名が示すように、とても希少な石のようだ。

そして、この希少石を入手すべく、我々Victoryキャラバン隊も動いた！！

希少石・・・それはニイ島伝説で語られる財宝であり、そのアイテムを入手したものは、貴重なアイテムへとさらに交換できるらしい・・・

さっそくニイ島へ飛んだ我々だが、そこで待ち受けるものは・・・
ビーチで水着姿で浮かれる多種族と、なぜか石像なのに徘徊しているビースト達だった！！
多種族の彼らにコンタクトを試みるも、希少石の情報は得有られずに、何故か石像のビースト達との戦闘を強いられ、辛くもこれを達成するのであった・・・

希少石を求め、我々は更に内陸へと歩を進めて行った・・・

ワカメ・・・いや・・・昆布だ！！　現地ではオニコンブとして恐れられているらしい・・・
この昆布が良い出汁を出すかどうかは、不明だが現地人の依頼により、またしてもこのオニコンブとの戦闘を強いられる我々キャラバン隊であった！！

内陸部に昆布が闊歩しているとはいえ、希少石なるものの存在すらここでは感じることはできない・・・

誰が言った訳でもないが、我々にはそう聞こえ確信があった！！

トンネルを発見した我々を待ち受けていたものは、猛毒を持つ蜘蛛であった！！
タランチュラ・・・イアルにも多く生息しているこの蜘蛛は、飼いならせばデュエルでは活躍することは多く知られていることだろう・・・

今はビーストに目を向けている場合ではなかった！！！

そして、我々Victoryキャラバン隊はついに発見したのである！！
トンネルのその奥に実在した、ダンジョン・・・
その名も、ニイ島の戦域！！
かくして我々Victoryキャラバン隊は、希少石の確保へと向けてようやく目途が立った・・・そう思えた瞬間であった・・・

現地人に管理されていた、ニイ島の戦域では入るためにはチケットが必要らしい・・・
あらかじめ神（運営）によりもたらされたチケットはあるものの、入手困難だと聞く希少石・・・手持ちのチケットでは心許ないのは言うまでもなく・・・
我々はニイ島上陸以来、現地人の依頼などで得ていた現地通貨（ニイ島コイン）を使って上限である20枚のチケットの購入も行った。

我々は心の高鳴りが抑えられなくなっていた・・・
ニイ島戦域内のビーストはさほど強くなく・・・いける・・・いけるぞ！！
ダンジョン内をくまなく捜索した結果、宝箱とは別に、採取可能なものがランダムで3個・・・各周回ごとに場所を変えながら発生しているようである・・・

見た目は鉱石のようだが・・・
金塊・宝珠・各種ルーンなど・・・貴重品とも言えるものが得られるではないか・・・
期待が高まり、目の前の財宝に浮かれるキャラバン隊員たちは思った！！
この調子ならば、希少石が手に入るのも時間の問題だと！！

ダンジョン探索から、7週目・・・神（運営）よりもたらされたチケットは尽きた・・・
しかし、まだ希少石は我々の手元にはない・・・
情報を入手したところ、9週程度で希少石を手にしたとの報が届く！！
もうすぐだ・・・そう・・・誰もがそう思った・・・

13週目・・・おかしい・・・希少石が何処にも見当たらない・・・・

17週目・・・我々は何かを見落としているのではないか？・・・
しかし、ダンジョン内での採取は1週につき、3個までのはず・・・
3個拾ったつもりでいるだけではないのか？！　本当に3個拾っているのか？！
隊員たちの、焦りや、苛立ち、疲労は隠せなくなっていた・・・

19週目・・・希少石・・・その存在すらおぼろげである・・・
しかし、我々の手元には確かに希少石はある！！　1つだ・・・神（運営）よりもたらされた唯一の希少石・・・

情報では、20週のうちに２～３個の希少石を得ている者もいるらしいとのこと・・・
そんな馬鹿な・・・
我々には、まだ一つさえ採取できていないというのに・・・
これは何かの間違いだ・・・3個拾っているつもりが、全く拾っていなかったんではないか？！
キャラバン内でも混乱と困惑に満ち溢れていた・・・

20週・・・ある意味、節目となるような数字ではある。
現地通貨を用いて入手した20枚のチケット・・・
それがこの数字の意味するところである。

我々は20週目にかけた・・・
変容な面に、異常なる姿のビースト達を倒し、立ちはだかる柵を次々と開放していった・・・
宝箱も順調に回収していった・・・
そして、鉱石の採取も・・・・
１つ・・・
２つ・・・

ダンジョン内のボスを倒し、最後の宝箱と
3つ目の鉱石の採取・・・

我々は未だ、希少石を自力で手にはしていない・・・
しかし・・・
終わりではない・・・
まだ、可能性は残されてるのだ・・・
そう、チケットの続く限り・・・