※文字通りの日誌で役に立ちません。しかも長いです。

＃1：https://masters.caravan-stories.com/posts/nwjjiuty

6月

初めて一気にガチャを回した時から最初の星5はエミリーにすると決めていました。過去には星5キャラなしで攻略している事例もあり、たまたま育てていたタンクがラルフでクエとの相性も良い。しばらくエミリークエの攻略記事を読み漁り、自分のなかでの最速攻略を目指して育成していきました。

前提のクエストにも苦戦するレベルで初めて挑戦したところ、ラルフがあっという間に溶けていきました。両手5が揃っていなかったので難しいかと思いながらもヒーラーを増やしたりして何度も試行錯誤しました。ガードを固めすぎると時間が足りず、火力を増やすとタンクが溶ける、その繰り返しでした。ならばバッファーを変えるか、と思ったところでマルマを投入。ずっと頼ってきた両手5のエミリーより半端な装備のレーナの方が火力を出せました。BP3万の貧弱なキャラと装備でしたが操作も工夫してなんとかクリア。作戦と操作の勝利で、実力で勝ったという実感が強くなかなかの達成感がありました。これぞゲームの醍醐味とも思います。BP3万台前半での攻略はあまり見かけたことがなく、それも自信につながりました。

ギルドに入ってひと月もたたない頃に、突然マスターから声がかかりサブマスをやらないかと声をかけられました。自分よりずっと長く在籍していて段違いに強い人達を差し置いてというのは気が引けたのですが、いつも世話になってるギルドに貢献したい気持ちと、マスターの助けになればと思い承諾しました。初心者の私がサブマスになるのをみんなが暖かく受け入れてくれました。なんていい人達なんだ！

ヴァラファールで大規模なお手伝い会が実施された後、マスターがギルド内でのお手伝い会を企画してくれました。ヤシガニ、ガー、フブキヒョウ、イオティなどをギルメンで一緒に倒すイベントです。サブマスとして進行側でありながら、自分もフブキヒョウとイオティを手伝ってもらいました。フブキヒョウは敵が飛び交う中マスターのモーガが走り回ってて意味が分からなかったけど、これならいつか倒せるだろうなと感じました。一方、その先のイオティは別次元でした。うちのギルドにはマスターよりも強い用心棒と呼ばれる人がいて、イオティの激しい攻撃を黙々と抑えます。すごいと思ってた人達でもかなわない相手を一人で耐え、次から次へとクリアへと導く姿が異常にかっこよくて感動すら覚えました。まれにそれでも負ける時があって、想像のはるか上の難易度であろうことは肌で感じていました。そんな難しいクエストを盾の後ろから叩くだけで越えさせてもらって、クリアできてうれしいというよりもすごいものを見たな、というのが正直な感想でした。

ヤシガニやガーではなんとか手伝う側にまわれました。ひと月前に手伝ってもらった時にはいつか自分も手伝う側にまわりたいと思っていたので、それができてよかったです。越えた人達も自分の時と同じように喜んでくれて、こちらもうれしかったです。そんなこんなで各地で難関クエストを攻略し、最後にみんなで記念撮影をしました。ギルドの仲間だけで助け合い、祝福と感謝が各地で飛び交う様子は実に美しかったです。最後の記念撮影でみんなで集まった時にその感情や熱気がその場に集まったような感じがして、雪山の景色がいつもより綺麗に見えました。途中段取りがうまくなかったりして反省点もありますが、そういう意味では大成功だったと思います。

つづく

こてつ