YouTubeみたいにわざと目を引く上から目線っぽいタイトルを付けたけど、このゲームが好きなので、運営さんに改善して欲しいことやわかって欲しいことを書きます。
ネガティブな内容にはしないよう心掛けているけど、受け取り手次第かもしれないので、そこんとこ( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ

今回のテーマ
『ゲームの取り組み方はプレイヤーによってけっこう違うということをわかって欲しい』

結論
『なるべく多くのゲームプレイヤーを満足させるコンテンツは、チンパン化するのが手っ取り早い』
　※チンパンなんて言葉を使って申し訳ありませんが、わかりやすさを重視していきます。


今回はユーザーがじゃぶじゃぶ課金したくなる方向の話ではなく、ユーザーをなるべく離さないようにする方向の話かな。
ゲームの取り組み方は人それぞれ違っていて、場合によってはタイプが違うゲームプレイヤー同士は理解し合うことすら難しい場合もあるほどなんです。
ゲームプレイヤーのゲームへの取り組み方を知ることでコンテンツ作りに活かしていただきたく思います。

ゲームプレイヤーのゲームへの取り組み方の分類ですが、わかりやすいのはこの記事ですかね。


スパ帝国　ゲームが強くなる100の知恵++
http://spa-game.com/?p=3430


スパ帝さんの記事ではゲームの取り組み方を7分類にしています。簡単に要約するとこんな感じ。

１．意思決定民族
正解が分からない場面で判断を下していくのが好きなゲームプレイヤー。

２．研究民族
敵味方のデータを詳しく分析していくことで想定された戦術を崩したり新しい戦術を編み出したり、などが好きなゲームプレイヤー。

３．管理民族
目標に向かって物資を管理しながら手順を踏んで向かっていくのが好きなゲームプレイヤー。

４．軍人民族
ステータス、操作テクニックなどを含めた、強くなる過程や強さを追い求めていくのが好きなゲームプレイヤー。

５．ロボット民族
同じ作業を繰り返すことをこつこつ積み重ねてそれに対する報酬を得るのが好きなゲームプレイヤー。

６．消費者民族
過程はどうでもよくて、コストを消費することで結果を手に入れたいゲームプレイヤー。

７．操作民族
１～６のどこにもまだ所属していないゲーム始めたての初心者ゲームプレイヤー。
操作に慣れるのでまだ手いっぱいなので操作民族。いずれは１～６のどこかに属する。


民族が違うとまったくゲームの取り組み方に共感や理解ができないこともあります。
「それ何が楽しいんだ…？」ってやつですね。
でもそれぞれの民族はとても楽しんでこの取り組み方をしているんですよ。

多くのゲーム制作者にとって特に６は噴飯ものでしょう。
強くなる過程が消費（課金）だけの「どのキャラが一番強いですか？」と5chあたりで聞くタイプです。
でも私見ですが、ガチャ系のスマホゲームにはわりといっぱいいるんじゃないですか。

制作者の心情としては、簡単なクエストと難しいクエストを用意して、難しいクエストは試行錯誤しながらクリアして達成感を味わってほしい、と思うでしょう。
間違いではありませんし気持ちはわかりますが、それは一部の民族にしかウケません。
そしてその一部の民族は結構人数が少なめです。

イベントクエストやメインストーリーを含めた物語クエストは、全プレイヤーにプレイさせたいものと普通の制作者は考えるでしょう。
そうなると、すべての民族のゲームプレイヤーをそこそこ満足させるには、難易度はあってないようなものにするか、強いプレイヤーが弱いプレイヤーをキャリーできるようなものにするか、この2択ではないでしょうか。

つまりチンパン化です。

オレ斬ル、オマエ死ヌ。
斬り方を考える必要はない、なんか斬ったら敵が死んだ。
これでいい。

もっと良い方法があるかもしれませんが、チンパン化が手っ取り早く無難だと私は考えます。
それでいて報酬が良ければみんなウェーイｗｗｗと盛り上がれるのです。

制作者はどのコンテンツがどの民族のゲームプレイヤーに刺さるようにすればいいのか、をもっときちんと考えていくべきです。
攻略しがいのある高難易度コンテンツは、ちゃんと別に用意すべきです。
今のキャラストはその辺の整理が全くできていないので、どのコンテンツがどの民族のゲームプレイヤーを狙うのか、をちゃんと整理したほうが良い。
狙いを定めたほうが、じゃぶじゃぶ課金させるための仕組みについても考えやすいと思いますよ。


あ、ちなみに私は自分を意思決定民族だと思っていましたが、最近管理民族だったのではと思い始めました…。