堕天使ケイの旅日誌

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大吐血、緊急入院中2


病室に上がっても、腫瘍からの出血は、まだダラダラ出ている。
それを細いチューブでサクション(吸引)しながら、
血圧が40/0(血圧計では測れない状態、いわゆるショック状態)
一度は、右目の対光反射が消失し、散瞳(6mm)
「それ、お前、死んでるやん」と冷静に聞いている医師の自分が少し怖いわ」
その状態のため、病室だけで、点滴50本刺されたが、ショック状態なので
全て失敗。
処置する事、12:30、大分腫瘍からの出血が収まってきたため、
そのまま、経過観察。
外来でも、最初にDNAR(心臓、呼吸が止まっても、心臓マッサージ、気管内挿管はしないと言ってあるので、まぁ、一番厄介な患者であろう、しかも30年以上大ベテランである)
病室には、別居中の家内と早稲田2年の長男が、上の長女は2日後の再試のため
それのため、来れない(北里の獣医学部にいるてめ、青森からは、すぐには)
それから、寝たのだろうか?
17時には、バイタルも落ち着いて、
19時には、自分の足で歩いてる。
一度、確実に死んだ人間の生命力とは思えない。
まぁ、ポルシェで170kmで東名でトラックにぶつかっても
ノーブレーキでゲレンデで60kmdで電柱にぶつかっても無傷なのだから
俺の生命力は、大したものだろう。
(続く)




堕天使ケイ

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