歌劇の道は日進月歩。明日のザラくんが今日より進歩するのは自然だね。
皆さんはこのセリフを憶えているだろうか?
ザラストーリーの(現在のところ)最後のストーリーでアルメイダルが言ったセリフである。
ザラ自身キャラストの初期から実装されているキャラで、早い段階でストーリー加入する。さらに☆5進化アイテムをゲットする難易度もそれほど高くないため、かなり早い時期に終わらせている方が多いだろう。
細かい部分は省くが、ストーリー的には吟遊詩人に憧れるザラがギールの青空演芸場でコンテスト参加のチケットを受け取るという内容である。
世界観的にオークが無粋というか文化面が特殊なため、芸術性を理解する感性に乏しい、ザラが内気な性格等の理由から師匠も手本も無く独学で吟遊詩人の訓練をしているため、技量的には未熟という前提が存在する。
※ちなみにザラ第2話でアルメイダルとサーヴェインが加入していると特殊セリフが入る。
ここまでがストーリー上のザラのバックグラウンドである。
次にシステム上のザラについて書き出してみよう。
ザラ自身は優秀なバッファーである。ダメ増とダメ減を同時に所有しているだけで稀有な存在である。
ただし、ゲームとしてはありがちな「初期実装メンバーは後続のインフレキャラに追い越される」という宿業も背負っている。
それがスキルレベルや☆5装備を持たないと常時バフが維持できないという点である。
初期のソフィアは挑発を持っていなかった。光タンクとしては範囲は狭いが挑発持ちのヒュマアバとの住み分けができていた部分だが、後のスキル調整でソフィアも挑発持ちになった。
しかもASの範囲そのまま引き継いでの挑発である。
タンクに火力を必要としないプレイヤーはこぞってソフィアに乗り換えた。さらに知力ルーン配置でASのダメ減が常時展開可能になり「バフは常時展開が基本」という概念が生まれた。
その後続々と当たり前のように複数のバフ効果を山盛りするキャラが出てくるに及んで、ザラの存在は薄く陽炎のように消えかかった。
優秀とはいえダメ増とダメ減しかなく、ASも☆6装備を所有するか、知力特盛りでないと常時展開が難しいという悪い意味での限界の早さもある。
初期加入キャラのため最初のころは戦闘でも出番はあるが、そのうち☆3当たりで成長をやめて控えに回してしまうプレイヤーも多いだろう。
長くなるので、続きは後編で。
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