イアルは丸かった三部作、最終章です。
勢いが大事なので、推敲もそこそこに。
勢いが大事なので、推敲もそこそこに。
第一回では造船事情と言いますか、各種族保有の推進技術について論じました。第二回では既にイアルが球体であることを多少強引ながらも定義付けしたとともに、コラプタシロアリ説を提唱したのもまた皆様のご承知の通りです。携帯で、下書きせずに考えながら書き進めていきます。たまに違和感を覚える箇所があったとしても御笑納くださいねw
この最終章で試みるのは、地図、気候、技術そして球体であることを加味しながら、私たちの楽しむイアル世界の未来について論じるということです。
変態は変態なりに物語に期待するところもありますし、運営さんが設定している世界観を尊重しつつ、その中での最適解を探すという作業です。
ここまで全く中身のないことを書いていますが、賢明かつ辛抱強い読者の皆さまがお気付きの通り、このままのノリで進みます。しかもスクショを使わないというくっだらないほど冗長な回ですから、引き返すなら今ですぜお客さん?
運営さんが設定している世界観で重要なことのうち、本論に関係するものは次の点です。
A) イアルが球体であることは奇説の域を出ていない
B) 私たちが冒険しているプロクシマ超大陸の外洋はスフィラが乱れているためスフィラ船は支障を来し、まともに航海できない
C) スフィラの問題がなくとも、大型ビーストが外洋を支配しておりリスクが高い
D) キャラバンもスフィラを利用しているので外洋を超えることはできない
上記に対して私自身の理解は次の通りです。アルファベットの大文字には小文字のものが対比しています。
a) イアルは球体
b) スフィラ船はエルフ固有の技術であり、多種族はスフィラに依存していない
c) (検討不足によりこの段階ではノーアイデア)
d) ハイボのキャラバンは家出して海の向こうを目指している
各前提に対して、C)以外は概ね反論できていると言って良いでしょう。C)についてのみ本稿でカバーします。
D)はただの洒落なので以後は割愛します(; ・`д・´)ユルシテ
私たちの物語は、いずれ外洋に船出するべきという仮説を立てています。なぜならばコラプタシロアリのように兎に角、数的優位を持っていそうな敵役の存在、プロクシマ超大陸だけでは収まりきらないほどスケールの大きい話をしているエニグマ禍のことを考えるに、やはり今の大陸だけで収まると考える方が不自然だからです。
もし外洋以降のエリアがない世界で行われているとしたら、とてもではありませんが離島とも言えるモッフー、じゃない、ゲッシーエリアが持続できるとも思えませんし、白爪騎士団やリザードマン部隊の局所的な努力でどうにかなるレベルですらない筈です。おそらく、シロアリにとってもプロクシマ超大陸が遠征の対象であり、少なからず攻略するのに手間がかかっているものと考えるべきでしょう。
ノーファスライルの環が現在重視している戦略は、エニグマの攻略ですね。エニグマは倒せる存在である。これを再確認することが士気の上でも重要ですから、各国各種族のリーダーが採用するプランAとしては最適解であろうと愚考します。
ただしこれは受け身戦略であって、防衛の一環にしか過ぎません。どこかで積極的戦略に転換し、敵の根元を叩くことを考えなければ、物語として本当のフィナーレを迎えるのは難しいのではないでしょうか。
無論、エニグマに突入すること自体が尋常じゃない勇気と知略がなければ成し得ない偉業である事は疑う余地がないのですが、「出現したエニグマに対抗する」よりも「そもそも出現できないようにする」事の方が最終的解決に繋がるのは言うまでもありません。
シロアリも同じ事です。現在は各国の兵力は各国管理となっており(独立国ですから当然ですね)、攻めてくるシロアリ軍団を各個撃破しているだけにしか過ぎません。リザードマンに至っては城壁戦術で半籠城状態の我慢比べってところです。根元を叩きたいですね。破壊と創造のルーチンから脱して、持続的に成長する道を早く歩み始めたいものです。
そんなこんなで、船舶推進技術、地図・気候とノーファスライルの環がリンクします。
ドワーフの持つ蒸気機関技術とヒューマンの持つスフィラ改質技術の融合によって、外洋で荒ぶるスフィラの影響を最小化しつつ、それでも最低限利用する事で航海を楽なものとできないでしょうか。オークさんは最悪泳いで行くとか言いそうですが、大人しく乗っててもらいましょう。何しろ貴重な脳筋戦力ですから。皮下脂肪も薄くて沈んじゃいそうですしね。他方、エルフは面白くないでしょうね、自らのこだわりを捨てることが、かの種族に必要な唯一の改善かもしれません。 ゲッシーとリザードマンはそれぞれの強みをいかんなく発揮していただきたいですね。
さてそうは言っても、各種族が知恵と技術を持ち寄り共同開発するには、EUだとかTPPだとかとは比較にならないレベルの合意が必要そうです。幸いにしてイアル世界はまだ独裁的な政治体制が通用していますからそれはそれでなんとかなりますか。オークではゾルバ王の求心力が著しく低下しているのが気掛かりではあります。国内政治が複雑な状態である事までシナリオに織り込んでいる運営、流石です。
少し強引ですが、合意されたとしましょう。船舶技術の根幹はドワーフ船であるべきです。しかしながら、ドワーフエリアから出航できるような、外洋に通じた港は存在しないと推定されます。極地であり、海が氷で閉ざされているからですね。気候から考えても鋼材を取り扱う造船技術は寒冷地で非効率になるため、ドワーフエリアでの外航船の建造は選択肢から外れそうです。今まではあくまでも内海限定だからこそだったんでしょうね。
工業発展度合いを考慮する必要がありますので、次なる造船候補地はヒューマンエリア確定で良いでしょう。
それまでの間にヒューマンエリアでは三国志状態の三国、およびトランブル太守国等の周辺ミニ国家は丁寧に同盟関係または休戦協定を結ぶ必要があります。造船事業開発や、エニグマまたはシロアリへの対抗措置を講じる間に背後から襲われてはひとたまりもありませんからね!大型ビーストに勝るためには数が必要ですから、さぞかし大量の資源、予算と労力をかけることになるでしょう。こうして攻略のためのプロクシマ超大陸連合艦隊を組成するのです。
変な形で時事問題を絡めて恐縮ですが、こうした時の艦隊に不可欠な要素があります。空母です。私たちのキャラバンはどうやら外洋上を自らの機関で飛ぶことができませんが、「エニグマまたはシロアリの拠点は陸地である」として良いのであれば、その未知の大地まで到達しさえすればキャラバンとしての機能を十分に果たすことができるようになるでしょう。少なくともコラプタが陸上生物であり、魔獣が陸地に出現する状況証拠からそのように仮定して差し支え無いと考えます。
イアルは球体です。東のコラプタ、西のエニグマだったとしましょう。問題ありません。ぐるっと回ればいいんです。おそらく連合艦隊は途中でイアルが球体であることを否応もなく知ることになるのでしょう。そこにはいろんな出会いがあるはずであり、きっと別れもあるでしょうね。
そんなイアルでハッピーエンドを迎えるために日々私たちは楽しんでいます。今夜も、明日も、きっと明後日もログインします。このようなゲームである以上は、避けようのない別れにも直面しますが、それよりも多くの出会いがあります。
なんでこんな話になっているかというと、そろそろ私がイアルの冒険を始めてから1年経つからです。早いですねー。ビビります。ちょうど1年経つ頃にこういう日誌を始めたのも何かの縁ですし、これらを通じて一気に私のイアル世界は広がりを見せました。新しい友人との出会いです。
イアルは丸かったシリーズ、いかがでしたでしょうか。ストーリーの根幹に関わる部分は運営さんの特権ですから、私がこのような場を利用するのはこれぐらいが精一杯ではないかと思います。楽しんでくださる方達の期待に少しでも応えられてるとするならば、この試みは成功したということでしょうし、私自身がキャラストの楽しみ方をもう一つ見つけたということなのでしょう。
ギルメン、フレ、読者の皆さん、運営さんに感謝をし、本研究はここで打ち止めとさせていただきます。流石にネタ切れですから、こういう形での日誌は暫くお預けかもしれませんw
ぼやけた長文にお付き合いくださり有難うございました。
また日誌とイアルでお会いしましょう!
Highball
コメント
この発言は削除されました(2019/07/14 03:00) 1
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Highball
ID: iavzxk4jek76
>> 1
ことりさん、いつもコメントくださりありがとうございます😊
キャラバン家出ネタも織り込めたし、いろいろな伏線(笑)の回収もできたので、本人としてはいたく満足していますw
一年の節目にことりさんや日誌にコメントくれる方達との接点ができて、とても感謝してます!
風景や、よもやま話で日誌はアップしますし、これだ!と思えるようなネタで変態日誌も狙いたいので、その際にはまた楽しんでもらえればなお嬉しいです。
キャラバン幼生の星5進化はライフワークになりそうですがwww
3
そこに桃矢❀
ID: ee6an4skit46
お疲れ様です♡
楽しい研究をいつもありがとうございますヾ(*´∀`*)ノ
4
Highball
ID: iavzxk4jek76
>> 3
桃矢さん、ありがとうございます😊
次からはもう少し肩の力を抜いたゆるゆる日誌に戻りたいと思いまーすw