前回の日誌でコウモリ三匹を使いまわすという内容を書いたので、ちょっとコウモリをもっと研究してみた。


まずコウモリの最大のアクティブスキル『怪光線』によるバインド。

これはバインドされ続けるとバインドにかかりにくくなる、というふうに説明では出てくるのだけれど。

実際使ってみたところ。

バインドにかかった状態の敵に上掛けでバインドすると効果時間が延びる。ただし、延びる効果時間はスキルの最大効果時間より少ない。

重ね掛けすればするほど伸びる時間は少なくなっていく。

つまり、開始十秒→+五秒→＋2秒

みたいな感じ。

いったんバインドの効果が終わって敵が動き出してからもう一度かけると普通に最大効果かかる。

ただ、焦って早くかけちゃうとバインド自体がかからない。

このことから、重ね掛けしていく方法だとどんどんかかりにくくなっていくが、効果時間が終わって一区切りついたところでまた最大効果が普通にかかるようになるという仕様らしい。

多分これは麻痺なども同じ構造だと思われる。

で、結果考えたところで。

バインドは重ね掛けするより一回一回かけ直す方で使うのが効果的と思われる。

なぜならかけ直しの方がコウモリ一匹でできるからだ。

怪光線のクールタイムは二十五秒。効果時間が十秒。これはスキルレベルが上がれば効果時間とクールタイムの長さがかわり、コウモリ一匹の効果時間効率が上がる。

そう考えるとコウモリをいっぱい連れて行って拘束するのにがんばるよりも、一匹で適宜必要な場面で素早く使った方がいいという結果が見えてくる。そのほうがほかのキャラいろいろ連れていけるからね。

で、じゃあ今度はどういうときに怪光線、つまりバインドは使えるのか？　ということになる。

これは敵を足止めするという行動がどこで必要になるかということでもあるが、基本的に二通りの使い方があると思われる。

一つ目、コウモリを最前列において開幕と同時にぶっ放す。

Tアンカーやロイヤルガードといった前列に複数並べる陣形でコウモリをメインタンクに交えて前列に置く。

開幕と同時に怪光線をあてれば敵の前衛の動きを止め、こちらの前衛は動きやすい位置へ動き、後衛も接敵される危険性が減る。

さらにコウモリが最前列なのでそこから怪光線の射程四メートルまで届く。つまりこちらの前線をそれだけ敵側にプッシュできる。

これはキャラバンを守るうえで利用できる。

二つ目、後衛が敵に張り付かれたときに撃つ。

これはもっとも基本的な使い方。後衛に張り付いた敵の動きを止めて、後衛が逃げるという形。

ただ、その後敵がまた動くまでにタンクが敵へ走りこまねばならないので安全ではあるが多少手間でもある。だが、素早く射程四メートルでカバーできるのはいいところ。


というわけでこれらの使い方が大きく主流となると思う。

そこから考えるとボスより雑魚に対して強いビーストであると思われる（クリスマスツリーマンとかのようにボスエネミーは状態異常が効かない可能性があり、タンクが常に張り付く対象でもあるのでわざわざ怪光線する手間は要らない）。


現状コウモリはこんなところだろうか。

雑魚との混戦で力を発揮するのではないだろうか。まる。

Giggy