのもの。ご主人様がいらっしゃらなければ大地を駆けることはおろか、動くことすら叶いませぬ故に」 
 
主「それじゃあ、ぼくがなってあげるよ。でも、そうでなくたってぼく達はもう仲間なんだ。主従関係だなんて面倒なことは言いっこなしだよ」 
主(それなら、わたしがなってあげる。でも、そうでなくともわたし達はもう仲間なのよ。主従関係だなんて面倒なことは言いっこなしよ) 
 
 
魔獣とは、エニグマとは。 
かつて神々がいた古代イアルの姿とは。 
 
そして、“邪神”の言葉に秘められた真実とは───。 
 
 
各種族ごとのイザコザはあるにせよ魔獣問題はイアル全体の問題なので、それぞれのアレコレがひと段落した辺りにこっちの問題にも踏み込んで欲しいなぁと希望。 
 
そして、ついでに降魔も精霊族かなんかに分類されないかなぁと。 
あのトロールだって、一応妖精に分類されるくらいだし。 
(んで、アーガスも実は紙一重で生きてるんでしょ?) 
(忘れた頃にまた復活して戻ってくるんでしょ?) 
(それで色々あってキャラバンに乗り込むんでしょ?) 
(んでもってクロスでレオと何かしらやり取りするんでしょ?) 
(そしてクレヴィスは人間界の常識に疎いのを良いことに適当言ったのがバレて、怒ったアーガスに追いかけ回されてればいい)


ルイネ

コメント

1

イアルの冒険者

ビッパ

ID: 6vs5vupqdg44

凄くワクワクする感じですね!
是非採用して欲しいと思いました(*^o^*)

2

イアルの冒険者

ルイネ

ID: u3phku8ydfuq

>> 1
ありがとうございます^_^

ポルカのムービーにある壁画にも6種族までしか描かれてなかったので増やすとしたらこんな形かなぁと思いつつ、魔獣撃退の際に何か他種族とは異なるアプローチがあったらなと考えながら想像してみました。

既存の主人公達が見事に6属性を網羅してるので、元属性にも何かしらあるんじゃないかと勘繰ってしまう毎日です。