１．年末ムードも一層醸成されてきた今日この頃、みなさま元気にお過ごしでしょうか。私は元気です。

　さて、先日漫然とテレビを眺めていたら、大学入学共通テストの記述式問題出題延期のニュースが流れてきた。急な方針変更に不満を垂れる予備校関係者が映っていたが、いつの世も一番困るのは制度に振り回されるしかない受験生なのである。
　大学入学共通テストの話はさておき、今回の一連のニュースで自身が過去に受けたセンター試験を思い出したという人も少なく無いだろう。キャラストをやっているとセンター試験どころか、どうやら旧制度である共通一次試験世代とおぼしき諸先輩方もちらほらと散見するのであるが、このような間口の広さ、年齢層の幅広さは他にはあまり無いキャラスト独自の強みといって良いのではないか。確かに活気という意味では若年層が主流のゲームに分がある。しかし、そういうゲームのワルチャを見た事がある人なら分かると思うが、まぁ酷いの一言。キャラストしかやったことない人があれを見たら卒倒するんじゃないだろうか。

２．かくいう私も既に受験から遠ざかって久しいのであるが、上記のニュースを観たということもあり、本屋に立ち寄った折、久方ぶりにセンター試験の過去問を手にとってみた。てきとーにパラパラめくって読んでいたところ、２０１２年度英語第６問のテーマである「procrastination（ぷろくらすてぃねーしょん）」という単語が偶然目に留まった。
　上記の単語はやるべきことをやらずに延期すること（要するに「先延ばし」）という意味の単語であるが、いわゆる受験レベルを超える難語である。どうやら文章中の説明から語句の意味を推測させるという意図のようであるが、その中で少しでも受験生の興味を引くテーマを出したいという出題者の意欲を感じる出題である。なんか予備校が出す寸評のようだが。

３．それはさておき、ふと日常を見渡してみると、大掃除や年賀状の作成、年末年始用の買い物、筋トレやダイエット、レポートに卒論、受験・資格試験の勉強、資料の作成等々、やらなければいけないがついつい先延ばしにしてしまいがちなことが世の中には溢れている。何かと忙しい年末なら尚のことだろう。そして、リアルの忙しさが波及するようにイアルでも先延ばしにしてしまう事が増えてしまいがちである。しかし、先延ばしはやるべきことに優先順位を付けることによって多少緩和されるので、まずは一度立ち止まり、優先順位を明確にすると良いだろう。

４．最近ますます寒さが厳しくなり、巷ではインフルエンザも絶賛流行中である。クエ消化で夜更かしするあまり体調を崩すなどなさらぬよう、気を付けて年越しまでお過ごし願いたい。
　あぼがどは、クリスマスも頑張る受験生と中高年を応援しています。


＊SSは自身が招いたぷろくらすてぃねーしょんに呆然自失するの図

以上。