riccaの旅日誌

公開

【雑日誌】初冬の夜長に


こんにちは。「Noah'sArk」りっかです。

サンタレイドとビースト周りに励んでいる今日この頃。
サンタはなかなか倒されてくれませんね……。1度くらいなんとか、と思うわけなのですが。


****


さて。
ビーストを回すのは暇なので、また積ん読本の消化です。
「豊饒の海」2作目「奔馬」。三島由紀夫です。

三島作品は、りっかにとっては当たり外れがあって、鼻白むことも多いのですが。
やっぱり、「豊饒の海」は違う。すごいです。面白い。

たまにこういう小説体験があって、1度目は中学生の頃、「砂の女」安部公房、2度目は大学生の頃、「罪と罰」ドストエフスキーでした。

ものすごく分厚く手応え深い小説世界があって、自分の中を沸々と隙間なく刺激され呼び覚まされるというような。
そこで読んでいるのは筋立てではないのに、同時に筋立てにも心惹かれる。

なるほど、時に洗われて名作とされるものは、そう称されるだけのものがある。
本当にとんでもないなあと感服しつつ、こういう出会いは僥倖だと思うわけです。なかなかないからね。

大人になるというのは、意図せずとも確かに「舌が肥える」ことを伴っていて、しかも「量は質に転化する」。
なかなか満足しなくなってきて随分経つので、いきおい目先は新奇味よりも定評に向いていく。
これを「老い」と言うのでしょうなあー!!はっはっは。寄る年波よ、どんと来い!!

クリスマスイベント、変に矛先が散乱してる感があって、精神集中できないのが不満ではあるのですが。
だからこんな風な愉しさが並行して得られると思えれば、また良いものです。





ricca

コメント

1

テオ

ID: xzztd5hag7zt

またそんな精神のみお年を召してw
三島かー
読まんな!!

まあ……機会があれば…………。
森先生をちゃっちゃと読みまするゆえー。

2

ricca

ID: 9ezk2z3ywtd6

>> 1
精神のみお年をてww

森先生、存分に楽しんでくだされー!!!