そういえば先月出せたんですが忘れておりました。
アクティブ人口のこの1年間の推移その他です。
まず1枚目の画像。
グラフを見ると、外向きのイベントがあるたびに、もぞっと増えます。
以前はその効果が2か月ぐらいは続いたのに、いまや翌月には確変終了。
それどころかイベント前よりも減るのが常態となっています。
ちょっとわかりにくいですが、アイムの紫やストラスの黄色い線を見ると、2022年11月には3000人弱いたのが2000人強まで減っております。
この1年で1/3近く減っていることになります。
カシモラルもヴァラファールも同様です。
4000人弱だったのが3000人弱へ。
一番派手なのがアスモダイで、3500人弱だったのが2000人強。
まあアスモダイは乱高下の傾向がありますが、それでも減り続けている事実がはっきりと分かります。

2枚目の画像はアクティブ統計を取り始めてからの2年間のグラフです。
こちらだとよりはっきりと減少傾向が見て取れます。
2年前の11月にはアスモダイを除いてすべて3000人以上だったのに、いまや全ワールドが3000人未満。
かなり危機的状況です。

色々と目新しい仕組みを加えてはいますが、それはすべて重廃勢向けの仕組みです。
初心者や中級者のことは全く考えておりません。
初級中級向けのコンテンツ、特にいきなり引き上げられるハードルを何とかしない限り、外向きのイベントをやっても一過性。
この傾向に歯止めはかからないでしょう。

あともう一つ致命的なことがあります。
このゲーム、MMORPGなのにプレイヤー間のコミュニケーションが希薄なのです。
名目上、MMORPGなのにｗ
うちのギルドでは入会時にゲーム内掲示板で挨拶し合って以降、一言もしゃべったことがない方々がたくさんいますｗ
チャットも掲示板も使いにくいですしねぇ。
MMORPGにおいてコミュニケーションを密にするには、プレイヤー同士でパーティーを組ませるのが手っ取り早い。
パーティーを組ませるにはプレイヤー間で役割分担するのが最適です。
ただこのゲーム、エンカウント方式の戦闘でパーティーのプレイヤー人数制限が3人と少ない上に、プレイヤー一人一人がデッキという形でキャラを6人まで（エニグマでは3人）出せてしまうので役割分担がしにくいのです。
その上、じゃぶじゃぶ課金すればレイド級を除いてたいていの敵キャラを独力で倒せてしまいますので、パーティーを組む意味がますます希薄です。
さらに課金させるためにパーティー組んで対処できない敵もいます。
そんな状況ですから、討滅の戦域や魔獣戦などでシステム上、無理矢理パーティーを組まされてもあいさつ程度。
特にスマホ操作では面倒なのでスタンプで済ませてしまいます。
世界で初めて、しかも20世紀に商業的大成功をした3D-MMORPGである「EverQuest」ですでにシームレス戦闘方式に1プレイヤー1キャラのパーティー制を採用していましたから、むしろこの状態はMMORPGの意義からすると退化しているといえるかもしれません。

とまあ色々書きましたが、先行き心配なタイトルであることは確かです。
しかもプレイヤーがどうこうしたぐらいではどうにもならないレベルの。