にっしいの旅日誌

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ディスプレイの話


 そろそろ買い替えの時期に入ったので注文した。いいものという縛りで値段を度外視するとEIZO一択だ。しかし昨今のディスプレイは解像度、サイズの進化が激しく、高くないもので買い替え時期を早めた方がよいと考えた。日本製液晶が少なくなって「末永く使うこと」よりも「使い捨て」感が強くなった。

 大画面でやすいものはドットピッチが0.31㎜が多い。ソフト開発は0.26㎜を想定して作られているものが多いので、ドットピッチが広くなると文字にかくつきがあらわれる。その妥協点としてよく0.74㎜が採用される。もちろん0.26㎜大画面もあるが、その場合4kが標準で値段が高くなる。

 安く買うためには、0.26㎜で24インチ以下に抑えるか、0.31㎜で27インチにするかという選択だ。結論的に0.31㎜で27インチにした。買い替えに当たって性能的には、輝度もコントラストも買い替え前よりも高いものにする。コントラストはたいてい買い替え前(今使っているもの)より高い。輝度は今使っているのが250 cdなので300 cdのものを選んだ。別に250cdでも何ら不満はないけどせっかく買い替えるのだから高くした。要するに気分の問題だ。

 ゲーミングディスプレイではないものにした。特化すると値段が上がるうえ、寿命も長くない。さらに今使っているのが応答速度16msなので現行のものはだいたい今より 速く、ゲーミングに特化する必要を感じなかった。

 ちなみに応答速度自体はTN、VA、IPSの順に速くなる。なのにIPSが選ばれるのは視野角が広い以外にほかの二つより「中間色の応答速度」が速いからだ。日常使ううえでこれは大切で、IPSに目が慣れると他の二つは動画にシャープさが欠ける。

 そこまで考えてから価格どっとこむで調べると、意外なことに該当ディスプレイは一つしかなかった。HPのものである。しかも他のものより安かった。ただ入荷時期が「ひと月以上」ってなんだこりゃ。サポートに電話して入荷時期をきくとシステム障害で受注ができないとか。「じゃあ 障害が治ってからの注文がいいですね」というと予約の列があるので「予約だけして解約すれば問題ない」とのこと。それで予約はしたけど、当然長すぎて失念していた。

 メールが来てもうすぐ発注とのこと。諸元を観ていて気になることがあったけど長すぎてどうでもよくなっていた。(笑い)気になったことは使用できる温度。普通、0-40度が多い。このディスプレイは5-35度だった。0-40だと、まずはみ出て使うことはないけど、5-35だとあるよね。まあいいかと思った。使って壊れたら勉強だと思えばいいし、ふつう「ぎりぎりには設定していない」のでレンジには余裕があるだろう。今週内には届く予定。


にっしい

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