ウクライナ和平案28項目をゼーゼ
マンさんに受け入れるように迫って
いるト政権。
この案はロシアと秘密裏に会合を
重ねて作ったものらしいのでロシア
は受け入れるかもってヤツ。
20%位領土を割譲させられて、ウク
ライナ軍の兵力上限設定、対露制裁
の段階的解除など？
当初の提案では戦争犯罪の調査打ち
切りや恩赦が含まれていたようだが
そこは削除されたよう。
プー◯ンの逮捕状等はどうなるのかな？
合意すればまぁ撤回されるかな？

この中で西側が凍結した50兆円程度
のロシアの資産を5割米国が運用する
って言ってるらしい。
ドイツのメルツが
おいおい50兆の内の30兆以上がベル
ギーを中心としたEUにあるがな、米国
5割とかなんでやねん！
と反発。
EUは運用して運用益をウクライナ再建
に使うと。
一方米国は運用益の一部ロシアに還流
しまっせ！
とロシアを口説きにいっているよう。
ゼーゼマンさんは蚊帳の外。

さて、わたし的(すこし疑り深い)にみると
かなりマッチポンプに見える。
ゼーゼマンさんが米国の提案を一度突っ
ぱね、米国との関係が冷え込んだ様に見
せてからの10分演説で国民に決断を迫る
辺り、もうなんだかなぁ。
ウクライナのひとはゼーゼマンさんを
どう思っているのか？
本気で信頼しているのか気になる。

ウクライナが失ったモノ、働き盛りの国民
、20%の工業地帯の領土、国土のインフラ
、レアアースなどの資源へのアクセス権、
マネー、在ったであろう未来。

ロシアが失ったモノ、若者の人口、マネー、
軍事資源、中東への影響力。
得たモノ、ウクライナの20％程度の領土、
西側影響力の一時的排除、プーチン政権の
延命。

米国が失ったモノ、投下したマネー、だが
軍事産業を迂回してかなり環流？
米国が得たモノ、中東新興国周辺の安全保障
(シリアに親米のア◯カイダとかあ◯えす出身
とからしいヒトが作った暫定政権誕生、イラン
の核の脅威低減、パレスチナ人の人口を減らし、
インフラ破壊による出生率の低下)ロシアの弱
体化、軍事産業の興盛、ウクライナのレアア
ースへのアクセス権益、そして仮に力による
領土割譲とプ◯チンへの逮捕状が撤回される
なら、コレが中東情勢に適用出来る先例、既成
の事になる。

EU、まぁいいや。

実際米国は中東新興国への最低限の仕事はク
リアしているので、仮に今後の仕事が捗らな
くても良いくらいな感じかも？
米国内の物価高で一部政策の変更が余儀なく
されているが関税政策はト政権の看板政策
なので全面的な撤回は政治的敗北を意味し、
出来ない相談に思える気がする。
だとすれば、12月利下げをして雇用が改善し
ないようであれば、物価高が原因で雇用が
悪化している訳で、関税撤回が出来ないと
すれば、供給サイドが持ち上がる前に、イン
フレが加速して利上げに追い込まれる気が
する。
まぁ、米国内の安全保障的な構造改革も大分
やったのかもしれないし、まぁ良いのかな？