Quartzの旅日誌

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#1_Caprice_自由都市

先に #0_Caprice_はじめに(定期更新) をお読みください。

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自身の記録をすることは感情の整理をするためにもいいことだそうだ。ネロに着き、ちょうど区切りもいいので日記を書き始めてみようと思う。

ネロは様々な種族がおり、それぞれの船は個性的で見るだけでも楽しい。
ドワーフの船は単色な上に茶色で、実用面では良さそうだったが厳ついように感じる。
もう少し色がある方が私は好きだ。
ヒューマンは悪くはないが良いと言うほどでもない。やはりエルフの船が一番だと思う。常に自然と触れ合う事が出来るし、なにより夜の海に浮かぶ姿は幻想的で美しい。
そういえば、ボロボロでこんなものが本当に動くのかと疑問に思うような船があった。操縦する者の腕がいいのかそれとも島の近辺の波が穏やかなのか。個人的には後者だと嬉しい。災害はないに越したことはないだろう?

外見は武骨で自然が少ないように見えたが、中は思った以上に明るく緑が多いように思う。
今は祭りをやっているようで花火がずっと上がっている。あれは魔法で作られているのだろうか?だとしたらきっとそういう装置でもあるのだろうな。さすが中心地、見たことがない技術がある。

白銀のカーディロスに会ったが、思っていたよりあっさりと話が終わってしまった。ほかにもあの化物が出ているようで、忙しいそうだ。早く問題が解決してくれればいいのだが…。

これで旅が終わるのはあっけないのでもうしばらく続けることにした。他種族の国にも行くので、見聞を広めていけたらいいと思う。

Quartz

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